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DRESS CODE  作者: 風李天
9/9

カグツチ

どうも。フリテンというものです。

今日も複数話投稿します。明日投稿しないってわけじゃないよ(フラグ)。

それでは始まります。

「さあ、『カグツチ』の力…とくと見せてあげるわ」

リンがそういうと、彼女が纏っている真装(コード)が微かに赤くなる。『カグツチ』は、魔力を炎の力に変換して戦う真装(コード)である。真装(コード)の見た目に変化が起こるのは、その予備動作のようなものだ。


「ちぃ…!」

リンが放つ魔力のオーラを感じ取ったのか、レオが後ずさる。リンは殺す気はない、ということを教えるためこう言った。


「心配しなくても…この件まで使うつもりはないわ。あなた程度の相手なら、拳で十分」

「なにっ…!?」

これは作戦でも何でもない。単なる手加減である。リンはレオのことを舐めきっていた。実際――二人の間には、かなりの実力差があった。


「くそ、舐めやがって…!後悔するなよ!!」

そういうとレオは上空へ上がり、勢いをつけてリンに向かって突撃してくる。が、リンがそれに備えて構えることはなかった。拳を突き出していることを確認し、片手のみを差し出す…


ドン!!という音と衝撃が生まれる。…が、リンは全く痛みを感じていなかった。片手だけで、レオの突撃を抑えたのだ。


「なに…!」

「残念だけど、あたしを殴りたいならもっと強くならなくっちゃねぇ?」

言いながら、レオの拳を収めている手とは反対の手に魔力を集中させる。彼女もそれに気づき、ようやく焦りを覚えたようだが…もう遅い。


「あんたもやってた「|弱い者いじめ≪魔装狩り≫」の仕返し、ってとこかな。ま、後悔ぐらいしときな」

溜めた魔力を球状にし、レオに押し付ける。次の瞬間、魔力の球は爆発を起こし、レオを吹き飛ばした。


「がああああ!!」

「…さようなら、ね」



…そのうちレオは、勢いを失って地面に落ちた。彼女が生きていることを確認したリンは、レイとレオの両名を担いで、前者は医療機関へ、後者は特殊刑務所へと送っていった。その後ギルドに戻った彼女がその無残な光景を見て、絶句したのは言うまでもあるまい――。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

今回で戦闘パートからは一旦離れ、次回から日常パートに移ろうかと思います。

ルナちゃんアヤコちゃんも出ます。やったねたえ(殴

それでは次回の作品でお会いしましょう

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