第5話 ワイバーンの最後
これは中々大変・・・
でも更新は変わらず頑張ろう・・・、アリス、先生過労が気持ちよくなってる・・・
「わかりました。詩乃さんは美穂さんの回復を、凛さんは麻痺矢と火炎矢を使って削って下さい。舞さんは大技の準備を。追加です、・・・土よ絡め捕れ『土の拘束』!湊さん、そのままタゲ取りお願いします。」
「美穂ちゃん、・・・『ハイキュア』!」
御門姉は、御門妹を抱えて戦線を離脱、治癒をかける。頭を押さえ、とてもではないが直ぐには戦線復活できそうにない。
「りょ。『組換技能:貫通弓×剛撃弓』麻痺矢。止まってよ!」「・・・『契約:閉』『融合召喚』『契約:再』、ガブンド、チャージ。」
未来は、貫通力も威力も上げた麻痺矢を鱗の上から突き刺す。
舞は、ガブとツイストランドを戻して、合成、再召喚した。見た目は4m程に大きくなったガブにランドの鎧を着せたような感じであり、口からは炎が漏れ出ている。
「あっちによそ見するなよ、『創世回帰』『錬成:火炎剣』×2。」
「よそ見はしないでしょ、湊の方が急所や鱗の隙間を縫うような攻撃続けてるわけだし。」
風を切り、近距離でボスを斬りつけては、勢いをつけるために、離れると短剣を投擲する。湊は常に、攻撃の手を止めず、取り留めのない波状攻撃を続ける。
「・・・チャージ完了。」
「こっちもできました。湊さん、未来さん、戦線を離脱して下さい。」
「了解、『創生回帰』『錬成:硬化投擲剣』×2。」
麻痺毒の塗った短剣は、ワイバーンの鱗の剥がれた部分に的確に刺さり、湊は、大きく戦線離脱する。
「OK、『身体強化』『組換技能:貫通弓×剛撃弓』!」
未来は、麻痺毒を塗った麻痺矢を貫通力を上げた強い矢で眉間に刺しす。高速で回転した矢は、吹き荒れる風の中を真っすぐ眉間に吸い込まれる。
グっ!!
これでワイバーンは完全に膠着した。
「今です、舞さん!・・・貫け『砂鉄の弾丸』!」
「・・・『ブレス・ストライク』。」
凛は、砂鉄の特徴を的確にイメージすることで、より貫通威力を追求した魔法で、ボスの胸を貫く。
舞の召喚獣は、高温で溶岩にされたブレスを吐いた。吐き出された溶岩の塊は、ワイバーンを覆う。
グッ、ガァギャァァァ!
ワイバーンは三分の一を火傷した状態で息絶えた。
「ふう、なんとかなったわね。って、なんで湊さんはもう動き出してるの!??」
「時間が無駄。」
「はは、もう慣れましたね、湊さんの行動は。」
「なら、わたしたちは整備してようか。」
「・・・どうせしないといけないから。」
「私も慣れてきた、あのバカの行動。」
「世界のバグに慣れたらだめだろ、アリス様。」
「あいつやっぱりバカなのだ。今回もかなりの白熱した戦いだったのだ。」
「ニシシ、余韻は時間の無駄だって。」
凛たちは慣れたもので、解体を湊に任せて、ランク上げの整備がしやすいようにエリアの整備を始めた。
呆れつつも慣れてしまった自分たちに何処か失笑気味である。
「え?私たちが可笑しいの、お姉?」
「みなさん、湊さんに毒され過ぎでしょうね。私達も、いつかは慣れていくのかしら。」
「僕、今回の戦いかなり感動したのに。」
「はぁ、余韻は無いですね、はぁ。」
その後、全員で作業を終わらせて、次の日、ランク上げ用設備の確認後、次のエリアボスの元に向かう。
「本当に生き急ぎすぎよ。」
魔物・リーフワイバーン
小規模エリアボス。風属性のワイバーン。鱗は軽く、低空での移動が通常のワイバーンより早い。風の魔法を使う。リポップでのみ出現し、一日でリポップする。
リーフワイバーンの鱗
軽く伸縮性に優れている。加工は難しくないが、防御力は弱い。体温保持に優れている。
リーフワイバーンの骨
中が空洞で軽くなっている。擦り潰すことで薬の材料になる。
リーフワイバーンの身
タンパクで筋が固いが、火を通すことで柔らかくなりかなり、美味しい。
リーフワイバーンの牙
20cm程で黒光りをしている。少し風の魔力を宿していて、魔法武器の素材になる。加工は難しくない。
風魔石・中
拳大の風の属性を持つ魔石。通常のものより魔力を多く含んでいる。
170〜172日目
「今度は鹿だ。」
「ビルくらい大きい雌鹿だったね、湊。」
「いや、みんな、あれだけの激闘を演じたのに、休憩も挟まずに次のエリアボス倒そうとする、湊に突っ込まないの・・・。」
「湊さんですから。」「・・・言うだけ無駄。」
「このバカは、言っても聞かないし。」
「まぁ、みなさんと過ごしていると、言うだけ私たちは疲れますし。」
「少年に何を言ってっ無駄だろう、諦めようぜ、アリス様。」
「はぁ、疲れることはしたくないです、はぁ。」
アリスは湊に毒されてしまっているパーティーメンバーや神々に少し悲しさと自分はまだ毒されていないと安心感を覚えるのだった。
アリス達の話に意を介さず、湊は話を続ける。
「今回は、ジャングルで機動力が遺憾なく発揮できるからな、タゲ取りは俺と未来さん、御門姉が請け負う。ただ、御門姉にはメインのタゲ取りをお願いしたい。俺と未来さんは御門姉を下げるときのサブだ。」
「OK。」「はぁい。」
「凛さんは後方からの指示出しと状況に応じた魔法による援護をお願いしたい。特に、スイッチの際の地形変化はタイミングを外さないでくれ。」
「わかりました。」
「舞と御門妹は遊撃だ。舞は今回はウィーの方が攻撃しやすいと思う。」
「・・・わかった。」「やってあげるわよ。」
その後、御門姉の一撃で戦いが始まる。ボスは、その一撃で大きく睨むと、徐々に高くなる咆哮を上げる。咆哮は、まさに衝撃波とも言える勢いを撒き散らす。耳が痛い。
「始めるわよ、『身体強化』!」
クゥぅぅぅぅーーー!
「タゲ取りは出来たみたいです。未来さんは上から攻撃を散らしながらお願いします。美穂さんは前に出過ぎず、ヒット&アウェイでお願いします。『魔法図書:開帳』『砂の穴』」
「りょ、『組換技能:散発弓×連撃弓』、ジャンジャンいくよ!」
20mはある鹿は、凛の生み出した砂地獄に足を取られ、バランスを崩すも残りの足で大きな頭を支える。その隙に、未来は矢の雨を降らせ、決定打とまではいかないが、ボスの意識をかなり散らすことができている。
「任せなさい、『身体強化』『剛腕』!」
御門妹は、溜めを作り、瞬間的に近づき、一撃を入れて、跳躍して戦線を離脱している。その一撃は、樹皮のように硬くしなやかな鹿の革を通し、肉体にまでダメージを与えているようだ。
「こっちも始めるか、『身体強化』『創世回帰』『錬成:火裂剣』×2。」
「・・・『契約:開』。・・・ウィー、投下。ランド、守って。」
湊は、砂地獄に埋もれる足に向けて剣を投げ、剣が爆発を起こしボスが体勢を立て直せないようにしている。
舞は、ウィーに毒瓶を投下させ、継続的にダメージを与えつつ、凛と一緒にランドの後ろに隠れている。
クゥォォぉォぉォ!
「っ、鹿の目が発光!警戒して下さい。」
鹿が雨乞いのような咆哮を上げると淡い緑色の雨が降り出す。今まで、砂地獄だったところは泥濘になり、雨が当たるたびに鹿は傷を少しずつ癒やしている。ぬかるむ地面に全員が足を取られる中、鹿は波紋のようなものを足元に出して、普通に立っている。
「ちっ、治癒の雨か。泥濘が出来て足が取られる。」
「!みんな、鹿の目がまた光ってる。」
クゥぅぅぅぅ!
雨と共に戦闘は加速する。
いつもはYouTubeで活動してます。
平日夜には作品の制作配信してますので観に来てください
https://www.youtube.com/channel/UC3wzuZXPJ0Izmji-vlTWgdg




