真装の脅威
どうも。フリテンというものです。
本日二回目です。余裕のある時に投稿しないと、終わらないような気がしてきた…^^;
それでは始まります。
――【春風荘】。
町外れにある、平和で静かなギルドである。
だが、今は…平和でも、静かでもないようだった。
春風荘の天井が爆音とともに崩れ落ちていく。その中から、二人の女が上宮へ昇っていく。
「なによ…魔装狩りって…!」
「お前の着てるそいつだよ…それを渡してもらうのさ!」
「ふざけんな…!あんたなんかに渡してたまるかっての!!」
言いながら、レオにラッシュを叩き込む…が、今のところ、全ての攻撃が彼女にいなされていた。
殴ろうとすれば、体を動かして避けられ、腕で軌道をそらされ。蹴ろうとすれば、脚で受け止められ。それの繰り返しだった。
このままではらちがあかない――そう思ったレイは、高速で彼女の周囲を飛び始めた。
「…っ、これは…」
レイが装着しているナイトは、スピードであれば真装をも凌ぐ性能があった。そのスピードでレオを翻弄し、少しずつ攻撃を当てていく…そのつもりだったが。
「―――そこだっ!」
速度を乗せた拳はいとも容易くかわされ…すれ違いざまに、ガラ空きとなった腹に、膝が深く入る。
「…がっ…!?」
とてつもない痛みに、意識が飛びそうになってしまう。レイはそれを何とかこらえ…レオの方を睨んだ。
「ふっ、素早く動けば対応できないだろうと考えたみたいだが…俺もスピードには自信があってな。その程度なら見えるんだよ」
「うっ、くっ…」
「お前もギルドの人間なら聞いたことがあるだろ?魔装はどう足掻いても真装には勝てないってな…!」
そう。魔装と真装には、圧倒的な性能の差があるのだ。そもそも真装の魔力の燃費効率が、魔装のそれと比べ格段に良い。そのため、身体強化、痛みの緩和…その他様々な機能に魔力を多く費やせるようになるのだ。
「そういうわけだ…そろそろそいつを寄越してもらうぜ」
「な…何をするつもりだ…!」
「こうするんだよ」
言うと同時、彼女の姿がレイの視界から消え…次の瞬間、レイは地面に叩きつけられた。
「ぐぁ…!」
体がダメージを認知すると同時…彼女の意識が、朦朧とし始めた。
「ふん、あっけなかったな…」
レオは、『獲物』がピクリとも動かなくなったのを確認すると、地上に降り立った。
「もうちょっと楽しませてくれるやつだと聞いていたんだが…」
魔装を奪うため、彼女に歩みよる。
「まあ、なんにせよ。これで俺のノルマは達成だ…!」
そのまま、彼女に手を伸ばしたが…
パンっ!
と、その手が彼女に弾かれた。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
戦闘シーンを文字に起こすの、めっちゃくちゃ難しいですね…^^;
精進したいところです。
それでは次回の作品でお会いしましょう




