この世界で見つけた。
さて、やっと自室に帰ってこれたがこのままでは手当てしてパーティー会場に戻されてしまう。
兄たちも不本意だろうが今日の主役の一人でもある私を挨拶もなしに帰らせるのはどうかと思っているのだろう。
「フィー。手当て終わったよ?歩けるかい?」
ヴァン兄よ。擦り傷程度で歩けない子供がどこにいるのだ。
「うん。けど気分が悪い・・・。」
仮病じゃないよ?さっき殿下に触られたから鳥肌が・・・・。
あの鬼畜王子!今度会ったら髪の毛刈ってやる!!
「大丈夫かい?人によったのかな?」
まぁそれもあるが。ここは少し話してた方がいいか。
「あのね、お兄様待ってるときに知らない人が手握ってきて、フィー怖かったの!すごく強くぎゅーってにぎられていたかったの!」
子供らしくびくびくとふるえながら怖かったっと体全体で伝える。
「!?そんな。僕の可愛いフィーに誰がそんな事。これは、あとでしらべとかなくちゃね。」
いや調べなくていいよ。将来有望な人消さないでね!?
「そんな事があったんだね。じゃあ今日はもうお休み。明日にはきっといい事があるさ。ね?」
よっし!第二の目的(パーティー退)達成だい!
「うん。ごめんねお兄様」
後のことは頼んだよ。鬼畜殿下の事もたのんだ。殿下も自分も印なんてつけようとしたんだし、今日のことはたぶん他言しないだろう。
あとは、ネージュにモフモフしてから寝るだけだ。
「いや、いんだよ。後のことはまかせて起きなさい。会場にのこったラルムにも伝えておこう。おやすみ」
「はい。おやすみお兄様」
ヴァン兄は私の頭をひとなですると部屋を出て行った。
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お風呂に入って着替えると、ベットの上にネージュがいた。
「ネージュ!もふもふさせて!」
やっぱり寝る前はこれだよな。
うーもふもう。幸せ。
私は、ネージュにしがみついたまま布団に入りそのまま寝る態勢に入る。
「ねー。ネージュ?」
「なんだ?」
私がしがみついてもいやがったりせずおとなしいネージュ。
もし、このぬくもりがなくなったら・・・・・・・・
「私の過去のこと聞いた今でもずっと私と一緒にいてくれる??」
私から離れるなら今のうち。いまなら、まだあきらめがつくから。
私を裏切るなら離れてほしい。今なら、あなたを殺さなくて済むから。
「・・・・・・・どんなフィーでも我はともにあろう。」
ほしかった言葉。どんな私でも受けれてくれる。
人殺しの私でも恐怖を写した瞳でみない。
求めていたものがこのせかいで見つかるなんて。




