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DRESS CODE  作者: 風李天
5/9

物騒な噂

どうも、フリテンです。

某モンスターを捕まえるゲームをしていたら、こんな時間になってしまっていました。ウルボで捕まえられる確率が低すぎる…^^;

それは置いといて、本編始まります(急)

―――とある昼下がり。

飛翔レイは、ギルド総括会「ライトゥーン」の経営するレストラン「ファームの大木」にて、大好物のオムライスを食べていた。


「う〜ん♡やっぱいつ来ても最高よね、ここは!」

このレストランでは、ギルドの関係者であればいつでも割引を受けられる。一応学生でもあるレイは、ギルドの正規メンバーであるとはいえ給料は低めなので、いつからか頻繁に利用するようになった。


「はぁ…この幸せな時間が永遠に続けばいいのに…」

好物を頬張りながら幸福に浸る。

…が、その幸福は、後ろから聞こえてきた声にかき消された。


「ねえアヤコちゃん、知ってる?最近、色んなギルドの戦闘員が無差別に襲撃されてるんだって」

「え〜、マジ!?やばいじゃん、それ!」

レイは口の中にあったものを飲み込み、不機嫌そうな顔でそちらを向いた。

先ほど不穏な話をしていたのは、レイと同じくよくここに訪れる少女(ルナ、という名前だったか)と…隣の人物はわからなかった。まあ、見た目的に同年代であろう。

至福の時間を邪魔されたのは癪であったが、気になる話題を出していたのは事実だ。幸いルナとは何度か話したこともあるので、思い切って声をかけてみることにした。


「ねぇ、その話、私もまじってい〜い?」

「あ、えっと…レイちゃん!いいよ、おいでおいで」

「ん、あんがと」

そう返事をすると、レイはお盆ごとルナ達がいる席に行った。「隣いいよ」とルナが言ってくれたので、そちら側に座る。


「…それで、話の続きなんだけど。この連続襲撃事件には全部、おんなじことが起こってるらしくて」

「というと?」

「レイちゃんが付けてるような魔装(ドレス)粒子化装置が、全部取られちゃってるみたいなの」

「ええ、こっわ!なんでそんなことするんだろ!?」

「え、ええっと…そこまでは分からないんだけど…。と、とにかく、襲われた人たちはみんな、真装(コード)に覚醒していない人たちだ、っていうことも分かってるのよ」

「真装(コード)…」

真装(コード)とは、覚醒した人物の「心の形」が具現化されたものである、とされている。

魔装(ドレス)を着ていようがいまいが、身体か心、どちらかが窮地に立たされれば発現することがあるようだが…未だにその正体はよくわからないものであった。


「まっ、真装(コード)はどんな魔装(ドレス)よりも強いって話だしね〜。勝てない相手とは戦いたくない!っていうのが本音じゃねーん?」

「うん、みんなもそう言ってるよ。レイちゃんも、その…気をつけてね?」

「…あっ、ええ…」

…なぜだろう、真装(コード)と聞いてから胸が騒いだが――ルナたちが別の話題を始めたことで、その疑問も去っていった。




「――ということがあったのよ」

レイは、昼にあった出来事をリンに話した。ただ見たことがないものに対して頭が働かなかっただけかもしれないが、どうしても気になったのである。連続襲撃事件についてもついでに話した。


「ああ、その件については今朝情報を受け取ったばっかりよ。田舎のギルドがよく狙われてるみたいだから、ここも危ないかもね〜?」

ヘラヘラしながらリンが言う。


「他人事みたいに言わないでよ…こっちはいつ襲われるかハラハラドキドキだっちゅーの」

「はいはい、わかってるわよ。まあ、あなたくらいの実力なら、追い返せるんじゃないの?」

「そりゃまあ、確かに試験では一番だったけどさぁ…」

ギルドに入るためには、ギルド総括会が開催する「魔装(ドレス)適性試験」を受ける必要がある。レイはそこでぶっちぎりの1位であったが…あくまで試験での結果である。試験監督からも実践で通用するとは思うな、と釘を刺された。


…ちなみに、レイがこのギルドに来るまではリンが戦闘員も兼ねていたらしい。戦っているところを実際に見たことは無いが、彼女にそんな実力があるようには見えなかった。雰囲気的に。


「じゃあ、そういうわけだから。今日の仕事、ここに載ってること全部やっとくこと」

ドン!と、資料が机の上に置かれる。どうやら今日は事務仕事のようだ。レイは「うげっ!」と声を上げた。


「これ全部やんのぉ?今日中にぃ!?」

「ええ。ちゃんと締切守りなさいよ、たまーに学校から課題が提出されてない、って文句言われてんだからさあ」

「バレてたのね…って、どこか行くの?」

「ん…ちょっとね」

レイに呼び止められ、リンが足を止める。出口の近くにかけてあった指輪を手に取りながら、

「――まぁ、仕事ってやつ?今日は帰らないから、戸締りもよろしく」

そう言い残して、部屋を去っていった。


ここまでご覧いただきありがとうございます。

ちょっとしたフラグ立てをしました。わかり易すぎますけどね…

レストランにでてきたギャル子の名前、何にしましょうか?こういうモブキャラにも名前があった方がいい…と思うのは自分だけですかね?^^;


↑ギャル子、既に名前つけてました。自分で作ったキャラの名前をすぐ忘れるなんてなんとお恥ずかしい…自分用に登場キャラ一覧とか作った方がいいかもしれませんね^^;

それでは次回の作品でお会いしましょう

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