第九話 上級弓術と|戦技《アーツ》
翌朝。
目を覚ました私は、宿の部屋で大きく伸びをした。
「今日は黒鋼岩地」
昨日E級へ昇格して、そのまま受注した調査依頼。
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《Eランク調査依頼》
《黒鋼岩地周辺調査》
・周辺魔物の確認
・鉱脈状況の確認
・街道安全調査
確認対象
《鋼刃蟷螂》
《黒鋼鉱》
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どちらも欲しい。
特に《鋼刃蟷螂の鎌刃》と《黒鋼鉱》。
新しい剣を作るための素材だ。
装備を整える。
《剛猪毛鎧下》。
《剛猪革鎧》。
腰には《剛牙鉄剣》。
左腕には《剛猪小盾》。
そして。
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《剛骨牙弓》
品質:上質
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「今日もこれ使おう」
昨日の昇格試験で初めて本格的に使ってみたけれど、弓での狩りは思った以上に楽しかった。
遠くから見つける。
狙う。
射る。
命中する。
近接戦闘とは違う楽しさがある。
それに《自動補充矢筒》のおかげで、矢筒から使った分は《インベントリ》から自動補充される。
「でも……」
そこで、ふと気づく。
「《弓術》ってLv10だったよね?」
ステータスを開いた。
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《剣術》Lv10 MAX
《盾術》Lv10 MAX
《弓術》Lv10 MAX
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「MAX?」
レベル十で終わりという意味ではない。
表示を詳しく確認する。
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《技能進化》
初級技能はLv10で成長上限に到達します。
一定の条件を満たすことで、
対応する上級技能が解放されます。
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「あ、やっぱり次がある」
そうでないとおかしいと思った。
さらに一覧を確認すると。
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《剣術》Lv10 MAX
↓
《上級剣術》Lv10
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《盾術》Lv10 MAX
↓
《上級盾術》Lv10
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「あ」
この二つは昨日までにまとめて取得した上位スキルの中に入っていた。
百五十種類も一気に取得したから、細かいところまで確認していなかった。
そして弓術。
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《弓術》Lv10 MAX
上位技能解放条件
・《弓術》Lv10
・弓による実戦経験
・一定以上の命中実績
条件達成
《上級弓術》
解放
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「昨日の試験かな」
フォレストウルフを遠距離から撃った。
アーマーボアにも使った。
実戦経験が条件だったらしい。
「じゃあ取ろう」
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《上級弓術》Lv10
取得・強化完了
消費SP:10
残存SP:27,420
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「これでいい」
さらに説明が続く。
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《技能系統》
《剣術》
↓
《上級剣術》
↓
???
《弓術》
↓
《上級弓術》
↓
???
《盾術》
↓
《上級盾術》
↓
???
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「まだ先もあるんだ」
上級で終わりではない。
条件を満たせば、さらに上位の技能へ進化するらしい。
「楽しみ」
そして武器技能が進化したことで、新しい表示まで増えていた。
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《戦技》
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「こっちも増えてる」
まず剣。
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《剣術系戦技》
初級
《一閃》
《連斬》
《剛断》
《穿突》
《受流斬》
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上級
《瞬閃》
一瞬で間合いを詰め、
高速斬撃を放つ。
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《疾風連斬》
高速移動しながら
複数の斬撃を連続して放つ。
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《断鋼》
硬質な外皮・甲殻・金属防具への
斬撃性能を大幅に高める。
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《旋牙斬》
身体を回転させ、
周囲を薙ぎ払う広範囲斬撃。
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《反月》
敵の攻撃を見切り、
回避と同時に反撃を放つ。
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「《断鋼》いいな」
今日戦う予定の《鋼刃蟷螂》にも使えそうだ。
次は弓。
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《弓術系戦技》
初級
《速射》
《三連射》
《強射》
《貫通矢》
《曲射》
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上級
《瞬速射》
照準から射撃までを極限まで短縮する
高速射撃。
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《五連射》
五本の矢を高速で連続射撃する。
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《穿甲矢》
高い貫通力を持つ一射。
硬質外皮・甲殻・鎧への
攻撃性能が大幅に上昇する。
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《五月雨》
複数の矢を上空へ放ち、
広範囲へ降り注がせる。
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《鷹眼射》
遠距離の一点へ狙いを集中し、
命中精度と威力を大幅に高める。
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「……弓、すごく楽しそう」
昨日よりさらに撃ちたくなった。
「今日はいっぱい試そう」
最後に黒い布マスクを着ける。
準備完了。
◇◇◇
王都西門を抜ける。
ルミナス丘陵を通り、西ルミナス森林の北側を抜けて《黒鋼岩地》を目指す。
移動中も《自動収集》は絶好調だった。
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《薬草》×60
《魔力草》×40
《森薬草》×50
《香草》×30
《鉄鉱石》×90
《銅鉱石》×60
《魔晶砂》×50
《創晶石》×24
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「順調」
そのまま《上級索敵》を使う。
「いた」
森の向こう。
距離は約百八十メートル。
五体。
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《フォレストウルフ》
Lv14~17
×5
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「試してみよう」
《剛骨牙弓》を構える。
矢筒から鉄矢を一本抜く。
「《瞬速射》」
シュッ!
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《フォレストウルフ》
討伐
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「速っ!」
《速射》よりさらに速い。
狙ったと思った次の瞬間には、もう矢が飛んでいる。
「次、《五連射》!」
五本の矢を素早く取る。
身体が戦技に導かれるように動く。
シュッ!
シュッ!
シュッ!
シュッ!
シュッ!
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《フォレストウルフ》
×4
討伐
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「あ、五本目余った」
敵は四体だった。
五本目の矢だけ木へ突き刺さった。
「……ちょっともったいない」
でも《インベントリ》にはまだ大量にある。
それに。
シュン。
矢筒にはすぐ補充された。
「便利」
もっと敵を探す。
◇◇◇
その後も移動しながら弓で狩った。
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《ブルースライム》×18
《角兎》×24
《フォレストウルフ》×17
《アーマーボア》×6
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アーマーボアを見つける。
距離二百メートル。
「ちょうどいい」
硬い正面外皮。
今までなら《貫通矢》を使うところだけど。
「《穿甲矢》」
矢をつがえる。
狙う。
放つ。
ドンッ!
「ブオオッ!」
鉄矢が正面の硬皮を貫通した。
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《アーマーボア》
討伐
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「一発……」
上級戦技は明らかに強い。
「じゃあ遠距離も」
さらに先。
約三百メートル。
アーマーボアが一体。
普通ならかなり狙いづらい距離。
「《鷹眼射》」
視界が一点へ集中する。
《遠視》。
《精密射撃》。
《軌道予測》。
全部が噛み合う。
矢を放った。
シュウッ!
一直線。
頭部へ命中。
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《アーマーボア》
討伐
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「……これ好き」
かなり好き。
遠くにいる魔物を一発で仕留める感覚。
「弓、もっと強いの欲しいな」
まだ《ボア・コンポジットボウ》を作ったばかりなのに。
でも新しい素材が手に入れば、また作ればいい。
◇◇◇
昼前。
森林が途切れた。
黒っぽい岩肌。
低い岩山。
乾いた風。
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《黒鋼岩地》
王都西部に存在する岩山地帯。
鉄鉱石を中心に、
複数の金属鉱脈が存在する。
一部では
《黒鋼鉱》が産出する。
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「着いた」
《採掘幸運》。
《レア素材発見》。
《上級鑑定》。
《上級索敵》。
少し進むだけで素材が次々と見つかる。
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《鉄鉱石》×120
《魔晶砂》×60
《創晶石》×36
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さらに岩壁。
黒灰色の鉱脈が見える。
「これだ」
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《黒鋼鉱》
分類:金属鉱石
品質:普通
通常の鉄より硬く、
粘りにも優れた上位鉄系素材。
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「《採掘》」
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《黒鋼鉱》×180
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《採掘幸運》
《素材品質上昇》
発動
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《黒鋼鉱》
品質:良質
×24
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「良質もある!」
剣に使うなら、もちろん良質を使いたい。
さらに探そうとした瞬間。
《危険察知》。
「上!」
横へ跳ぶ。
ガギンッ!
地面へ巨大な鎌が突き刺さった。
岩の上に大型の蟷螂。
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《鋼刃蟷螂》
Lv29
種族:蟲系魔物
危険度:中
鋼のように硬く鋭い
鎌状の前脚を持つ大型魔物。
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「来た」
欲しかった素材。
鋼刃蟷螂が飛び降りる。
両腕の鎌を振るう。
速い。
でも今の私にははっきり見える。
「まず弓」
距離を取る。
構える。
「《穿甲矢》!」
ドシュッ!
矢が外殻へ突き刺さる。
貫通。
「効いた」
鋼刃蟷螂が一気に距離を詰めてくる。
なら。
弓を《インベントリ》へ収納。
剣を抜く。
ガキンッ!
巨大な鎌を受け流す。
「《断鋼》!」
ザンッ!
硬い外殻へ剣が深く食い込んだ。
「これも強い!」
もう一方の鎌。
《見切り》。
かわす。
「《瞬閃》!」
一気に踏み込む。
銀灰色の剣閃。
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《鋼刃蟷螂》
討伐
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「上級剣術もいい」
剣も弓も、技能が進化すると戦い方そのものが変わる。
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《自動収集》
発動
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《鋼刃蟷螂の鎌刃》×20
《鋼刃蟷螂の外殻》×30
《鋼刃蟷螂の脚》×40
《鋼刃蟷螂の魔石》×10
鋼刃蟷螂の遺骸
収納完了
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さらに。
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《レアドロップ》
《鋭刃核》×1
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「出た!」
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《鋭刃核》
分類:希少魔物素材
品質:良質
斬撃性能
切れ味
刃持ち
貫通性能
を大きく向上させる武器素材。
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「ブラック・ファングに使おう」
《インベントリ》へ収納する。
その直後。
《上級索敵》へ大量の反応。
「十六体」
崖。
岩陰。
岩山の上。
鋼刃蟷螂が次々と姿を現した。
「ちょうどいい」
私は笑って弓を取り出す。
「新しい戦技、いっぱい試せる」
矢をつがえる。
「《五連射》!」
五本の矢が飛ぶ。
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討伐
討伐
討伐
討伐
討伐
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「おおっ!」
次。
「《穿甲矢》!」
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討伐
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さらに複数が固まった。
「《五月雨》!」
何本もの矢を上空へ放つ。
高く舞い上がった矢が、一斉に鋼刃蟷螂へ降り注いだ。
ドドドドドッ!
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《鋼刃蟷螂》
×6
討伐
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「楽しい!」
矢を撃つ。
矢筒へ自動補充。
また撃つ。
遠くなら《鷹眼射》。
硬い個体なら《穿甲矢》。
複数なら《五連射》や《五月雨》。
「弓ってこんなに楽しかったんだ」
剣とは全然違う。
狩っている感覚が強い。
◇◇◇
一時間後。
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《本日の討伐記録》
《ブルースライム》×18
《角兎》×24
《フォレストウルフ》×17
《アーマーボア》×6
《鋼刃蟷螂》×27
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そして。
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《レベルアップ》
Lv30
↓
Lv41
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「十一レベル」
《女神の加護》による獲得経験値十倍。
さらに《必要経験値減少Lv10》。
かなり速い。
武器技能の熟練度も一気に増えていた。
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《女神の加護》
獲得技能熟練度10倍
獲得戦技熟練度10倍
適用
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《上級弓術》
熟練度上昇
《上級剣術》
熟練度上昇
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《瞬速射》
《五連射》
《穿甲矢》
《五月雨》
《鷹眼射》
《断鋼》
《瞬閃》
熟練度上昇
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「この先の技能も早く見てみたい」
《上級弓術》のさらに先。
《上級剣術》のさらに先。
まだ名前すら表示されていない上位技能。
「いっぱい戦えば、そのうち解放されるかな」
だったら戦う理由がまた一つ増えた。
最後に素材を確認する。
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《黒鋼岩地・主な獲得素材》
《黒鋼鉱》×640
《黒鋼鉱》・良質×82
《鉄鉱石》×380
《魔晶砂》×170
《創晶石》×126
《鋼刃蟷螂の鎌刃》×540
《鋼刃蟷螂の外殻》×810
《鋼刃蟷螂の魔石》×270
《鋭刃核》×4
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「十分」
黒鋼。
鋼刃蟷螂の鎌刃。
鋭刃核。
アルケリウム。
欲しかった物は全部揃った。
「帰ったら作ろう」
黒灰色の刀身。
やや幅広。
少し長めの中型片刃剣。
頭の中には、もう完成形が浮かんでいる。
「《黒鋼刃剣》」
今の剣とは別に、新しく作る。
そして。
私は手に持った《ボア・コンポジットボウ》を見る。
「弓も、もっと強くしたいな」
新しい剣を作るために来たはずなのに、弓で狩る楽しさまで覚えてしまった。
魔物を倒す。
素材を集める。
新しい装備を作る。
その装備で、もっと強い魔物を狩る。
「この世界、やっぱり楽しい」
黒い布マスクの下で笑いながら、私は黒鋼岩地のさらに先へ視線を向けた。




