とあるSNSグループの話 ②
次回は10/25の午前四時です。
百合:
ということで今日もアキチャンネルのライブ感想会を開きたいと思います。
メイド:
今日はご主人様の変態PSが光る日でしたね
姉御:
そうだね
すごい勢いで対戦相手の技術を身に着けていってたしね
夜月:
そんなお姉さんでも負けるんやから、世界は広いなあ
ひまわり:
……すごすぎて……よく分からなかった……
メイド:
そこも確かにすごいんですけど!
ご主人様が使ってた銃なんであんなに安くたたき売られてたか、わかりますか?
百合:
全然当たらないとか?
メイド:
うーん
惜しいですね
忍者:
あっ、分かったでござる
多分、システムアシストが付かないんでござるね!
メイド:
正解です
あのゲームにも本来はエイムアシストがついているんですよ
弾軌道の予測補助とか、風速などの環境を表示するとか他にも色々……
それだけ、アシストしないとまともに銃を撃つことすらできないんですよ!
……できないはず、なんですけどね……
ひまわり:
……アキだから……
メイド:
そうなんですけど……
あれを今、使えているのはご主人様とランキング不動のトップ《無貌》だけなんですよ
《無貌》はありとあらゆるプレイスタイルで敵を倒すところから、そう名付けられたんですけど、ほかのさまざまな武器を超一流レベルで使いこなす彼女でも『あまり、使いたくない』らしいのに……
ご主人様は事もなげに使いこなすんですよ!
姉御:
まあ、アキだからねえ……
メイド:
そこに話が戻ってしまうんですよね……
ところで、話は変わるんですけど……皆さん、見ましたか?
ひまわり:
……見た……
夜月:
まさか、ARデバイスが不具合を起こすなんてなあ
メイドはんが昨日、よほどメンテナンスをさぼってない限り起こらないって言ってたのに……うち、びっくりやわ
姉後:
アキのやつ……出不精を発揮しやがって……
忍者:
でも、これではっきりしたでござるね
アキ殿は男性でござる
百合:
やっぱり、見間違いじゃなかった……
男……男……
そんな……嘘よね!?
ひまわり:
……皇桜学園の……男子制服……
夜月:
やね
うちも前、知り合いの男の子が言ってたから調べたことあるけど……十中八九あそこの男子生徒やろうね
メイド:
ご主人様は身バレしたことに気付いてないようでしたが……
姉後:
きっと、いつもより調子が悪いな? ぐらいで済ませてるだろうね
夜月:
目の裏にありありと浮かぶわあ……
ひまわり:
……言った方がいい……?
姉後:
だろうね
一応、ライブ配信だからどこの誰かもわからないような輩に身バレする危険性もあるわけだし
百合:
あんな一瞬のブレから身元特定できるような変態がそうそういるとは思えないんですけど……
メイド:
は?
夜月:
なんやて?
ひまわり:
……何のこと……?
忍者:
そうでござるか?
姉後:
確かにね
百合:
自覚無しですか? 皆さん……
姉御さんは分かってるみたいですけど
メイド:
たかが、コンマ数秒しかブレてないだけじゃないですか
それぐらいなら、あなたの方が変態では?
ひまわり:
……みんなできる……
夜月:
うちはまあ……変態とまではいわんけど、大分やばいなあとはおもうとるよ
忍者:
この程度造作もないでござる
百合:
私は……まあ? 美少女ならコンマ一秒でも見逃しませんけど?
それと、あなた達が変態というのは別の話じゃないですか
姉御:
アタシも含めて、みんな変態ってことじゃダメなのかい?
夜月:
それなら、変態じゃないの方がいいやないの
メイド:
そうですね
ひまわり:
……異議なし……
忍者:
拙者もいいでござる
百合:
じゃ、今回の感想会はみんな変態じゃないということで
はい、解散




