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【VTuber】猫乃わん太 through Unmemory World Online【ぬいぐるみ系】  作者: 水城みつは
第一章 アンメモへようこそ!

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第19話 新しい住人

 二つの丸い光がゆっくりとボクの方に近づいてきた。


「なんや、魔物かと思うたら犬獣人かい」

 奥から現れたのはライト付きのヘルメットを被った二人の獣人もふもふだった。手にはそれぞれスコップとつるはしを持っている。


「あ、もぐらさん?」

 背の高さはボクと同じぐらいで少しずんぐりしている。


「あ゙ーっ、誰がもぐらやねん。わいらは由緒正しいドラゴンの血を引く土竜アースドラゴン族や。もぐらなんかと間違わんといてや」

 どうやら、『もぐら』は禁句だったらしい。


▽[いや、土竜アースドラゴン族って、もぐらやん]

❤〚もふもふなドラゴンさん、いいかも〛

∈[どう見てももぐらにゃ……]


「あ、ごめんなさい。ところで、その土竜アースドラゴンさん達はここで何を?」

「もちろん、採掘や。このダンジョンはいろんな鉱物が採取できるんや」

 そう言って穴の奥を指差す。そこにはまだ数人の土竜アースドラゴンさん達に加え、山と積まれた鉱石があった。


「ところで、犬のあんちゃんは何しに来たんや? 採掘って格好ではなさそうだが?」

「そう言えばまだ名乗っていませんでした。平原の丘の上のパウリ村の猫乃わん太です。この度、パウリ村の住人を探しているついでにこのダンジョンを見つけて入ってきたところですわん」

「おお、あの丘のとこの村か! ちょうど挨拶に行こうかと考えていたとこだが、住めるのか?」

 ウチの村、周辺では割りと有名になってるんだろうか、なかなか好感触だ。


「もちろん、ウチの村には腕の良い大工もいますから、家もすぐ建ちますよ」

「大工も居るのか、それは良い。わいらは土木工事が得意だが大工はいないからな。後は手先が器用な奴も多くて細工物も得意や」


◎[見たまんまの土木系種族か、建国はかどるな]

◆[細工物ってやっぱり金属細工だよな、アクセサリー装備とか作れる?]


「ちなみに、わいはモール細工が得意やから皆からは『モール』ってよばれてるわ。これから宜しく頼むで」

 ガハハと笑いながらモールさんがボクの肩を叩いてくる。これはパウリ村もにぎやかになりそうだ。


 すぐにでも移住すると言うモールさん達と一緒にパウリ村へ戻ることになった。ここにいない人達も呼びに行ってすぐに村へ向かわせるらしい。


 村までの道のりは特に何事もなく、ただひたすらしゃべり倒すモールさんに相槌を打つだけであっという間に過ぎていった。


▽[しかし、角兎は全く襲ってこないな]

∈[行きとは大違いにゃ]

◯[やはりわん太がなめられてただけかー]


「いや、そんなはずは……、こうなったら明日は兎狩りを……」

 角兎自体はドロップする角や肉もいろんな意味で美味しいのだ。


「おー、ここがわん太はんのパウリ村か! 近くで見るとまた良い感じの村やないか」


 一泊二日となった住人探しの小遠征も無事に終了である。村を覗くとおおかみさん達も無事に到着しているようで、走り回っている子狼が見えた。一回の探索で二種族も住人が増えたたのは想定以上の成果と言えるだろう。



―― ミッションが進行しました。

  進行状況を更新します。


―― 村を大きくして町にしよう

  * 住人を増やそう(90/100)

  * ???

  * ???



「ところで、この木の柵やけど魔物に壊されそうやし石塀に作り替えてよいやろ?」


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― 新着の感想 ―
もぐら扱いされたくない土竜族のモールさん…
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