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オカルト科学"界"の僕と多次元魔法"海"の私  作者: 坂水 雨木
第二章(地球)、私と少年と秋の怪異。(前編)
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第三話、少年と友達と妖怪。

 月曜日、学校帰り、夕方――はないので夜。時刻的には夕方だけど、夕枯れは今日も続いているため早々夜になってしまった。

 帰り道、夜の闇に包まれた通学時間はあってないようなものなので、帰宅途中の生徒の姿を眺めていたら一瞬で終わってしまった。


 家に着いて少しだけのんびりして、軽くお腹に食べ物を入れて今日の塾へと向かう。


 まだ十七時ちょっと過ぎだと言うのに、既に真っ暗な夜道を歩く甚伍に付き添う。

 近頃、というか夏休みが終わってから。甚伍は夏期講習を終えて普通に塾に通い始めた。夏休みの間だけのお勉強だと思ってたけど、実は普通にその後も通うつもりでいたらしい。


 日程としては月曜日と水曜日と金曜日の三日間。三日だけでいいのか、三日も通わなくちゃいけないのか、正直私には判断がつかない。去年からの甚伍の成績を見ていればなんとなくこの子のお勉強事情は理解できるので、たぶん大丈夫なのだと思う。当人にもそんな話を聞いたし。


 部活がなくなり、たまに怪異について調べるため部室に寄るとはいえ基本的に甚伍の学校生活には余裕が生まれた。


 私はあまりわかっていなかったけれど、甚伍の通っている学校はそれなりに高校受験に向けたお勉強のスケジュールを立てて授業を行っていたらしい。だから授業は九十分だし、週に二日は追加で授業があったりした。そのおかげで今は授業の進捗状況にかなり余裕があるとか。


 一、二、三、四、五(五だけ週に二日)とあった授業は五は完全になくなり、四もない日が増えている。具体的には四時限目があるのは週に三日だけ。これも十月に入ったらなくなるらしいから――正確には選択授業に変わる――十月からはいつも十五時に学校が終わる計算になる。


 甚伍の場合、塾に行くのが週に三日で学校で追加選択授業を受けるのが二日。結局は五日間お勉強を続けることには変わりないけれど、それでも五時限目がないだけでかなり時間的余裕はできる。


 朝から学校で、遅くても十七時前に帰れて、塾があるとしても十八時頃には帰れるようになる。


 今までと比べれば格段に時間が空く予定。私とのお喋りに使ってもいいし、私とのお話に使ってもいいし、運動時間を増やすのでもいいし、妖怪との交流に使ってもいいし、私とお散歩するのに使ってもいいし。なんでもできちゃう。


(……夜が涼しくなってきたねー)

『そうなの?』

(うん。……まあ本当はまだ夜じゃないんだろうけど、それでも涼しいのは変わらないからさ)

『ふーん……』


 辺りを見回し、街灯に照らされた道をふわふわ浮かんで少年に憑いていく。

 夏祭りでよく見た提灯はなくなり、明るさもあの時とは比べ物にならないほど弱い。それでも通り過ぎる車のライトと等間隔に並べられた街灯は、視界を利かせるのに十分すぎるほど光として機能していた。


 学校帰りの生徒がちらほら、他の歩行者もちらほら。霊体も低級妖怪もちらほら。こちらから積極的に絡まなければ一切悪影響のない存在たち。無視して歩くのにも慣れてしまった。


 行き交う人たちの様子は普段通り。至って普通だった。


『やっぱり誰も気づいてないみたいね』

(だね。塾で桔葉(きつば)君に会ったら、このこと込みで話そうか)

『ええ。あっちも妖怪からの情報が何かあるでしょうし』


 たぶん、という言葉は胸の内で付け加えておいた。なかったらなかったでしょうがない。私たちもどうにか情報集めなくちゃいけなくなるけど、それはそれでいつも通りだから慣れたものよ。


 塾に辿り着き、平和に授業を受けること一時間か二時間か。十九時過ぎにはお勉強は終わった。疲労を顔に残しつつも、身体を伸ばして建物を出る。外の暗さは変わらず、帰りの途に就く子供たちと見送る大人、迎えに来た大人で塾の出入口は少しばかり混雑していた。


 甚伍は宇美花神社の巫女、桔葉さんを連れて近くの公園――美花(みはな)公園に向かう。大きな霊木が植えられていて、青い花々が咲き誇る妖怪たちの集会場……みたいな場所。霊木も花も妖怪たちの幻惑結界で一般の人たちには見えなくなっている。桔葉さんは巫女だし、甚伍は特別なので見えるようになっている。私は……私は甚伍の守護霊だから見えるのね、詳しい理由は知らないわ。


 霊木の下まで行き、二人で根っこに腰かける。妖怪たちは空気を読んで別の場所にいるらしい――上見たら普通に結構いた。こっちに手振ってきてる。耳澄ませたら話し声も聞こえてきてる。


 ちらと甚伍たちを見たら揃って苦笑していた。


「えと……石海君、ごめんね。(うち)の妖怪たちが騒がしくて」

「あはは。いいよ別に。桔葉君が妖怪たちと仲良さそうで何より。巫女生活はどう?」

「ど、どうなの、かな……。みんな優しいし楽しいけど、うーん……と、敬われてるからかな。その……すごく恭しく話してくる妖怪が多くて……」

「あー……うん。桔葉君巫女だからね、そりゃそうなるか。僕が妖怪の立場でもきっとそうするし」

「うう……嬉しいけど嬉しくないよ」


 困った顔の桔葉さんと、からりと笑う甚伍と。

 甚伍からの翻訳を聞けば、桔葉さんはそれなりに妖怪たちと仲良く過ごしているらしい。巫女生活も新しいことばかりで大変だけど楽しいとか何とか。


「――それじゃあ本題だけど」


 柔らかだった空気が切り替わったのを感じる。

 それはそれとして、この公園の明るさにびっくりしている。私、ここ何度か来ているんだけどね。こんなに明るかったかしら……。


『あっ』


 気づいて声を漏らして、ちらと甚伍が私(のいる方)に視線を向けた。なんでもないと思念を投げ、霊木の下に明るく(・・・)咲き誇る花を見つめる。


 夏祭りの日以降、夜の美花公園に来たことはなかった。

 お昼には何度もあったけれど、夜は一度もない。妖怪だから夜に行動するのが普通と思うなかれ。幽霊もそうだけど、少なくとも私たちの周りでは朝から晩までいつでもどこでも怪異は動き回っている。もちろん宇美花の見知った妖怪も例に漏れない。


 本当なら夏祭りの日に気づいておくべきだったのかもしれないけど、あの時は色々わちゃわちゃしててそこまで気が回らなかった。

 普通に夏祭りの雰囲気良くて興奮しちゃってたのもあるわね。


「――ほとんど情報ないけど、僕の方はこんな感じかな」

「うん……そっか。ええと、本来なら日没が十七時半くらいで、大体その三、四十分前には真っ暗になっているってこと、だよね」

「そうだね。昨日と一昨日しか見てないから正確には言えないんだけど、日の入りが早くなればその分時間も変わってくると思う。何をどうやって夕方を判定しているのかは正直さっぱりだ」

「そう、だよね……。ボクも見てたけど、気づいたら夜になってて正直よくわからなかったんだ」

「だよね。一応軽くネットで調べてもみたけど、一切情報なくて全然だった。というか何調べればいいかわからなくてさ。桔葉君の方は?」

「うん。えと、ボクもインターネットではちょっと見てみたよ。石海君と同じで全然だめだったけど」

「あはは、そりゃそうだよねー」


 甚伍の意訳を耳に入れながら私なりに頭を巡らせる。巡らせ……巡らせようとしてもだめだった。情報無しなのは今のところ変わらないもの。早く桔葉さんの持つ妖怪ネットワークから情報もらってちょうだい。


「ええっと、じゃあ今度はボクが妖怪のみんなから聞いた話だね」

「うん、お願い」

「うーんと……調べるにもまだそんなに時間経ってないから、ちょっとだけしかわかってないみたいなんだけどね。……えと、とりあえず夕日とか、夕方?に直接関わる妖怪なんて聞いたことないんだって」

「なるほど。僕も今まで聞いたことなかったからそうかと思ったけど、やっぱり誰も知らないんだ?」

「う、うん。みんな見たことどころか聞いたことすらないって。……でも、他の人が夕方がなくなったことを気にしていないのはやっぱり幻惑?らしい。根本的にはこの公園と同じ原理で、詳しく教えてくれたけどよくわかんなかった」

「ふーむ、やっぱり幻惑系か。それって妖怪が使える魔法?妖術みたいなものなの?」

「え?う、うーん……たぶん?妖術とも霊術とも言っていたから、細かくは決まってないみたい」

「そうなんだ。ありがとう。他にも何かわかったことある?」

「うん。えっとね、この夕枯れ現象、宇美花でしか起きてないんだって」

「――そうだったの?」

「う、うん。幻惑はテレビとかにもちゃんと影響しているから、すごい強力なんだって。それだけ夕枯れを起こしている存在も大きくて……」

「桔葉君?」


 同時翻訳で話についていけていた私も、途中で言葉を止めた桔葉さんへ目を向ける。

 何か考え込んでいた様子の少女――じゃなかったわね。この子男の子だった。巫女だとか声が高いとか顔立ちとか仕草とか女の子っぽいからつい間違えちゃう。この子、男の子なのよ。


 桔葉さん(少女ではなく少年)は甚伍の呼びかけに気づいてあわあわと表情を忙しく変えていた。こういうところが女の子っぽいのよ。


「あ、あの、えと、その、ええっとね。みんな夕枯れを起こしているのが妖怪だったとしたら、その意図がわかんないって言ってたんだ」

「意図?」

「う、うん。目的っていうのかな。夕枯れを起こす理由もそうだけど、夕枯れを起こして何をしたいのか全然わからないって……」

「……その後、目的、か」


 呟き、情報を私に共有してくれる。


『目的、ねぇ』


 甚伍と同じことを呟き、桔葉さんからもらった情報を頭の中に整理して置いておく。


「……おっけー。正直まだわからないことだらけだけど、色々ありがとう。さすがは宇美花神社の巫女さんだ。助かったよ」

「も、もう、やめてよ。ボクこそ、その、石海君と話せてよかった。あんまり怪異、とか、そういうこと話せる人いないから……ボクの方こそ助かったよ」

「なら、お互い様だね。こっちでも何かわかったらすぐ伝えるから、桔葉君の方でも何かわかったらお願いね。連絡は……急ぎは電話でもいいよね?」

「う、うん。全然いいよ。神社の時みたいだったら会ってお話なんてできないもんね」

「だね。遅くなるのもアレだし、そろそろ帰ろうか」

「うんっ。――あ、えっと石海君」

「うん?」


 ベンチから立ち上がった甚伍が振り返り、座ったままぎゅっと両手を胸の前で握る桔葉さんを見る。だからそういう仕草が女の子っぽいと何度も……言ってはないか。言わなくてもいいわね。可愛いし。


「時間も時間だから、布女(ぬのめ)さんが送ってくれるって」

「急に僕の知らない名前出てくるじゃん。布女さんって――」

「――わたくしのことですわぁ」

「うわあ!」

「わぁっ!?」

『きゃあっ!』

「……どうして(かい)様まで驚くのですかぁ」


 何が起きたかって、急に霊木の上から真っ白な布が落ちてきた。しかもくるくる回って人型になった。本物の人っぽいけど、作り物っぽさもある。肌の色も髪の色も真白で、目の色だけ白にほんのりクリーム色っぽさが混じってるけど、着物も下駄も全部全部真っ白。そこだけ色抜きしたみたいに真っ白よ。


 私と甚伍はともかく、この妖怪(ひと)のことを知っていたであろう桔葉さんまで驚いたからか、彼女はしょんぼり気味に肩を落としていた。ちゃんと表情の移り変わりがあるのはやっぱり妖怪であっても"生"を感じさせる。


 どうでもいいんだけど、この(ようかい)と会うのは初めてね。綺麗な人。


「ご、ごめんね。いるってわかってたんだけど急に来るから……」

「はぁぁ……いーえ、構いませんわぁ。それよりそちらが噂の石海様ですわね」

「噂?」


 問いかけられた甚伍が返事をする。

 私の知らないところで私の取り憑き相手が妖怪たちの間で噂になっているらしい。どんな噂か気になる。


「はい。海様のご友人で、不可思議な霊を連れているとか。……本当にいらっしゃいますの?いーえ、いるのでしょうね。一切感知できないだなんて、本当に不思議」

「噂って守護霊さんのことか……」

「ええ、まあ。ですがそれだけではありませんわよ」


 さっきから妙にやる気なさげで眠そうなのは、この妖怪の素がそれだからなのかもしれない。

 眠そうなまま、その噂とやらを指折り数えて挙げていく。


 曰く、怪異と生身で対峙する。正解ね。

 曰く、妖怪と生身で戦う。微妙に合ってたり合ってなかったりかも。

 曰く、見えない霊を連れている。大正解。

 曰く、人間を装った怪異。間違いね。甚伍は普通の人間の男の子だから。

 曰く、前世の記憶を持っている。間違い……よね。たぶん。

 他色々たくさんの噂。


『ねえ甚伍、あなた前世の記憶なんてあるの?』

(あるわけないでしょ。あったらもっと上手く怪異に対処できてるよ)

『そうよね、納得』


 やっぱりなかった。ちょっぴり呆れの目を向けられちゃったのは仕方ないと割り切る。そういうこともある。


「――このような噂ばかりですから、どのような方かと思っていたのですけれど……案外普通の人間ですわね」

「あー、はい。普通の人間ですので」

「……まーいいですわ。わたくしは布女。それ以上でもそれ以下でもありませんわ。海様付きの侍女とでも思ってくだされば結構です。さあ海様、早く帰りますわよ。明日も学校なのですから、さっさと帰ってさっさと食べて寝ましょう?よく食べてよく寝ないと大きくなれませんわよ」

「ぬ、布女さんっ。そこまで言われなくたってわかってるよ」

「ならいいですけれど。それと石海様。海様のついでに送って差し上げますから。そのままじっとしていてくださいませ」

「え、は、いぃぃっ!?」

「わあぁぁ!?布女さんっ、石海君のこと丁寧にしてあげてね!?」

「ええ、ええ。わかってますわよー」


 適当に流し聞きしていたら、急に布女さん?の足が伸びて大きく広がって布になって、甚伍の身体をするする巻いて包み込んじゃった。顔だけ出てる春巻きみたいな感じ。


 視線だけで私のいる方向に助けを求めてきてるけど、ごめんね。私物理干渉できないのよ。あと、不憫だけど可愛いから止めてあげない。


『……にしても、やっぱり妖怪は妖怪ね』


 呟き、街の上空を緩い速度で飛ぶ少年たち一行を見やる。

 布ぐるぐる巻きの甚伍はそのまま、大きな絨毯のように広がった布の上で転がされている。すぐ近くには桔葉さんと布女さんもいて、二人は腰を下ろして座った体勢。まんま空飛ぶ絨毯だった。


 布女さんからの好感度が低いっぽいのは……どうしてかしら。そもそも人間好きじゃない系の妖怪なのかもしれないわね。


 それならしょうがないと軽い納得をし、思考を打ち切って周囲の景色に目を移す。


 宇美花の夜の街。空から見る景色。

 人工の明かりが眩しく輝き、月と星の明かりが淡く照らす。


 夏祭りの日に霊木の上から見た景色に似ていて、あの穏やかな時間のことを思い出す。短くも私にとって大切な思い出となった時間を共有した相手は……身動きできなくて大変そうね。見なかったことにした。


 私は普段から空を飛んでいて、甚伍からも一定距離までは離れられるから見下ろす感覚には慣れている。レメイラでも魔法術で空くらいいくらでも飛べるので、恐怖心もなければ新鮮さもない。

 ただなんとなく、こうして甚伍と、誰かと一緒に空を飛んでいるという現状は感慨深くもある。


 誰とも意思疎通できなくて、完全に夢だと割り切っていた始まり。朝起きて夜寝るまで、記憶が薄くて本当に夢を見たのかさえ曖昧だった頃を思えば、今は本当に色々と変わった。


 少年――石海甚伍の声が聞こえるようになって、夢がちょっぴり楽しくなってきて。気づけば二人で話せるようになって、ただの機械文明かと思ったら実は全然よくわかんない生き物……怪異は……とにかく意味不明な世海と知って。


 レメイラでの毎日の仕事も大変で忙しいけれど、こちらの世海もまた問題だらけで大変。でも一人じゃないから。甚伍とお話しながらどうにかしていくのが楽しくて。なんでもない日常生活を過ごせることが嬉しくて、夢らしくない夢の世海が今は楽しくて楽しくてしょうがないほどにまでなってしまった。……怪異については、定期的に本当に嫌になったりもするけど。それは別として。


 ゆるーりと霊体の身体を動かして、甚伍の傍に寄る。

 お疲れな様子の少年は布を解くのを諦めて暇そうに宇美花の街を眺めていた。暇そうではあるけれど、珍しい景色を見る瞳に興味が宿っているのを私は見逃さない。


『甚伍ー』

(あぁ、守護霊さん。何か用?)

『ううん。別になんにも。少し夏祭りの日のことを思い返していたの』

(また?――って、そっか。ふふ、この景色、少し似てるかもね)

『ええ』


 ほんのり口角を上げる少年に、私もやんわりと笑みを浮かべる。


『ねえ甚伍』

(うん)

『いつかまた、何も考えず気楽に二人で街を眺めましょうね』

(そうだね。……うん。またそのうち、二人で眺めよう)


 夜を舞う白い布に乗って、私と甚伍は家に帰る。

 字面にするととても綺麗で、家の前に降ろされた時に変に笑いそうになっちゃった。


 甚伍を空飛ぶ大布から降ろす時はぐるぐる巻きでも丁寧に地面に立たせてくれて、布もしっかり解いてくれた。

 石海様のためじゃありませんわ、なんて言う布女さんのことを桔葉さんが照れ隠しとか言って、ちょっぴり頬を赤くしている布女さんが印象的だった。ツンデレってやつね。初めて見たわ。


 家に入り、家族と挨拶を交わし、食事やお風呂を済ませて寝床に入る。

 夕枯れ以外におかしなことは何もない、平和であたたかな一日が終わる。


 平穏への期待と、今後への不安を綯い交ぜにして眠る少年を見守り、私もゆっくりと目を閉じた。


 閉じられた窓の外からは、鈴虫の音が遠く聞こえてくる……。

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