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二度死ぬ彼女は雑草の姿をした魔法使い~マルス適合者~【PV10000感謝】  作者: しがない草
第十二章 日常生活と魔界のお触れ

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第116話 気まぐれな再会

 魔力提供会の帰り際。ユラ達が学校へと帰っていくとその道中で見知った顔を見かける。


「カサギさん!いたんですね」

「やあ久しぶりだね雑草ちゃん」

「すみません今その名前で呼ぶのはちょっと……」

「?……ああ、そうだったね」


 ユラが他の生徒達から離れた場所でその名を呼ぶと相変わらずの姿勢で。飄々とした姿のカサギがこちらへと向き話し込む。


「それで?その後はどうなんだい?」

「どう……って何がですか?」

「恋愛観の話だよ」

「……はあ」


 相変わらずだなと1人納得するとユラはニコリと笑い返す。恋愛観。また難しいお題を出してくるなと思うと今度は別の見知った人物から大きな声で話しかけられた。


「このオレガノ・バルガレもいるぞ!」

「オレガノさん!?」

「ちょっと!!あたしにも紹介してよ!!」


 するといつの間に来たのか。ユラだけこんなイケメンばかり知っててずるいと話すとふくれっ面になるミオリオ。そうは言われても全員マルス関係で知り合った人物だ。どう紹介していいのか分からないユラがしどろもどろになると助け舟を出すかのように。クロノス先生がユラ達に対しこう呼びかける。


「おい、何をやっている!置いていくぞ!」

「はーい!じゃあまたね!金髪のイケメンさん」

「ではまた!」


 そう言うと軽くお辞儀をしてその場を去っていくユラとミオリオ。その姿が何とも可愛らしく見えたカサギ達は思わず手を振る。


「……俺達にもあんな時期がありましたね」

「そうだな……おっと悪い!時間のようだ」


 オレガノが腕時計を見たままそう言うとその場から離れていく。さてそろそろこちらも時間のようだ。そう言うと颯爽と駆け出し持ち場へと戻っていくカサギ達であった。

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