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492 俺から話すより、もっといい方法がある

 反レイチェルの立場をとる集団がいないなら、アヤちゃんやレイチェルをエーエージーエスに放り込んだのは、一体誰なんだ?

 親衛隊や防衛軍、そして攻撃隊の兵が次々と強制死亡させられていったのはなんだったんだ?


 思い出して欲しい。


 俺達がスゥのあの洞窟で、荒地軍と対峙していた時。

 大きな悪意の存在がなければ、ああいうことは起きなかったはずだ。

 何一つ。



「俺は、悪意のタールツーは実在したと思う。俺達が洞窟で武器を磨いていたあの時には」



 では、キャリーとは誰?


 ヌヌロッチが言うように、キャリーが戻ってきてタールツーを排除した?

 死んだはずの前長官が?

 親衛隊か騎士団を引き連れて?


 俺はさっぱりわからなかった。

 この次元に戻ってくる門で、あの女の子風の老婆が言った、あの言葉を思い出すまでは。



 今、謎は解けている。

 完全にだ。


 辻褄の合うストーリーを披露することができる。

 誰がどこで何をしたのか。

 真実のすべてを。



「しかし、俺から話すより、もっといい方法がある」


 元々静まりかえっていた部屋に、一層深い沈黙が落ちた。



「当の本人から」


「ええっ!」

「だれ!」


 部屋は俄かに沸き立った。

「どこに隠れているの! 出てきなさい!」

 と、チョットマが叫んだ。

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