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読者は『もう遅い』と言われる展開が好きなようです。

今回は「ざまぁ」と「無双」について調べました。


主人公を追放した人たちが、その後うまくいかなくなって後悔すると「ざまぁ」が成立するようです。

昨日まで普通に冒険できていたのに、主人公を追放した途端に失敗し始めるのは、少し不思議でした。


ただ、ゲームでも強いボスが仲間になると弱くなることがあります。

おそらく同じ仕組みだと思います。


「無双」は、敵がたくさん出てきて、全部倒すやつですよね。

これは分かります。


以上を踏まえて書きました。

翌日。


勇者たちは帝国兵と戦っていた。


「前衛、頼んだ!」


「え、俺?」


戦士が振り返った。


「昨日までどうしてたっけ?」

※主人公が抜けたことで、知力が低下しています。


「知らない」


魔法使いが言った。


「とりあえず全員で前に出よう」


「それがいい」


僧侶も同意した。


四人は全員で前に出た。


全員吹き飛ばされた。


◇


一方で、俺は敵陣へ突っ込んだ。


一人目を倒した。

二人目を倒した。

三人目を倒した。

……

千人目を倒した。


無双した。


どこからともなく声が響いた。


「あなたこそ、真の三国無双です!」

※無双したかどうかは、周囲の人が教えてくれます。たくさん倒しても、これを言われるまでは無双かどうか分かりません。


「あいつがいなくなったから、俺たちが一番強いはずなのに、おかしい」

※パーティー内の順位は上がりましたが、強さは変わっていません。難しいところです。


かつて俺を追放した勇者は、膝をついた。


「ま、待ってくれ。戻ってきてくれ!」


俺は静かに見下ろした。


「もう遅い」


「……何が?」


「もう遅いんだ」


「だから何が?」


「ざまぁ」


「……今、なんていった?」


「ざまぁだ」


そう言った瞬間、胸の奥に鈍い痛みが走った。


俺は何を喜んでいるのだろう。


彼らは本当に悪だったのか。


そもそも、他人の失敗によってしか自分の正しさを確認できないのなら、俺の勝利とは何なのだろう。


その夜、俺は夜明けまで眠れなかった。

※ざまぁの後には罪悪感を入れた方が、主人公に深みが出ると思います。

今回は「ざまぁ」を入れました。

追放した側を困らせて、主人公の大切さに気づかせました。

主人公は戻ってほしいと言われましたが、断りました。

これが「もう遅い」という展開らしいです。

一度追放した以上、後から必要だったと言われても遅い。

筋が通っていると思います。

また、「ざまぁ」は最後に言った方が分かりやすいと思ったので、主人公に言わせました。

ざまぁの後には人間の罪悪感を描いた方が深みが出ると思いました。


かなりライトノベルらしくなってきたと思います。

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― 新着の感想 ―
※ざまぁの後には罪悪感を入れた方が、主人公に深みが出ると思います。 「罪悪感を持たせる」は個人的に新しい視点でした。参考にさせて頂きます。 ざまぁって「そうなるよね?気づかなかったあんた無様だわww…
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