決定と、、
序列が決まる、、
しかし、結果に納得する者もいれば、、
しないものもいた、、
だが、しない者の行動が、、
「はぁ、、ここまですれば満足ですか?王よ。」
「あ、、あぁ、、じゅ、、十分だ。しかし、、やりすぎではないか?アガレットよ、、」
「はっ!!この程度できなければ何とやら、、と言ったのはあんただろうが。」
「そ、、それは、、」
アガレットが王家に対して言い返すと、、
それを聞いていたメイレスが口を開く、、
「アガレット様。王家に対してそんな口を利き方をしてはいけません。」
「、、メイレス、、だが、王家は僕に、、」
「私は、口答えを聞いているのではありません。私は、そのような口の利き方をしないように言っているのです。分かりましたか?」
「、、はぁ、、わかったよ。」
「よ、、よし、、それでは”序列”決めの結果を発表する!!」
「おぉ!!今回の”序列”はどうなるのだろうな?」
「さぁな、だが、第一位は決まっているだろう、、」
貴族たちがざわざわと喋っていた、、
そうして、王家は、「風の精霊」と「水の精霊」を使い、空間に”序列”を表示させる、、
「此度の”序列”はこれである!!」
~「精霊七家」序列~
第一位 アガレット 選択精霊 ???
第二位 ウェルト 選択精霊 ???
第三位 カレル 選択精霊 ???
第四位 ハレル 選択精霊 ???
第五位 フラットメル 選択精霊 ???
第六位 ギルテット 選択精霊 ???
第七位 マウス 選択精霊 ???
”序列”を見て、最初に口を開いたのは元第三位のハレルであった、、
「なっ!?王よ!!どうして、俺が第四位に落ちているのですか!?」
「お主は、確かに派手であった、、しかし、それだけだ。去年も今年も同じ、、一切の成長が見えなかった、、それに比べ、カレルは、「土の精霊」を用いて、武器を生成し、己の体で見事ゴーレムを倒した、、それは、「精霊」の力の見直しと己の成長性をこの場にて証明した。よって、ハレルとカレルの”序列”を入れ替えただけである。」
「、、っ!!」
「さて、それでは最上位精霊を選べ。これは、序列順に行く。第一位よ。お主は誰を選択する?」
「それはもちろん!!「常闇 メイレス」だ!!」
「そうか。次、第二位 ウェルト」
「はい。私は、「雷鳴 ルメルト」でお願いします。」
「わかった。次。」
「はい。僕は、「太刀風 アルガルト」を願います。」
「なっ!?てめぇ!!喧嘩を売って!!」
「黙れ!!序列は絶対だ!!次!!ハレル!!」
「、、っ!!「開闢 アイリスメア」でお願いします。」
「次。」
「はい。「聖光 レイアス」です。」
「次。」
「続行!!「炎熱 フレイアズ」!!」
「次。」
「はい。「海獣 リブァイス」です。」
「よし。これにて、序列及び最上位精霊の選択を終えた!!これが、「精霊七家」である!!」
~「精霊七家」序列~
第一位 アガレット 選択精霊 常闇 メイレス
第二位 ウェルト 選択精霊 雷鳴 ルメルト
第三位 カレル 選択精霊 太刀風 アルガルト
第四位 ハレル 選択精霊 開闢 アイリスメア
第五位 フラットメル 選択精霊 聖光 レイアス
第六位 ギルテット 選択精霊 炎熱 フレイアズ
第七位 マウス 選択精霊 怪獣 リブァイス
「以上が「精霊七家」及びこの国の守護者たちである!!」
「おぉ、、一枠ではありましたが、、動きましたな。」
「そうですな、、ですが、最上位精霊を奪うとは、、恐らくあそこの二人は随分と険悪になるでしょうな、、」
「それでは、一時間後に披露会を行う!!それまでは皆、一時休憩だ!!」
王家がそう言うと、、
「精霊七家」は再び部屋へと戻っていった、、
「はぁ、、疲れた、、」
「あんたは、相変わらず肝が据わっているわね。それに、、あんた所の最上位精霊も、、」
「だろ?だから、僕は惚れたんだよ。」
「惚気なんて聞いてない。それにしても、、今まで不動だった”序列”が動くなんてね、、」
「ん~、、まぁ、そんなこともあるよ。驕ってたらだめってことが今回で示されたね。」
「、、あっちの部屋は大丈夫かしら?」
「大丈夫じゃないんじゃない?実際、第三位に選ばれたってのにカレルがこっちに来てないし、、」
「そうね、、」
アガレットとウェルトが別室で喋ていると、、
隣の部屋から激しい物音が聞こえる、、
「、、っ!?ど、、どうしたんだ?」
「見に行きましょうか。」
アガレットとウェルトがのぞきに行くと、、
ハレルが暴れていた、、
「くそが!!どういうことだよ!!成長がないなんてありえないだろうが!!俺は才能に恵まれ!!「精霊の天敵」の上位種「精霊の捕食者」を倒したんだぞ!!なのになんで、、くそが、、くそっタれが!!」
「お、、落ち着いてください。ハレルさん。王がお決めになったことに口を出すことは、、第四位以下は禁止されていることです。もし、これが聞こえていた場合は、、」
「知ったことか!!俺は今も第三位だ!!」
ハレルが暴れていると、、
カレルが部屋に入ってくる、、
「え?か、、カレルさん?どうしてここに、、」
「いや、今まで、私、第四位だったでしょ?だから、別室までの行き方がわかんなくて、、ウェルトさんもアガレット君も先に行っちゃったし、、」
その言葉を聞いたハレルが完全に切れる、、
「貴様のような田舎者より、、俺の方が、、下、、?ふざけるな、、ふざけるなよ!!そんなもの認められるか!!」
ハレルが「風の精霊」を呼び出し、カレルに攻撃をしようとする、、
それを見ていたフラットメル、ギルテット、マウスが三人で協力して、ハレルの攻撃を止めようとする、、
しかし、ハレルは、今まで第三位を死守してきたもの、、三人が束になったとしても勝てない相手であった、、
「、、っ!!だめだ!!ハレルの力が強すぎで我々の力ではどうしようも出ない!!」
ハレルの攻撃が放たれる瞬間、、
ハレルが呼び出した「風の精霊」が消え、風が分散する、、
「、、っ!?どういうことだ!?」
「あぁ、、やっちゃったね。ハレル。」
「アガレット!?何をしたというのだ!?まさか、、貴様が、、」
「違うわよ。ハレル。まったく、、元とはいえ第三位なら礼節と関係を覚えなさいよ。」
「は?何言ってんだよ。」
「あんたは、「精霊」たちに見放されたってこと。」
「は?お、、俺は、、「精霊七家」なんだぞ?そ、、そんな奴を、、「精霊」が見捨てるわけないだろ?」
「あんたねぇ、、忘れたの?王が言ってたでしょ?「精霊」はあくまで自分の意思で力を貸すかどうかを決めるって。だから、礼節をもって接しなさいって。礼節を捨て、感情だけで動かそうすれば「精霊」は離れる。人と「精霊」の関係とは、あくまで「精霊」が気に入ったかどうかだって!!」
「そ、、そんな、、お、、俺が、、「精霊」に嫌われた?う、、嘘だ、、お、、俺は、、「精霊七家」、、そうだ、、「精霊七家」なんだ、、」
ハレルが呟いていると、、
最上位精霊たちが部屋に入ってくる、、
「これは、、どういう状況ですか?」
「あぁ!!メイレス!!待ってたよ!!」
アガレットがメイレスに近づく、、
しかし、メイレスの体がすり抜ける、、
「、、っ!?か、、体が、、」
「いつも見ているでしょうに。アガレット様。」
「あはは!!」
「それでどういった状況ですか?」
「ん?「精霊」の方が詳しいんじゃないの?」
「まぁ、、見た瞬間からわかりましたけど、、見捨てられたのですね。ハレル様。」
「、、ち、、違う、、そうだ、、違う!!俺には最上位精霊が!!」
「貴方の選択精霊である「開闢 アイリスメア」は来ていませんよ。彼女は、貴方と一緒にはいたくないそうです。そして、貴方の元選択精霊「太刀風 アルガルト」も同様に、貴方の顔を見たくないそうです。ですので、王から伝言を預かっております。「ハレル。此度は「精霊七家」に選んだが、「精霊」に見捨てられるのであらば、お主を「精霊七家」から除外とする」だそうです。そして、私は「精霊七家」序列 第一位の選択精霊「常闇 メイレス」として、宣言をいたします。「精霊七家」序列 第四位 ハレル。貴方を「精霊七家」から追放し、「精霊」との契約も禁じます。」
メイレスが宣言をすると、、
ハレルの下が光る、、
「う、、うそだ、、そうだ!!これは、、夢だ!!」
「夢であればどれほどよかったでしょうね。」
メイレスは冷たい視線を向けながらハレルを見ていた、、
ハレルは最後まで何かを呟いていたが、、
光がハレルを飲み込み、「精霊七家」の第四位の座は空座になった、、
「さて、、これで新たに見つけなければなりませんね。」
「それは、王の仕事。僕たちの仕事じゃないよ。それじゃ、、ついでに、僕も宣言を。」
「はい。お願いします。アガレット様。」
「うん。「開闢 アイリスメア」、「太刀風 アルガルト」の二体の最上位精霊は、「精霊七家」序列 第三位 カレルに属することをことに宣言する。皆、異論はないな!!」
アガレットが宣言したその言葉に誰も反論はなかった、、
「よし、では、メイレスは王に伝言をしてきてくれ。他の「精霊」は自分を選んだものたちと交流を深めよ。」
アガレットがそう言うと、、
メイレス以外の最上位精霊は自身を選んだものたちのところに行く、、
それから、「精霊七家」が休んでいた部屋は笑顔に満ちていた、、
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