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第十四章-終戦-

いや~ソードアートオンラインの1巻から4巻まで今一度読んでみたのですか、設定や、心理描写、情景描写が凄い!!天才ですね~川原礫さんは。

俺はまだ夜明け前の森の中にいた。それほど大きな森ではなかったはずだが。あと少しでこの世を照らす太陽が顔を出すであろう。一刻も早く村を探さなければ。「フラントン!!準備は出来たか!?」ブラティオンが戦場全体を震わすような声で叫んだ。その顔は戦争前よりかなり痩せ細り、何かに体を乗っ取られているかの様に不気味だった。フラントンは頷いた。すると2人は揃えてスキルを発動した。すると黒竜と白竜が口を大きく開け、赤と青が混ざり合った様な巨大な玉を作り出した。まるで一つの小さな小惑星だ。

「ひゃはははははあああははははぁぁ!!こいつをお前らの一族にぶっぱなしてやるぜ!!はぁぁはっはっは!!死にやがれ!!」恐ろしく笑うブラティオンに恐怖を覚えた隊員もいた。そこにセラミックが立ちはだかった。その目は隊員を守ろうとする気持ちと、覚悟を決めた者の目をしていた。「俺はあの玉を…時空間に永久に飛ばす、俺ごとな…」セラミックは静かに言った。その事を聞いたのは、側近のティゴラだけだった。「セラミック様…まさかあの禁呪を!!…」ティゴラはパニック状態になっていた。「一族を守るためにはこれしかない…」意を決したセラミックはスキルを使う用意をした。黒竜と白竜は、玉をどんどん大きくし一国を落とせるのではないかと思える。今にも発射しそうだ。「ティゴラ…俺の一人息子に…嫌、シリュードにこう伝えておいてくれ。何も遊んでられず、何も教えてやれなくて悪かったなぁ…だが今、俺に出来ること…それは…お前がこれから育っていくこの国を、この一族を守ることだとな!!ティゴラ…後は頼んだぞ…」「発射あああぁぁぁぁ!!」ブラティオンが叫ぶとほぼ同時に、黒竜と白竜は巨大な紫色の玉を発射した。「テレポートヴィジョン…」玉のすぐ近くの大地が裂け、空気が裂け、時空が裂けた。真っ黒な場所に玉が吸い込まれるのに一瞬の合間も無かった。双方が気がついた時は、大地を揺るがす玉も、セラミックも、黒竜と白竜に宿っていた邪悪な石も無くなっていた。黒竜と白竜は力を使い果たしてその場に倒れ込んだ。セラミックの最期はカンデット族を希望へと導く赤く燃え盛る太陽が神々しく昇ってきた時だった。

「ぐっっ!!」急に俺の心臓を鋭利な錐を突き込まれたような痛みが襲った。妙な胸騒ぎを感じた。


しばらく歩くと、さっきは無かった独特の雰囲気を放つ村が姿を現した。「ここがアメニ村か…」多分半分気を失っていた俺は、力無くなんとか言葉を出した。俺がプリズムを出てから、4時間ほどが経っていた…

さようならセラミックさん…時空間で幸運を祈ります…


やっとアメニ村を発見したシリュード。何で出てきたのか、真相は次回に!!

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