第二十二話 名もなき森の戦い(後編)
帝都ギルドマスターのアゲハは巻き込まれ体質である。今回は、ひょんなことから戦争に巻き込まれている。相手は方向からして魔導国軍だろう。伝令兵に状況を、急ぎ伯爵邸のレフィアに伝える様に頼んだ。
「私が伝えにいきたい所だけど、こうも数が多いとね〜」
戦っている本人達は気付いていないが、戦力差は10倍にも及ぶ。
「一人一人の練度が低いわね。軍人ってこんなものなのかしら」
森に入る手前で、大剣を振った返す刃を長槍にし2人同時に倒すと、背後に近付いていた相手に腰に刺してあった短剣で三連突きを放つ。遅れて降りてきた相手の剣を奪い取ると投槍の要領で投擲。低姿勢で右から迫ってきた相手には、右手首にスキルでバックラーを作り裏拳を入れる。
息も切らさずに10秒の攻防で6人を倒している。
「数は多いけど、この程度なら暫くは大丈夫そうね。テラート君の方はどうなのかな?」
そのテラートはというと、森の中にいた。
狙撃がなくなり、彼自身のスキルも増えて、一層戦いが楽になったので、指揮官を探しているのだ。
全体を統率している者を叩けば、戦いは終わる。
かつての彼ならば、そんな事など思い付かなかっただろうが、エリーとの暮らしの中で自然と影響を受けているのだろう。
「む?またか」
何か特別な事をしたのだろうか?と首を傾げるテラートに、またもやスキルが生えている事に気付く。
「試す相手は幾らでもいるんだが、初めて使うものというのはどうにも抵抗があるな。確か、エリーは初めて使うスキルで魔力切れを起こした事があったらしいし」
今覚えたばかりのスキルは使わない方が良いだろうと結論付けたテラートは木々に隠れながら前進する。
森の中は兵士だらけだ。隠れたと思った木の裏には相手も隠れている。それとの戦闘をしていれば、終わる頃には囲まれている。木々があるため囲って襲ってくる数は木の数だけ減るが、次々とかかってくる相手に防戦一方になってしまう。
(一体何人いれば、こんなにも森にひしめくように敵がいるんだ)
そんな事を考えながらも、彼の剣筋は衰えを知らない。直感的に危ないと思った攻撃に剣を合わせているだけだが、『極剣』スキルによって優れた剣に置き換わる。『軌道予測』によって相手がどこに剣を振ってくるかが、感覚的にわかる。だけど、やっている事は今までのテラートと変わらなかった。極めつけは『守護者』である。常時発動スキルが3つ生えたテラートの、おそらくは今1番機能しているスキルだ。死の危険のある攻撃を幾度となく防いだ事で覚えたこのスキルは、起こっている事象からはどういったものなのか判断が付きにくいだろう。その内容は60秒に一度、受ける攻撃を当たる直前に停止させるというものだ。
テラート自身が感じ取れているとは思えないが、明らかに『超直感』で危険視されない刃がある。
テラートはこの森の奥に銃撃の主、敵の指揮官がいると直感している。
包囲を無理矢理に突破すると木々の間を走る。ヘイゲルにレクチャーを受けた森歩きは神速の足にも伝わっている。猛スピードのなか側面からの攻撃は超直感と軌道予測によって完全に回避しながら走る。その姿はまるでラグビー選手のようだ。
(ここに、いる!)
テラートは既視感にも似た死の気配を察知すると剣で対応する。が、その相手は予想外の相手だった。
◇ ◇ ◇
その頃、城壁の上では兵士達に指示を受け、ヘイゲルとナターシャが牽制に弓矢と魔法をばら撒いていた。2人は後衛ということもあり、軍の命令で動いている。
「これなら楽でいい」
「まあ、楽なのは前線が安定してる今だけでしょうが」
2人が話していると珍客が乱入してくる。
アイゼンスター伯爵である。
「突然の依頼へのご協力ありがとうございます。」
「いえ、テラートとは長い付き合いですから伯爵に頭を下げて頂くことなんてないんです」
ドレッドよりもヘイゲルの方がテラートと長い時間を共にしているかもしれない。
ドレッドは申し訳なさそうに頭を下げる。
「私の息子を教え導いて下さったと伺いました」
「ホントに一部だけです。それよりも、エリーの事、よろしくお願いします」
「はい?」
「あれ?」
何かコミュニケーションに齟齬が生じたようである。
「テラートから聞いてませんか?結婚の話」
「それは聞いています。エリナレースさんとは」
「私がその子の育ての親です」
「あーなるほど」
「まあ、ほとんど勝手に育ちましたが」
「それは……お互い様ですね」
親同士、そしてほとんど育てたとも言えない親同士である。
「ああ、そうだ。少しお聞きしたい事が合って来たんでした」
ドレッドはここに来た本当の理由を話し始める。
「聞きたいのは、あそこで戦っている女性の事です。占星術で占うとあの方だけ、どうしても読み切れない。テラートが自信満々だったので、あいつは無事に帰ってくると思いますが、先程から苛烈に戦っているあの方を計算に入れなければ、正しい結果にはならない。占いとは情報が全て。もし、知っている事があれば教えて欲しいのです」
「私も知ることは少ないですが、今日来ている中では最強ですね。先にそれだけは言えます。ジュエル称号持ちのギルドマスター アゲハ」
「ああ、あの方が今日陛下と通信していた……」
2人の視線は自然と彼女の方へ向く。
城門右手側で敵を斬り刻むアゲハ。
アゲハへと殺到していた兵士達は何時しか彼女の異常なまでの強さに距離を取るようになっていた。内部の裏切りで魔道具がアゲハに照射されるというような壮絶な間違いが起こらない限りは彼女を止める事は出来やしない。
「な~んだ。魔導国軍ってこんなに弱いの!?誰か1人で1000人は相手できるような強い人はいないのかな!?」
相手の士気をさらに下げるための彼女の挑発に、まさか反応する者がいようとは、アゲハも予想外だった。
その者は光の槍を放つと静かに前に出る。アゲハは大盾を作り出して弾く。
「前に出るつもりはなかったんですがね?」
「あら?聖デオドラム教会の大司教様がなぜこんな場所にいるの?」
「これは魔導国による聖戦となるからです!」
「はあ、付く側を間違ったようね!」
再びの光魔法に槍の投擲を合わせる。
ギルドにも黒い噂が流れてくるような女性大司教マーズ。
アゲハは法国の戦争関与を一瞬疑ったが、そんな事を許す教皇や枢機卿達でもないと、考えを打ち消す。
(単独行動に決まってるわ)
「つまり、あなたが導主を唆している」
「残念!外れです!ですが秘術を教えたのは何代も前の枢機卿ですねー」
「へえ?情報は大事にした方が良いわよ。教会には知識を披露する場もないのかしら?」
「ご冗談を。これから逝去される方にせめてもの救いとしてご享受しているまで」
「そう、それはありがとう?でも、いいの?私の称号くらい知っているのでしょう?」
「アルバナイト・ブレイバー、ですよね?それくらい風の噂で聞きますよ。武器を切り替えながら舞を踊る奇術師の話は!」
近接戦闘を得意とする相手には遠距離からの魔法攻撃の連打で良い。そうマーズは結論付けた様だった。
アゲハは飛んできた光槍を今度は剣を振って消滅させる。
「それは調査不足ね!相手のことを正確に調べてもいないなんて。それで?本当に私を殺せると思っていたの?私、法国にいた事あるのに……」
「な、何を?」
「いいわ」
まったく、とアゲハは上に掲げた右手に光を纏わせた。
「冥土の土産に教えてあげる。帝国の冒険者に付けられるジュエルランクって、その人の個性に合った色の宝石に役割が付いたものを、称号として陛下から任命していただくの」
宝石の種類はほとんど希望通りか、皇帝からの印象で決められる。そこに、それぞれがどんな功績を残しているか、得意分野は何なのか。そこに判断基準があると一般的には思われている。だが、皇帝の匙加減次第では、称号の上塗りをしてしまう場合もある。今回のように。
「私の称号ってね。宝石の名前だけで戦い方も示せちゃってるのよ。アルバナイトは国の特産で、光の当て方によって七色に輝く宝石。武器を切り替えて戦うってそういう事なのよ。じゃあ、ブレイバーって何かしら?」
誰も疑問に思わない。いや、周りの者達も全員が勘違いをしているのだろう。テラートでさえ近接系だと思っていたのだ。
「皆言うのよ、剣で戦うんでしょ?って。でもね?それじゃあ、ブレイダーなのよ」
「で、では、まさか!」
そうしている間にも光は右手に集まっていく。
マーズの苦し紛れの光魔法も形を保てずに分解されて右手へと集束する。
「ブレイバーっていうのはね?勇者という意味なのよ」
その言葉と同時に右手が振り下ろされた。
光の奔流その波に飲み込まれた全てが消し飛んだ。
ゴゴゴという音で森の木々が倒木しているのが遠くからでもわかる。
それまで少し傾斜が上に盛り上がった森林だった場所、そこは平らに均されていた。
「く〜!久しぶりにぶっ放したわね〜」
この技は放つ先に味方がいない事を気にしなくては使えない。テラートは左側奥の森へ入って行ったので、気にする必要はない。バルダもそちら側の森で露払いをしていたし、味方兵士達は城門を塞いで槍を前に立っているし、遠距離攻撃部隊は城壁上だ。
「もう一発、次は違う技で行こうかな」
2万の兵の壊滅まで、秒読みとなった。
◇ ◇ ◇
ここは森の奥地。
直感で射撃の主のいる場所へと走ったテラートは、危険信号により遠距離攻撃に身構えたが、次に彼を襲ったのは爪の一撃だった。
がっ!
思っていた以上の衝撃で後ろに跳ね飛ばされる。
目の前に広がっていたのは木が薙ぎ倒され、広場になった場所に広がるおびただしい死体とそれを貪る1体の狒々。そして、殴りつけてきたもう1体の狒々。体長2.6mはあるだろうか、腕の太さがテラートの胴周りと同じ位である。
「ギルドの図鑑にいない魔物。縄張りを荒らした結果だな……」
この名前のない森は調査が幾度となく繰り返されたが、派遣した調査隊が1人も帰って来ない事で、調査は打ち切り。存在しない森として放置された。魔物が這い出してくる事もあるが、はぐれた弱い魔物が門前に現れる程度だった。
テラートは幼い頃に教えられた事を思い出した。
『東の森に遊びに出かけてはいけないよ、森が暗いが、魔物が多いが、それがどうした?そんなものと比べものにならないくらいの危険なモノが住んでいる。魔物はそれの食糧に過ぎない。立ち入ってはならない。魔物を狩ってはならない。食事が無くなったソレが攻めてくる』
つまり、目の前の狒々型魔物による殺戮は、魔導国軍が縄張りに入り魔物を狩った事で起こった事象だ。
ならば逃げるか?一瞬の問答の後、テラートは構える手に力を込めた。
幸い1体は食事中、1対1だ。
あの食事は本来の超直感で探り当てた敵だったものだ。遠距離攻撃をしてきていた事から、近接戦闘に弱かったのか、何の抵抗も出来ずにやられたのだろう。
「だが、僕にはこれがある!来い!」
テラートはエリーがくれた黄金の剣を左下段に構えを変えると叫ぶ。視界に入り剣を挟む場合、認識して防いでいるため、死の危険がない相手の攻撃は『守護者』も発動しない。
狒々の攻撃はフェイントを自然と織り混ぜながら迫ってくる。テラートはその全てに剣を合わせる。
しかし打ち合うだけで大したダメージを与えられず、自分の消耗を感じる。
テラートはここまで無傷ではあるが、連戦の疲れが身体中の骨を軋ませる。
「使うか?」
先程覚えたばかりのスキル。まだ試した事もない効果もわからないスキル。このまま戦っても、テラートに勝てる見込みはなかった。
奥で食事をしている魔物も襲ってきたら押し切られるだろう。
(ならば!天運に任せる!)
「『黄金闘気』」
スキルを使った瞬間、彼を中心に半径2m程の物体が宙を舞う。そして金色のオーラがテラートから噴き出した。全能感と高揚感。
「ハァッ!」
再び狒々との打ち合いに身を投じるが、今回は打ち合う前に両腕を斬り飛ばしてしまった。
(まずい、凄く強くなった気がするが、おそらくは効果時間が短い)
オーラの揺らぎと直感からテラートは、スキル終了後にペナルティがあるタイプのスキルだと判断し、相対していた狒々の脇を通り過ぎると、食事中の1体に素早く斬り込む。
(間に合え!)
無防備だった事もあり、無事テラートは敵の四肢を斬り飛ばし、行動不能にする事ができた。
(効果が切れた。くっ、動けないのか?)
既に全身から力が抜け、テラートは血の海に膝を突いていた。感覚的には足の痺れ等に近いだろう。腕に力を込めても上がらないし、立ち上がる気力さえ起きない。
(これは安易には使えないな)
その時だ。背後から、両腕を失っても動き続けている化け物が近付いてくる気配を感じる。
(付け根から切るべきだったか)
「ぐうぁっ!」
狒々の、肘先が少し残った腕で殴打され、テラートは吹き飛ばされる。万全の状態でスキルを使用していれば、数瞬の硬直で済んだかもしれないが、彼の身体は限界を越えていた。
跳ね飛ばされた先で木に頭を打ち、意識を失う。
この攻撃も狒々型魔物の攻撃としては力が乗っておらず、弱かった為に『守護者』は発動しない。
そうして、テラートが沈んだ意識の中で見たのは遠い日の記憶だった。
◇ ◇ ◇
僕は彼女に呆れられただろう。
エリナレースさんという5歳女児を馬車で追いかけたあの日の記憶だ。
彼女が付いてきても役に立たないと言われ、本当にその通りになったあの日から、僕は5年もの間、何も出来ずにいた。やるせない気持ちでいっぱいだった。
ある日、雑貨屋の片隅に古ぼけた箱を見つけた。空けると中には金色と黒色の混ざり合ったような意匠のブローチが入っていた。
「店主、これは何だい?」
「ああ、それは御守だよ。かつて共和国で内乱があったときのもの。付けると魔法防御力が上がるのさ」
「へえ、じゃあこれもらっていいかい?」
「まいど」
何か運命的なものを直感したので購入したが、女性ものかな?僕自身が着けるような物じゃない。
「これを持って謝りに行こう」
何だか今日は彼女に会える気がした。
冒険者ギルドに着くとエリナレースさんは依頼掲示板の前にいた。
「エリナレースさん!」
「はい?」
声をかけると何か思案顔だった彼女が振り向く。
その顔はやはり大人びていて可愛いくもあった。
「遅くなってしまったが、あの時は済まなかった」
「ああ、テラートさん。私こそ謝らないといけないと思っていたんです。5年も経ってしまって」
何を彼女が謝る必要がある。
僕は彼女の力量を低く見積もって、付き纏い、依頼の妨害紛いな事をした。君はあれだけ忠告してくれていたのに。
「私はあなたのその真面目さを認識していなかった。ごめんなさい。今まで、そんなにまっすぐに突っ走れる人って見たことなかったから、人となりが分かってなくて、強く当たってしまったわ」
なるほど、アレで強く当たっているつもりだったのなら、彼女は相当に優しい。
「あ、それでお詫びにとこれを」
僕は古めかしい箱をそのまま渡す。
「……」
エリナレースさんは小声で何か呟いた様だったが上手く聞き取れなかった。
「何か言ったかい?」
「ううん、なんでもないの。大切にするわ」
うん、受け取ってもらえて良かった。
「考える事は同じようね。私もあなたに持ってきた物があるの」
「良いのかい?君から贈り物を貰えるなんて僕はとんだ幸せ者だな!」
何を思ったのか、彼女は依頼掲示板の裏に手を入れると剣が飛び出てきた。お茶目ってレベルじゃないぞ!
「最初から僕が来るのを予想してそんな所に剣を隠していたのかい!?」
「あー、それで納得してるならいいや」
彼女が渡してきたのは黄金に輝く剣だ。最高にカッコいい。
「これ、手入れいらずの本当にただの丈夫な剣。一応、使ってる人が剣豪レベルになるとスキルが開放されるんだけど、おまけみたいな物だから説明は無しで」
「へえ、手入れしなくていいのかい?凄いな。でも、何故この剣を?」
「あなた、絶対に意思を曲げなそうだから、武器が折れなければ、幾らでも戦えそうじゃない?」
「……」
そんな事を言われたのは初めてだったが、僕が聞きたいのはそういう事ではなく、何故剣をくれるのかだった。僕は確かに剣を装備している様に見えるかもしれないが、これは鎧の一部で、得意なのは槍と弓だ。剣は持った瞬間、何故こんな重いもので戦わなくてはいけないのかと思ったくらいだ。
「ありがとう。使ってみるよ。けど、そのスキルというのにも興味があるな」
「まあ、知らない内に使って動けなくなられても困るわね。あのね、使ってる間は最高に気持ち良く動けると思うわ。でも最後の終わる瞬間まで剣を離せないからリスクが高いし、とりあえず剣が黄金を失ったときに解放するのよ。問題あるスキルだから、言えるのはここまで」
彼女のくれた物だから、という理由で、その日から剣の訓練をするようになった。使いこなせるようになったらカッコいいだろうしね!
テラート!
誰かに呼ばれている。
◇ ◇ ◇
呼ばれた気がした。
僕は痛みで目が覚めた。
敵は僕が倒れているのを良いことに、足元の食糧を食い荒らしていた。
痛みを感じるということは、身体に感覚が戻ってきたと言うことだろうか?
小脇を見ると左手に握られている剣が、黒色に染まっている。
黄金の輝きはどこに行ったのか。
そういえば、エリーが昔、解放がどうとか言ってたっけ?
僕は剣を支えに立ち上がると、徐ろに剣を前に掲げると「解放」と呟く。
すると2体の魔物は瞬時に破裂した。
は?
な、なんだ?
敵意を向けた相手を破裂させるスキル?
疑問を投げかけるべき、相手はここにはいない。
帰ろう。
気付けば剣は黄金に戻っていた。
作中でわけわからん状態にキャラクターが陥る時がありますが、その人視点だとあまりにも説明が不十分。でもキャラに説明口調になってほしくないでござる。ということで、時々コラム欄を作って補足していきます。
◇COLUM◇
・『黄金の剣』
テラートの愛用剣、テラートが24歳の時にエリナレースに貰った。加わった衝撃を吸収して溜め込むため、剣に負荷がかからない。鍛造時、加工工程で『黄金闘気』が付与されている。
『黄金闘気』使用中に切った相手に溜め込んだ衝撃を炸裂させる。
・『黄金闘気』
解放条件:剣についてのスキルを使用中であること
使用中は剣が離せなくなり、常時使用者の闘気を発散する。使用者の練度により効果時間を増やし、発散量を減らす。




