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男友達だと思ってたやつがなんかおかしい  作者: Саша


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109/114

109話

放課後。

家。


「……ただいま」


「ただいまー」


「……ただいま」


靴を脱いでリビングへ。

すとん


「……はい」


「もう何も言わん」


響が膝の上。

完全にいつも通り。


「順応したね」


秋山が笑う。


「諦めただけだ」


「で」


秋山がソファに座る。


「さっきの話」


「……ルールか」


「うん」


ぎゅっ


「……ここで話す」


「そのままかよ」


「いいでしょ」


「まぁいい」


少しだけ間。


「じゃあ一個目」


秋山が言う。


「学校」


「……ああ」


「キスはしない」


「……」


響が少しだけ止まる。


「……だめ?」


「ダメだろ」


「周りいるしね」


秋山がフォローする。


「……」


少しだけ考えて、


「……我慢する」


「えらいな」


「……家でやる」


「場所変えただけだな」


「次」


「上に座るのは?」


秋山が聞く。


「……やめる?」


「無理だろ」


「……やめない」


即答。


「だろうな」


「もういいんじゃない?」


秋山が言う。


「どうせやるし」


「……だな」


「じゃあ」


「座るのはOK」


「……うん」


少し嬉しそう。


「でも」


秋山が続ける。


「やりすぎない」


「……?」


「授業中とかはダメ」


「……うん」


「昼休みとかだけ」


「……守る」


「ほんとか?」


「……たぶん」


「怪しいな」


「次」


「嫌なことはちゃんと言う」


「……」


「これは大事」


秋山が真面目に言う。


「無理して合わせるの禁止」


「……」


「響も」


「……うん」


「東海林君も」


「……分かってる」


「最後」


「平等」


「……」


少しだけ空気が変わる。


「どっちかだけ特別とかなし」


「……」


響が少しだけ顔を上げる。


「……同じ?」


「同じ」


「……」


少しだけ考えて、


「……いい」


「ほんと?」


「……東海林さんが決めるなら」


「俺任せかよ」


「……うん」


ぎゅっ


「……でも」


小さく続ける。


「……ちゃんといるなら」


「……」


「……いい」


秋山がほっとした顔をする。


「じゃあ決まりだね」


「……あっさりだな」


「シンプルが一番」


「……だな」


ぎゅっ


「……東海林さん」


「ん?」


「……守る」


「守れよ」


「……うん」


秋山も軽く寄る。


「僕も守るよ」


「頼むわ」


そのまま三人でくっついたまま。

ただ甘えるだけじゃなくて少しだけ決めた関係に変わる。


「……東海林さん」


「ん?」


「……家ならいい?」


「何がだ」


「……キス」


「……まぁいい」


「……うん」


ちゅ


「早いな」


「ルール守ってるよ」


秋山が笑う。


「確かに」


そのまま少しだけ安心した空気の中で三人の距離は変わらず——


でも確実に前より整った形になっていった。

もし「面白かった」「続き読みたい」と思ってもらえたら、ブックマークや評価(☆☆☆☆☆→★★★★★)してもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!次の更新のやる気になります。

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