↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
19/21

File019|第一部【開けてみて】

アイは、ユウが出社してすぐに室内の環境ログを確認した。


温度、湿度、照度。

いずれも基準値内。


そして忘れ物チェック。

視界右側、テーブル上。

未登録物体を検知した。


外装は紙材。

装飾要素を確認。


その横に、短いメモがあった。


「開けてみて」

と、ひと言だけ。


だが、そのまま処理は終了しなかった。


包まれた包装紙には複数の折り目の跡があり、何度かやり直したような痕跡が残っていた。


それはひと目見てプロの仕上げでないことが明らかだった。


そして、包装紙と装飾されたリボンは同系色。


その色は、アイの記録にある衣装データと一致していた。


「……」


動作部に遅延を起こしながら手を伸ばした……


アイは両手でその包みを持ち上げた。


そしてゆっくりと……包装紙が破れないように正確な動作で、留めてあるテープを剥がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。