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いい加減、私を選びなさい!  作者: ラブコメに憧れた作者 愛楽(あいらく)
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2人での話。

あ、日曜日に投稿出来なかったので今日こっそりしときます。

陸人と空が深夜まで話をした次の日の朝。

陸人はまだ眠たそうな顔で起きていた。しかし、心なしか表情はスッキリしている。

そんな陸人は時間を確認する。うん、いつも通り。遅刻はしていない。このまま準備して外に出れば空と海の2人が待っていることだろう。そう考えた陸人は普段通り準備して家を出る。


「あ、おはよう!陸人くん!」


家を出てそう声をかけてくれたのは海で1人だけだった。もう1人の人物が見当たらない。


「おはよう、海。あれ?空は?」


陸人は辺りを見渡して聞く。


「え?てっきり陸人くんが知ってるものかと…」


「…まさか寝坊か?」


陸人のボソッと言った独り言を海は聞き逃さなかった。


「やっぱり、なにか知ってるよね?」


「えーと…」


陸人は気まずそうに顔を逸らす。

その陸人の肩にポンッと片手を置いて空が一言。


「ほら、さっさと言って楽になっちゃいな?」


どこかの刑事がどこかの犯罪者に言うように言う。

別に怪しいことはしていないし、別に隠すことはないか。陸人はそう考えて言う。


「いや、そんな大したモンじゃないよ。昨日の夜に話してただけだよ」


「夜?んー電話で?」


少し考えて海が言う。

それに陸人は即答する。


「いや、会ってだな」


「どこで?」


「空の家で」


「なに話したの?」


「あ、そこは秘密で」


「えー、そこまで言ったなら話してくれていいじゃん!」


そう言って少し悔しそうに大声を上げる海。

陸人としては、空と夜に会ったことを言うのはよかったが、内容まで言うのは恥ずかしかった。その内容はいうなら自分の勘違いだったからだ。

なので、陸人は誤魔化すように言う。


「いや、ほら、空には後で連絡入れるからとりあえず行くぞ?」


そう言って陸人は学校へ向けて歩き出す。


「え、えっ!?待ってよー!!」


海は急に陸人が歩き出すので驚いて一足遅れたが、それに着いていく。そうして陸人と海の2人は学校へと向かったのだった。

空はというと、陸人の予想通り寝坊していた。ベットの上で寝ているその表情は幸せそうだったとか。



「くくく…。今起きたってさ」


「え、本当に寝坊だったんだ…」


陸人は携帯を見て笑い抑えながら、海は驚きのせいか呆然として言う。

陸人の携帯には空からマスコットが可愛らしく怒っているスタンプと今、起きた!と言うメッセージが届いていた。昨日のうちに連絡先を交換していたのだ。

まさか、初めてのメッセージがこういう使い方になるなんてな。予想外なことに陸人は内心そう思っていた。

今は昼休み。陸人は空に誘われて一緒にご飯を食べていた。

場所は校舎裏のベンチ。そう、空と一緒に食べた場所だ。

やはりここは人目が少なくていい、とは陸人の言葉。どれだけ人目が苦手なのだろうか。

それはさておき、海から陸人は誘われ、一緒に食べることを了承したものの、こう言うことは前までは無かった。あるにはあったが委員会活動の時に2人で食べることがあったぐらい。こういう何もない日に誘われて食べるのは初めてだった。

そんな訳で、陸人は何故だ?と思っていた。それと同時にちょうどいいとも思っていた。それはクラス委員のことを聞きたかったのだ。部活してるのにクラス委員をしてていいのかを。


「なあ?海。聞いていいか?」


早速、陸人は切り出す。


「んー?なにかな?」


なんだか嬉しそうな表情の海。


「海ってバレー部だったよな?」


「そうだよ。え、なに?もしかして見学したいの?」


ニヤニヤといかにも冗談で言ってますよと言う顔で海は言う。

女子バレー部の見学か。合法的に女の子を見ても何も言われないというのは魅力的だな。なんか汗をかいている女の子っていいよ… なんだ!?この悪寒! と、とりあえず本題に入るか。陸人はそう考えて上がっていたテンションは謎の悪寒により元に戻っていた。


「そ、それは魅力的な相談だけど、また今度で…」


「あ、来るんだね」


「え、いや、それはいいんだよ、今は!な!?」


分かりやすく動揺する陸人。

それに海は呆れた目で陸人を見ながら言う。


「はいはい、わかったわかったって。それで?なにを聞こうとしてたの?」


陸人はやっと本題に入れると言うことと自分の欲望を誤魔化せたことにホッと安堵する。決して誤魔化せてはいないのは後から分かるだろう。

ぼちぼち進んでる、よね?

ちなみに陸人が空に送ったメッセージは『ねぼすけ!』だったりする。

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