第四章黒霊集
※注意
今回は物語ではなく、第四章までの登場黒霊紹介です。
あれっ、こいつどんな敵だっけ? なんて時に作者が活用したりしなかったり。
ネタバレを含みますので要注意。
読み飛ばしても問題ありません。
◇飢餓の蟲道
黒霊名:大斧の牛機
保有霊刻印:『斧術LV3』『肉鎧LV3』『噴射LV2』
寂寞放牧地に生息する大斧の牛鬼がゴーレム化した姿。霊刻印がワンランク上のものとなり、基本スペックも上昇している。ボディだけでなく得物の大斧にも噴射口が備え付けられており、あらゆる動作が急加速する為、見た目以上に機敏。但し元々有していた『憤怒』がなくなり、攻撃力は低下――していると思いきや加速する分の威力が加わり、むしろ増している模様。大振りからの加速、その逆でディレイ攻撃なども繰り出す厭らしさも併せ持つ。ゴーレム特有の電撃が弱点であるポイントを除けば、非常にバランスが良い。
黒霊名:金棒の牛機
保有霊刻印:『棒術LV3』『肉鎧LV3』『噴射LV2』
寂寞放牧地に生息する金棒の牛鬼がゴーレム化した以下同文。
黒霊名:大剣の牛機
保有霊刻印:『剣術LV3』『肉鎧LV3』『噴射LV2』
寂寞放牧地に生息する大剣の牛鬼がゴーレム化した以下同文。
黒霊名:埋伏する絡繰蠍
保有霊刻印:『猛毒LV3』『穴掘LV3』『噴射LV2』
無限砂漠に生息する埋伏する毒蠍がゴーレム化した姿。原種は砂場を狩り場とし、その中に隠れ潜み獲物を待ち構える習性を持つ。砂中からの尾による奇襲、対象を猛毒で侵すのが基本戦術。噴射加速能力が備わった分、その戦術の凶悪性は増している――と思いきや、ボディの駆動音が喧しい、噴射時の黒煙が視覚化できるようになった弊害で、隠密性は低下してしまった。またステージギミックであるトンネルの回転に真っ先に巻き込まれ、例に漏れず電撃にも弱い。正直なところ微妙なゴーレム化である。
黒霊名:火食らい機竜
保有霊刻印:『息吹・炎LV3』『耐性・炎LV3』『飛行LV3』『噴射LV2』
飛竜の山に生息する火食らい飛竜がゴーレム化した姿。常に敵の上空での位置取りをし、距離を保ちつつブレス攻撃を行う。遠距離に対する攻撃手段がない場合、探索者は一方的に攻撃に晒され、逃げようにも高速化した飛行能力によってどこまでも追跡されてしまう。また何体かの群れで居る事が多く、発見されるとなし崩し的にそれら全体が牙を剥く事に。更には飛行能力を有する為にトンネルの回転にも強いと、ある意味で最も環境に適応した黒霊と言える。
黒霊名:苦熱の機竜
保有霊刻印:『照準LV5』『息吹・炎LV5』『吸収・炎LV4』『肉鎧LV5』『噴射LV3』
原初炎樹海に生息する苦熱の腕竜がゴーレム化した姿、その希少種。火食らい機竜が最も環境に適応した黒霊だとすれば、この苦熱の機竜は最もゴーレム化によって強化された黒霊である。原種も相当に強力な黒霊だったが、ゴーレム化に伴いエリアの希少種として格上げ、更には全ての能力に凄まじいアップデートが施されている。狙撃手染みた複数のブレス攻撃を持ち、自身は炎に類する攻撃が一切効かず、逆に回復してしまう始末。ボディ内部には隠し首が搭載され、緊急時には余分な装甲をパージしての高速形態、瀕死時のリミッター解除形態など切り札も多い難敵。
大黒霊名:飢餓の機兵(LV4)
保有霊刻印:『息吹・炎LV6』『浮遊LV5』『肉鎧LV6』『水泳LV4』『噴射LV5』
飢餓の蟲道に巣を構えるゴーレムの大黒霊。エリアのトンネルに吸収された黒霊の霊刻印を引き継ぐ能力を有しており、戦うタイミングによって姿や霊刻印の構成が異なる。それ故に時々によって戦法、攻略の難度が変化、極めて対策の難しい相手と言えるだろう。しかし、真に恐ろしいのは巣のギミックの方だ。巣への侵入と共に回転するトンネルは止める術がなく、宙に出現したキューブを上手く活用しなくては勝利への道は開かれない。ベクトとの戦いでは浮遊能力を有していた為、飢餓の機兵自身はキューブを使用していなかったが、本来はこちらもキューブを足場にして戦闘を行う。唯一毎回同じ仕様なのが、弱点の頭部が破壊された際の復活だ。仮に最初を第一形態とすれば、その次がより姿と戦法を洗練させた第二形態。大黒霊のレベルによっては保有する霊刻印の数が増え、第三形態になる事も。
◇無限砂漠
黒霊名:埋伏する毒蠍
保有霊刻印:『猛毒LV2』『穴掘LV2』
砂漠に隠れ潜む大型の蠍。探索者の気配を砂中より察知し、音もなく足下に忍び寄っての一撃を繰り出す砂漠のアサシン。エリア内ではそれほど強くない黒霊だが、戦法と霊刻印が上手く噛み合っている為、探索者からは毛嫌いされている。但し無限砂漠は毒が有名である為、大抵の者達はその対策をしており、案外死亡率は高くない模様。
◇飛竜の山
黒霊名:動く溶岩
保有霊刻印:『火鎧LV3』『耐性・炎LV3』『擬態・炎LV2』
山に流れる溶岩に擬態するスライム。赤黒いボディを持ち、その上で実物のマグマで自身をコーティングしている。潜んでいる場所と見た目が相まって、完全に溶岩の一部にしか見えない。近付いた探索者にのしかかり、高熱で物理的に溶かし餌とするようだ。ちなみに『火鎧』は自身に触れた相手にダメージを与えると言うもので、別の防御力が上がったりはしない。
黒霊名:飛竜の卵
保有霊刻印:『耐性・炎LV1』『誕生LV4』
ダチョウの卵よりも大きな飛竜の卵。個体によって殻の模様が異なり、倍ほどのサイズになる事もある。出現した場所から動く事がなく、また探索者に攻撃する事もない。このままの状態であれば無害だが、倒した際に『誕生』の霊刻印が発動し、飛竜関連の黒霊へと変化する。運が悪ければ飛竜の希少種が生まれ、悲惨な展開になってしまう事も。ちなみに『誕生』は卵型の黒霊でしか使用できず、探索者が持っていても何の意味もない外れ枠。
黒霊名:炎転がし
保有霊刻印:『耐性・炎LV2』『運搬LV3』『穴掘LV2』
人ほどの大きさもあるフンコロガシ――なのだが、転がしているのはフンではなく燃え盛る溶岩の塊。但し炎転がしはそれを食用としている訳ではなく、自身の武器として活用している。相手にぶつける武器であり、相手の攻撃を防ぐ盾でもあるようだ。割と臆病な性格で、少しでもピンチになると地中に潜ってしまう。
黒霊名:馳せる飛竜
保有霊刻印:『耐性・炎LV2』『疾駆LV4』『飛行LV1』
翼が退化し走る事に特化した飛竜。ラプトルのような見た目をしており、猛スピードで獲物に近付き噛みつく、と言った恐竜らしい攻撃を行う。飛べない事もないが鶏に毛が生えた程度の能力しかなく、むしろジャンプ力の方が高い。ブレスを吐く能力もない為、通常の飛竜よりは大分戦いやすい黒霊だ。
黒霊名:火食らい泳竜
保有霊刻印:『息吹・炎LV3』『耐性・炎LV3』『水泳LV2』
マグマを泳ぐ魚型の竜。魚型と言っても通常の飛竜よりも大型で、どちらかと言えばマグマを泳ぐ鯱に近い。飛竜が空からブレスを放出するとすれば、こちらはマグマの中から一方的にブレスを吐くタイプ。余談だが、飢餓の機兵が持つ『水泳』の出所はここだったりする。
黒霊名:火食らい飛竜
保有霊刻印:『息吹・炎LV3』『耐性・炎LV2』『飛行LV3』
山の上空を狩り場とする飛竜。行動方針は火食らい機竜と変わらず、空への備えがなければ何とかやり過ごすべき相手。逆に言えば、この黒霊を倒す事ができれば一流の探索者と言える。『噴射』による加速がない分、ゴーレム版よりは戦いやすいだろう。ごくごく稀に竜鱗系の装備がドロップする。
黒霊名:紅の狩飛竜
保有霊刻印:『息吹・炎LV4』『耐性・炎LV3』『飛行LV4』
火食らい飛竜をそのまま大型化したような希少種。リーチを活かしたブレス戦法から一転して、積極的に接近戦も仕掛けて来るようになった。但し霊刻印のレベル以上に素の能力値が上昇しており、ブレスよりも噛みつきや引き裂きと言った肉弾攻撃の方が凶悪であったりする。空腹時は火食らい飛竜を襲う事もあり、内面も残虐かつ野性的である。一方で飛竜の卵だけは襲う事がなく、むしろ守護する傾向がある。その場合、通常時よりも怒り狂い執拗に追いかけて来るようになる為、手を出すのは厳禁だ。
◇原初炎樹海
黒霊名:苦熱の腕竜
保有霊刻印:『息吹・炎LV4』『耐性・炎LV3』『肉鎧LV4』
超大型の首長の竜、見た目はブラキオサウルスに近い。飢餓の蟲道で大暴れしたゴーレムとは違い、こちらは通常種の黒霊に当たる。背中から新たな首が生えて来る事はなく、筋肉をパージして変形する事もない。炎による攻撃だって効果薄ではあるが、回復には至らないだろう。そんな全ての点で劣化した苦熱の腕竜だが、デカい、頑丈、強力なドラゴンブレスが飛んで来ると、真っ当に強敵だ。オマケに火食らい飛竜のように群れをつくる事も珍しくなく、防衛本能が強い為にブレスを集団から連射される悲劇に陥りやすい。




