覚醒の兆し、そして…
どうも。フリテンというものです。
気が付けば前回投稿から三日経っていました。すでに皆さんの記憶からなくなっているかもしれません^^;
それでは始まります。
「…!?」
レオは驚いた。目の前の少女は、確かに気絶させたはずだ。なぜ、動くことができるのか…そう考えていると、今度はなんと立ち上がってきたではないか。
「…はぁ…はぁっ…」
「…っ、こいつっ…!!」
向こうは、明らかに戦闘することができる状態ではない。だが、この状態で魔装を奪うことはできないだろう。とはいえ、殺すこともあまりやりたくない。レオ本人は目の前の少女がどうなろうと関係ないが、レオの雇い主が殺すことを禁じているのだ。
「ちぃ…!」
レオは魔力を放出し、少女を吹き飛ばす。彼女はそのまま岩に激突し、そのまま崩れ落ちていった。今度はもう動かないだろう。そう踏んで近づこうとするが…
「うぐっ…はぁ…はぁ…!」
「…なんなんだ、お前は…!」
また立ち上がってきた。今度は淡く光っているように見えた。だが、今のレオにとって、そんなことはどうでもよかった。我慢の限界が来ていたのだ。
「もういい。…殺してやる!」
「…」
腰に差していたナイフを手に取り、彼女の喉元めがけて突っ込む。…いや、突っ込もうとした。
それは、突然の衝撃に邪魔された。
「がっ…!?」
レオはその衝撃に耐えきれず、狙っていた方向…レイのいる方向とは違う方向へたたきつけられた。
何事かとそちらを見ると…真装を纏った一人の女が、そこにはいた。
「ふう…なんとか間に合ったみたいね」
「ぁ…リン、さん…?」
そう、絶体絶命のレイを救ったのは、ちょうど「仕事」を終えてギルドに帰る途中だったリンであった。
戦闘の音に気付いたリンは、すぐにそちらに移動したのだ。
「…それにしても、まだ魔装狩りの一味の取り逃がしがいたなんてね。危ないところだったわ」
リンは、レオを一瞥して言った。一方レオの方は、リンを見て驚愕していた。
「まさか…お前…その真装は…!【炎神のリン】!?真装を持っている女がもう一人いるとは聞いていたが…まさかお前だったとは…!」
「その名前、まだ覚えてる人がいたのね…ちょっと嫌いな名前なんだけど、まあいいわ」
リンはため息をつきながら、レイに「あとは私に任せときなさい」という。
「ふ…ぁ…はは…」
安堵からか、レイは笑いながら倒れていく。すでに限界を超えていたのだろう。リンは彼女を少し離れた場所へ寝かし、改めてレオの方へ向いた。
「さーて、真装名『カグツチ』の力…とくと見せてあげるわ」
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今聞くのもあれなんですが、序盤の敵ってどれほどの強さなのがベストなんでしょうかね?
今まで書いた敵が主人公に対して強すぎたり弱すぎたり、両極端なので戦闘がほぼ一瞬で決まってしまっています^^;
今後は実力が拮抗している相手も出していく予定なので、それまでは一瞬で終わるバトルをお楽しみください()
それでは次回の作品でお会いしましょう




