3
「は~これからどうしたものか」
(とりあえず、状況を確認しないと、あー嫌だルイーゼだけでもあんなに緊張したのにあいつらとも会わなきゃいけないなんて・・・・・まあ、会うしかないか)
そう思ったエリアスは、どこからか取り出したイヤホンを耳につけルイーゼを呼び出した。
(あれ?普通にコールしちゃたけどつながるのかな)
そんなエリアスの考えをよんだように、ルイーゼが出た。
「どうなさいましたかエリアス様」
(あ、つながったこの世界でもつながるんだ。今度何が使えて、何が使えないか検証しないとな)
などと考えながら、ルイーゼに返事する。
「ああ、ルイーゼ手の空いてる陸海空の司令官と情報管理局の長官、憲兵隊指揮官を30分後会議場に集合と言ってくれ」
「了解しました。」
+ + + + +
エリアスが、会議室に来た時には、もう全員そろていた。
(いや俺、全員集まらないように手の空いてる奴だけでいいって、言ったのに)
エリアスが入ってくると全員立ち上がって、一糸乱れぬ動きで敬礼した。
「エリアス様、ここへどうぞ」
ルイーゼに言われるがまま、上座に座る。
エリアスが座っても誰も座らないので、なんでかと考えていると一つおもいあたった、まさかなと思いつつもこう言った。
「全員座れ、会議を始める」
どうやら、正解したらしい俺の言葉を聞くなり、全員座った。
「さて誰でもよい、状況を報告せよ」
そう言うとすぐに陸軍司令のハーミング・アルベルト大将が報告を始めた。
「まず全部隊、被害がありません国内も憲兵が出るほどの騒ぎは起こっていません。また軍全体の再編成中です。」
「分かった、再編成が終わり次第、再配置しろ」
「了解しました」
「海軍はどうだ」
海軍司令のシャルレフ・ステフィ大将に聞いた。
「はい、船舶や基地施設は被害はないですが周りの海流やとれる魚が変わっているということなので海洋探査を目的にした艦隊を編成中です」
海流が変わった、いよいよ現実味を帯びてきたな
「次、空軍の状況は?」
空軍司令のシルヴェスタ―・ノル大将が答えた。
「はい、衛星とのリンクが先ほど回復したので衛星写真の撮影に成功しました。こちらがその写真です」
渡された写真をみると地球の北アメリカに当たるところに俺たちの国があり、海を挟んだところにもう一つ真ん中で裂けているような大陸と、左下に少し小さめの大陸とさらに左にもう一つ大きい大陸がある。
(は―ほんとに異世界何だな)
「他に情報は?」
「はい今RQ-180と衛星で偵察中です。情報管理局の長官が解析しているはずです・・・・多分」
相変わらずだなあいつは、どんだけ秘密主義なんだよそうIMBの長官は、俺しか知らないのだ別にみんなとしゃべらないわけでわないし、みんな顔をみたことはあるがそれが長官かわからないのだ彼が言うには「情報は秘匿されるから価値がある」だそうだ。
「そうか、それはご苦労だったな」
「っいいえ、大丈夫です」
「ふむでは、偵察結果がでしだい調査隊を出そう。各自準備及び編成をしといてくれ」
そういって、会議が終わった・・・・・・終わればよかった。
だが現実は、残酷だ
ガチャン、いきよいよく扉があいたと思ったら顔を真っ青にした兵が入って来た。
「か、閣下大変です!!」
「おい、お前今は会議中だぞ!」
と一人の高官が、入って来た兵に怒鳴った。
それを止めるため、俺はサッと手を上げた。
「いい、大丈夫だ。・・・・それで何だ?」
青ざめていた、兵はエリアスの言葉で正気を取り戻すと、自分の義務を思い出したのだろう、報告をはじめた。
「衛星写真の解析の結果、その・・・」
「なんだ?」
「わ、我々の領地に向かって来ている船団を発見しました」
「な、何だと!」
「それは、事実か!?」
「IMBの名誉に誓って、事実であります」
その言葉に、事実だと知る参加者たち。
「監視を続けろ、動きがありしだい報告しろ」
「了解しました」
「ほかに何か?・・・・・・よし、解散!」
今度こそ、会議が終わった。
ご意見、ご感想お待ちしております。




