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精霊メイドに恋をする。  作者: 桜薔薇 青


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2/11

序列の意味

「精霊七家」の”序列”決めが行われる、、

第七位から披露していき、、

そして、最後は第一位 アガレットの披露になる、、

アガレットの実力は、、

「精霊七家」の「序列 第七位」が「雨の精霊」と「霧の精霊」、、そして、「水流の精霊」を呼び出し、ゴーレムと相対していた、、


「さて、、どう対処をしようか、、」


「、、マウス、、「精霊の天敵エレメンタル・ゴーレム」の特性は覚えている?」


「あぁ、、「水流」、、あのゴーレムは「精霊魔法」、、もとい「精霊」そのものに「耐性」を有している、、だから、あのゴーレムを倒すためには、、一撃、もしくは再生不可能なほどの連続攻撃、、でも、、」


「今のあなたには、そんな器用な芸当はできない、、だから、私の指示に従って。」


「あぁ、、頼んだよ、、「水流」。」


「えぇ、任せて。」


第七位 マウスは「水流の精霊」に指示を仰ぐ、、

それを見ていた他の「精霊七家」及び貴族が口を開く、、


「精霊七家だというのに、、「精霊」に指示を仰ぐとは、、王家はどんな奴を選んで、、」


「まったく、、「精霊」を使役するのでなく、「精霊」に使役されるとは、、恥さらしめ、、」


「すっごいねぇ、、貴族たちが殺気を隠そうともしていない、、」


「そうね。でも、あいつの選択は間違っていないと思うが、、」


「そうだな。火力にかけるのであれば、最も経験が豊富なものに従うことが一番だろうな、、だから、あいつのあの選択は間違いではないな。」


「まぁ、、行く末を見守ってみましょうよ。」


そうして、マウスが動き出す、、

すると、ゴーレムの顔に濃霧がかかり、視界を奪い去る、、

ゴーレムはその状況に慌て、暴れだす、、


「よし、、「雨」。酸性雨を。」


マウスが「雨の精霊」に指示をし、酸性雨を降らせる、、

酸性雨は、少しづつではあったもののゴーレムの体を溶かし始める、、

最初に、足の関節を溶かし、ゴーレムを地面にたたきつけた、、


「よし、「水流」!!」


「えぇ、こっちは準備万端よ。」


「水流の精霊」がそう言った瞬間、、

ゴーレムの濃霧が晴れ、「水流の精霊」と向かい合う、、

ゴーレムは、自身の解けた足を直すために「水流の精霊」に這って近づいていく、、


「くたばれ、、くそ岩が。」


「水流の精霊」が圧縮され、一点から放出された膨大な水によって、ゴーレムをバラバラに砕いた、、


「ほぉ、、流石は上位精霊、、一撃でゴーレムを砕いたか。」


「素晴らしいかったぞ。第七位 マウスよ。」


「は!!ありがたき幸せでございます!!」


「さて、、それでは、、第六位 ギルテットよ。お主の力を見せよ。」


「は!!」


そうして、ギルテットは「火の精霊」と「爆撃の精霊」を呼び出した、、

そして、「火の精霊」によってゴーレムの下半身を溶かし、最後は「爆撃の精霊」でド派手に吹き飛ばし、自身の出番を終える、、

次に呼ばれたのは、第五位 フラットメル、、彼女はたった一体の「精霊」、、「光の精霊」を呼び出した、、

すると、「光の精霊」が手を合わせると、手の内側に光がどんどんと集約していく、、

その間も、ゴーレムは近づく、、

そして、ゴーレムの手が「光の精霊」をつかもうとした瞬間、、

「光の精霊」の手からビームのように光の束が突き抜け、ゴーレムをバラバラに切り裂いた、、


「素晴らしい。では、次は、第四位 カレル。前へ。」


「は!!」


第四位 カレルは「土の精霊」と「土流の精霊」を呼び出す、、

ゴーレムは、土属性を持っているため、土属性の「精霊」とは相性が悪い、、しかし、彼は「土の精霊」で「精霊七家」に選ばれている精鋭、、

彼の扱う「精霊魔術」は、、「錬成」である。


「さて、、今回は、槍で行こうか。」


カレルがそう言った瞬間、、

地面から槍が作られ、カレルの手に現れる、、


「今回も見れるのか、、舞踊のような美しい武術が、、」


第三位がそう言うと、、

カレルは、槍を構えたままゴーレムへと向かって行く、、

ゴーレムは、カレルに向かって拳を振り下ろす、、

しかし、カレルはその攻撃を槍によって軌道を変え、腕を切り落とす、、

ゴーレムは、そんなことをいに返さず、残っている腕でカレルに攻撃を加える、、

だが、その攻撃すらも、カレルは槍を使い、今日によけ、腕の上に乗り、ゴーレムの顔に一線を入れ、ゴーレムは地面に倒れこみ、崩壊を始めた、、


「さて。ここからは上位三名だ!!まず始めは、第三位 ハレルだ!!」


呼ばれた第三位 ハレルが前に出る、、


「てめぇに見せつけてやるよ!!瞬きすんなよ!?」


「うんうん、、頑張って~。」


「、、っ!!」


「そして、上位三名が相手をするのはこれまでの「精霊の天敵エレメンタル・ゴーレム」ではなく、「精霊の捕食者(イーター・ゴーレム)」だ!!このゴーレムは、「精霊魔法」に「完全耐性」を有し、時間をかければかけるほど、使っている「精霊魔法」に「適応」していく。なので、こいつの討伐方法はたった一つ!!こやつが「適応」していない「精霊魔法」にて、一撃で仕留める必要がある!!だが!!この程度できぬようでは、序列 第一位~第三位など務まらん!!やって見せよ!!」


「は!!」


第三位 ハレルは「暴風の精霊」を呼び出す、、


「一気に片を付ける、、最大出力で最小範囲ですりつぶせ!!」


ハレルが「暴風の精霊」に指示をすると、ゴーレムの周りに徐々に風が円を描き始める、、

ゴーレムが、動こうとすれば、その風がゴーレムを削る、、

ゴーレムは、その傷を治すために、立ち止まり、再生を待っている間も、徐々に風の円は狭まっていく、、

そして、ゴーレムが動かずとも削られるほどまで、縮まった風の円は、一気に加速し、王城の床すらも削る勢いでゴーレムを削っていった、、

ゴーレムは、「適応」をする前に全てを削り取られ、勝利はハレルに受け渡った、、


「おぉ!!素晴らしいぞ!!これぞ!!序列上位者の実力だ!!さぁ!!続け!!第二位 ウェルト!!」


「は!!」


ウェルトが前に出る、、

そして、ウェルトも上位精霊「轟雷の精霊」を呼び出す、、


「ふぅ、、相手はあのゴーレム、、派手に、、一撃で、、」


ウェルトの体が電気を纏う、、

貴族たちが瞬きをした瞬間、、

ウェルトの姿が消える、、


「、、ど、、どこに行った!?」


「あの速度、、お前は対処できるのか?」


「ん~、、知っていればじゃないかな?知らなかったらきっと負けるかもね、、」


「だよなぁ、、あんな一瞬で、、あのゴーレムの頭上に移動できる速度は、、理不尽だよな、、」


ハレルが上を向くと、、

ゴーレムの頭上で、雷を拳に溜めながら、構えをとっていた、、


「やっぱり、、派手になら、、こうだろう!!」


ウェルトが、勢いよく落ちていく、、

そして、ゴーレムに当たった瞬間、、

轟音と爆風が周囲を揺らした、、

そして、煙が消えると、、そこにいたのは、完全に灰となったゴーレムと涼しけに立っていたウェルトの姿が見える、、


「ふぅ、、ここまで派手なら、、第二位としての示しもついただろう。」


「あぁ、第二位として、その強さ、その威厳、、ここにいる皆にしたと示した。素晴らしい活躍であった。では、、最後だ。第一位 アガレット。前へ。」


「は~い。」


「これ。返事はきちんとせよ。」


「はぁ、、は!!」


「よし、では、お前にはいくつか制限を設ける。まずは、最上位精霊の使用の禁止。これは、「精霊七家」の皆に課している。そして、お前は、上位精霊の使用禁止に加え、移動の禁止を課す。以上を守り、見事、討伐して見せよ。」


「なんか、、厳しくなってない?」


「第一位なのだ、、このぐらいのことを軽くやり遂げなければ、第二位であるウェルトが見せてくれた威厳というのものが消えてしまうだろ?」


「なるほど?では、攻撃は受けなくていいのですね?」


「あぁ、攻撃を受けなくてはいい。だが、一撃で、派手に倒せよ?」


「ふぅ、、かしこまりました。」


アガレットが前に出る、、

すると、王家は、ウェルトとハレルに命令をして、円を作り出す、、


「その円から出るなよ?」


「は~い。」


「随分と軽いな、、あいつ、、」


「それだけ余裕なんでしょ。さて、あいつはどんな「精霊」を使うのかしらね。」


「精霊七家」、王家、貴族がアガレットに注目をする、、

しかし、アガレットは一切の緊張もせず、何の「精霊」を呼び出すか、悩んでいた、、


「う~ん、、派手にとなると、、「火の精霊」か「風の精霊」、、もしくは「雷の精霊」なんだが、、どれも見せてはいるしな、、う~ん、、」


「何を悩んでいるのだ?アガレットよ。」


「いや、何の属性の「精霊」を呼び出すか、、それを悩んでいるのです。今回は、最後ですので、六属性の「精霊」が出てきておりますので、、「闇の精霊」を使いたいのですが、、それは禁止ですか?」


「いや?今回は使っていいぞ?」


「本当ですか。では、、「闇の精霊」を使います。」


アガレットが「闇の精霊」を呼び出す、、

呼び出した瞬間、、

王城に、濃い「死」の魔力が漂う、、


「、、っ!!」


「精霊七家」がそれぞれ上位精霊を呼び出し、自身の身を護る、、


「ほらね、、こうなるから、、あんまり使えないんだよ。でも、使っていいって言われたから、、使うよ。」


アガレットがゴーレムに手を向ける、、

すると、無機物で感情のないゴーレムが後ずさりする、、


「おいおい、、逃げるなよ。」


アガレットが「闇の精霊」の魔力をひものように伸ばし、ゴーレムを捕まえ、自身の近くに引き寄せる、、

ゴーレムは、そのひもを切ろうと暴れるが、、意味がなくアガレットの眼前にゴーレムが来る、、


「さて、、派手にということで、、これで締めようか、、」


アガレットがそう言うと、、

ゴーレムの頭上に黒い門が現れる、、

その門は、本来ならば上位精霊でなければ開けられない「属性の門」、、

その門を下位精霊が開けるということは、、

アガレットの実力により、下位精霊であっても上位精霊と同等の力を出せることを表すと同時に、「精霊七家」の「序列 第一位」としての品格と偉大さを表していた、、

「属性の門」が開く、その門から巨大な手が合わられ、ゴーレムをつかみ、たった一握りでゴーレムを消し去った、、

お読みいただきありがとうございます。

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