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ほっといてください。  作者: 璃桜
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おかえり。

 ネージュと出会って6年たった。私は、もう12歳だ。たった6年。されど6年。長いようで短かった。いまの私は、可愛いというよりも綺麗な顔立ちになっていた。だけどまだ12歳。少し子供っぽさの残っている部分もある。あ、別にナルシストじゃないからね。

8歳ごろになると子供のころのように行動を制限されることも少なくなった。まぁ、お兄様達が二人とも騎士学校に入ったことも関係しているだろうが。

 今では、私もいつでも自立できるほどのお金はたまった。ん?どうやってかきになる?そんなの簡単だよ。前世の記憶があるんだから。いつのじだいでも、どこの世界でも殺しを必要としてる人はいるんだよ。

まぁ、私がやってるのは冒険ギルドのクエストだけどね。

クエストのランクはDから始まってAまでがほとんどかな?後はSとSS。ココまでレベルが上がると報酬額はとても多い。まぁ、その分危険も伴うんだけどね。だから、クエストは自分のレベルより上の者は受けれなくなっている。

 私はSSだけどね。この世界は、魔法で容姿なども変えれるので大変便利だ。それに、クエストをやってるうちに強いやつに色々と会えた。SSランクは世界中でたった7人しかいないそうだ。そのなかで、私を除いた6人は全員変態か変人だった!天才となんとかは紙一重って本当だったんだね・・・。

 

さて、今日も朝6時に起床。動きやすい服装に着替え家ところどころに勝手に作った隠し部屋に入る。

うん。今日はお昼まで用事はないから、新作の武器でも作ろうかな?


 「んー、何作ろう・・・・。あ、そういえばネージュのツメみたいな武器がほしいな・。」


あんなのがあったら結構便利だろう。

引っかき傷なんてかっこよくないか??ふふふ。


昔はあんなに明るかったのにとか最近言われる。明るかったんじゃないんだよ!部屋にこもっても武器が作れなかったから外で遊んでただけ!動物と戯れたかっただけ!今は、我慢してたぶん武器を作ってるだけだから落ち着くまでもう少し待ってください。


あー、楽しい。あ、もうこんな時間だ。昼からはクエストの火竜を狩りに行こうとおもってたんだよね。それと・・・・いやだけど魔王と話に行かないと。

 10歳のころ受けたクエストの帰りに魔王に会ってしまった。さすが魔王というところかな、私の力に気づいて攻撃を仕掛けてきたからいきなり何すんだ!ってどなってたら気に入られちゃったんだよね。

魔王倒すクエストなんて受けてないのにそんな面倒なことするなって言っただけなのに。

最近は私に会うために瘴気まき散らしたり狂った魔物放置したりと達が悪い。なので帰りに説教でもすることにしよう。


      *


火竜は結構簡単に倒せた。あれでSSランクっておかしんじゃないのかな?

あー、さっさと魔王に会いに行ってかーえろっと。

 

 魔王城に入るなり転移の術で魔王・・・リュカスの部屋に入る。

普通はリュカスの結界のせいでは入れないらしいが私にその常識は通用しない!


 「フィー!会いたかったよ!!」


私は会いたくなかった。てか、抱きつくな暑苦しい。


 「離れて。まず最近の職務怠慢はどーゆうこと??」


素直に言うことは聞くんだけどな。なんというか、この子はなぜか私に依存しているので困っている。


 「フィーに会いたかったんだよ。こーでもしないと会いに来てくれないし、ボクからいたら怒るだろう?僕はずーっとフィーと一緒にいたいんだ。フィーのそばにいる奴なんかみんな殺してしまいたいくらいだよ。あぁ、フィーずっと僕のそばにいてよ。」


そういってしがみついてくる。うん・・・・。病んでるね。

けど、純粋にしたってくれているのが分かるからむやみに突き放せないし、狂って世界が巻き込まれかねない。まぁ、最近知ったんだけどこれが恋愛感情じゃないっていうのが唯一の救いだよね。

なんでそんなことが分かるかって?そんなの簡単だよ。ずっと一緒にいたいとは言うけど妃になれとは言わない。きっと私はお母さんや姉的な存在なんだろう。

 前にお母様が私にやるように頭をなでてやると困った顔をして「鈍感だよね」っと毎回いうけど意味がわからない。そんな事を言うけど嫌がらない。意味のわからない子だな。


 「とりあえず、ちゃんと仕事をするんだよ。いたずらもダメ。また次クエストの時よるから。ね?じゃないと嫌いになるよ?」


最近、いたずらが過ぎるからね。最後の言葉ねで念を押しとくべきだろう。


 「!!・・・・・わかった。だから!嫌いにならないで!フィー!」


うん。効果抜群。あれ?いまさら思うけどこれって平凡?んーまぁ、お金は必要だし身を守るために力はいるし表で平凡ならそれでいいかな。


 「じゃあ、またねリュカス」


そう言って額にくちずける。こうしないとリュカスはダダをこね出すからね。



    *


家に帰ってみるとヴァン兄が帰ってきていた。


 「フィー。お帰り」


そう言って12歳になった私を軽々と抱き上げてくれる。


 「ただいま、ヴァン兄様!急に帰ってきてどうしたの??」


ヴァン兄様が帰って来るのは大抵仕事の話だ。ヴァン兄様はいちおまだ騎士学校の生徒だが優秀なので騎士団本部の手伝いをしているらしい。


 「ん?フィーに会いに来たついでにお父様と話でもとおもってね。」


いやいや、お父様との話がメインだろう!私の方がついでだろうね。

だけど、今日は面白い話が聞けそうだね。少しだけれどお兄様の表情が硬い。

夜が楽しみだな。


 久しぶりとのお兄様とのお話とお食事を楽しんで、寝るといい自室にもどる。案の定、お兄様は即お父様の書斎へと向かった。

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