第49話 残酷な教師のテーゼ②
「くっふうっ」
白尾は勝利の笑みを禁じ得ない。もはや籠の鳥だ。容姿端麗な女子生徒が、頬を絶望の涙で濡らし、反抗の芽を摘まれ、従順なペットと化している。たまらず白尾は腰のベルトを緩めた。順風満帆だ。このまま——いやダメか。まだ早い。ここまで順調なんだ。まずは脱がせて写真や動画を撮影する。今後のために、形に残る傷を確実に手に入れておかなければ。
ようやく巴がブラウスのボタンを外し終えた。
「こっちを向きなさい」
髪から手を放し、優しく導くように言う。恐る恐るといった様子で巴が振り返ると、はだけたブラウスの隙間からブラジャーが見えた。色は黒——。
「いい子だ。偉いぞ?」
今度はスカートからすらりと伸びた脚に目を向ける。
「下は手伝ってやるからな」
言うなり、白尾は巴のスカートをたくし上げた。こちらも黒。
「あっ」反射的にスカートを抑えようとした巴に対し、
「そういうのはよくないなあ」バシッと白尾は頬を引っ叩く。
「————」
ショックを受けたような表情。ここまで明確な暴力を受けたのは初めてだったか。打撃としても威力があったため、体格で劣る少女は数歩、バランスを欠いてよろけた。だが倒れるには至らず、無防備にも立ち尽くす。そのままで、などと言いながら白尾は巴のスカートの中に両手を入れ、一気に下着を引きずり下ろした。
「!!」
一瞬の後、何が起きたか理解した巴が弱々しい悲鳴を上げる。
「いや……っ」
しかし抵抗にはほど遠く、白尾に巴を解放する気はない。白く眩しい両脚に目を細めながら、それらをしっかりと押さえつける。
「じっとして」
そしてゆっくりと、太ももから陰部へ手を這わす。撫でるような、舐めるような手つき。もう頼りないスカートしか行く手を阻むものはなく、難なく目的地へ辿り着く。
「や、やめ……」
涙声で懇願された。可哀想に、身体は震えているようだ。
羞恥。嫌悪。恐怖。それらのいずれか、あるいは全てか。彼女を蝕む感情はどれだろう?
——どれでもいいか。だって、結局たまらなく愛しいのだから。
白尾は一切の善性が排除された、醜悪な笑みを浮かべた。




