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あれ? 俺……詰んでね?  作者: Aion
小悪魔天使、陥落編
33/41

天使を襲いし大罪人。 ⑥

メリークリスマス! という事で、なんとなく投稿。

そんなわけでクリスマス投稿なら、何か趣向を凝らさないとな……と考えて、思いついたのは――ネタバレでした。

というよりも、新情報の開示?

下の方に書いてあるので、気になる方は見てね。


 第二グラウンドに着くと、ラグビー部とアメフト部が練習をしていた。

 防具とそれを覆う服の面積が大きく違うので、一見ではわからないがよくよく見ると見分けがつく。

 スクラムを組んだり、タックルを仕掛ける人たちがいるが、練習だというのに気迫とこもっている力が凄いので、怪我をしないか心配になる。

 見ているだけでも痛そうなので、早めに第一グラウンドのほうへ移動することにする。


 第一グラウンドでは、陸上部の人達が練習していた。

 グラウンドが広いので、300mトラックがあっても余っているスペースがたくさんあり、そこで他の競技の選手は練習しているようだ。

 早いなあと思いながら、トラックを走る生徒を見ているとグラウンドの向こうに一瞬――馬が見えた。

 驚いて、同じ場所を二度見してしまうが既に馬はいない。


 なんだ。見間違いか……。


 そう思って、視線を外そうとすると……今度は違う色の馬が見える。

 

 やっぱり、馬いるよね!?


 驚きつつ、馬の見えたグラウンド裏の林のほうへ歩いていく。

 すると、グラウンドの端に開閉式のフェンスがあり、それを開けた先に道が続いているのが見えた。


 しばらくその道を進んでいると、右手に鉄柵に囲われた広い場所で、乗馬をしている生徒たち。

 単純に歩かせている人や、グルっと一周走らせている人、バーを越えさせている人など様々な人がいる。

 ………後、端のほうで女の子に乗られて鞭で叩かれている男子生徒もいる………どちらもまんざらではなさそうな表情をしているが……この部活にだけは入らないようにしようと思った。


 まだ道は続いていたので、進んでいくと道が二手に分かれていた。

 右手のほうへ進んでいくと、校舎の近くに出る。

 そこにはプールがあった。

 音が聞こえてくるので、水泳部が活動しているのだろう。

 屋内と、屋外のプールがあるらしく、まだ春なのに外で練習しているようだ。

 

 道を引き返して、左のほうへ進んでいくと、道が左にそれているものとまっすぐ続いていくものになっている。


 道がそれている方を覗き込むと、自分の体ほどもありそうな大きな弓を引いている集団が見えた。


 もしかして、弓道部?


 と思ったが、よく見ると衣装が違う。

 おそらくアーチェリー部だろうとあたりを付けてあたりを見てみると、『アーチェリー部』と書かれた看板が見つかる。

 相当遠くにある的の中心をほとんど外すことなく打ち抜いている人もいる。


 凄いなあ……部長さんかな?


 更に、彼女は男子の中に混じって射っているので女子の基準よりも長い距離のはずだが、男子部員たちと比べて、命中率は明らかに高い。

 しかも、それに驕ることなくほかの部員も指導している。


 ……若干、男子たちの顔つきが不純だけど。


 美しく、男女分け隔てなく接し、弓の扱いもうまい。

 おそらく、彼女は学校の有名人だろうと予測する。


 まあ、香奈にはかなわないんだけどね。


 無意識のうちに、道を進んでいたことに気付き、圧倒されていたことを自覚する。

 いいものが見れて、良い気分だ。

 満足したので道を戻り、今度はまっすぐの道のほうへ進む。

 すると、その先に見えたのは――ゴルフ場だった。


 へ?


 思考が停止し、目が点になる。

 見間違いかと思い、目をこするが視界の光景に変化はない。


 ……いくらこの学校が変だと言っても、ここまでとは思わなかったよ……。


 予想をはるかに超える状況に唖然とする。

 僕が混乱している間にも、ゴルフ場で練習している人はいる。

 だが、ボールを打っているのは二人しかおらず、残りの人達は球拾いをしているようだ。

 彼らは嫌々しているわけではないというのが、表情で分かるが……特に打とうとする気配がない。


 まさかとは思うけど……このゴルフ場はあの二人のために建てられた…とか?


 自分で考えておきながらすぐに、そんなわけないかと思い直す。

 だが、一度考えてしまうと、そうとしか思えなくなる。

 現に、このゴルフ場はほかの部活の場所よりも明らかに新しい。

 どこかに確かめる手段はないかと見まわしてみると、看板のようなものを見つける。

 そこには、このゴルフ場がこの学校の二人のプロゴルファー選手のために去年作られたと書いてあった。

 十中八九、その生徒はあそこで練習をしている二人だろう。


 世の中にはすごい人たちもいたものだなあ。


 

 ゴルフ場の先には何もないようなので、来た道を戻っていく。

 第一グラウンドへ戻ってきて、時間を見てみる。

 これだけいろいろ見て回ったのに、あと20分弱ほどは残っている。。


 これなら、武道系の部活も見に行けるか……?

 だけど、香奈がなあ……うーん……。


 悩みつつも、まだ時間はあるしと見に行くことに決める。

 この学校では、武道の部活が沢山あるので、通常の体育館とは別に武道専用の体育館もあるらしい。

 授業でも使用するが、もっぱら部活用だと風井さんが案内の時に説明していた。


 う……風井さんのことを思い出したせいで、帰宅部のことも思い出してしまった……。

 風井さんも悪い人ではないんだろうけど……。


 記憶からよみがえってきた暑苦しい部室での出来事を、頭を振って打ち消す。


 気を取り直して、体育館があるほうへと歩き出す


実は登山部なんかもあります。

ただ、基本的に学校ですることといえばどの山に登るか等の計画立てくらいなので、文化部棟に部室があります。


主人公は、特徴や特技を複数個持っています。

例えば、食べようと思えば大食いタレントを追い越すレベルの量を食べられるとか。

自分の小説のキャラとかどう呼べばいいのか悩みますが……香奈先輩を助ける時にも、主人公の体質? のようなものが使われます。対して役には立ちませんが。

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