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月の姫の想い人  作者: 汐月美桜
月と姫と日の姫
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9/12

晴人と青の能力

「僕の能力は天気を操れる。」

「天気?」

「八意思兼命の能力を使って倒すから・・・みてて。」

天気の神の事だ。私は首を縦に振る。

「1の天気雨降り」

そう言った瞬間に雨が降り出した。

「この技には僕が仲間だと思っている人には回復するけど反対に敵だと思っている者には、ダメージを受ける。」

「すごい」

私は思わずこぼれた。

「痛い痛い、包丁で指を切るよりも痛い。」

前の人志よりも強い。

「日菜梨、俺のも知っといてくれ。」

「うん」

「俺はワタツミの力を借りる。」

ワタツミとは海の神の事だ。どちらも日本の神様。

「1の波荒波」

そう言うと、人志にの足元が揺らいだ。その後に水がかかった。

「琴葉。」

「はい」

「1の月月光。

この技を見た敵は目が見えなくなり、混乱する。」

「晴人くん。今の人志は混乱しているから晴人くんの攻撃なら倒せる。」

「ありがとな日菜梨、1の波荒波」

人志は晴人くんの技を喰らってて目覚まさない。少し間を待つしかないみたいだ。

「疲れた」

「おつかれ」

日和が言う。そこで人志だった人が回復した。鎧を着ている。

「大事なものを思い出させてくれて礼を言う。

「こちらこそありがとうございます」

「私は戦国時代が好きです。」

「そうか。」

武将はうれしそうだ。きっとこの鎧は伊達政宗公かな。

「では、礼として、願い叶えられる範囲で叶えようか」

「良いのですか?」

「良い」

「ありがとうございます。では、ノートに一言メッセージと花押を書いていただけませんか?」

「わかった。」

政宗公にノートを渡した瞬間に前の人志の一言メッセージと家紋が書いてあった。

「これでよいか?」

「ありがとうございます」

こう書いてあった。政宗公の辞世の句。やっぱり政宗公なんだ。

曇りなき心の月を先立てて浮世の闇を照らしてぞ行く

意味は月の光を頼りに進むように、先の読めない戦国の世を自分の信念を頼りにひたすら進んできたと言う意味だ。

書いた後に消えていった。その後電車を乗って帰ると6時だった。家の近くに来ると、日和は口を開いた。

「今日はありがとう。楽しかった」

「あとで、写真送るね。」

「じゃあ、また明日」

「また学校で。」

青くんが晴人くんに被せる。

解散した後、家に帰った私は写真を送った後、ノートを見返した。このノートは浜松城に好きな歴史人物のお墓参りに行った時に買ってもらったノートだ。桜と紫の色をしたノートだ。ノートを見ていると、思ったことがある。

日の姫は強くなれないのかな?

さっそくそのヒントを探しに行った。まずは華様の本だ。やはり、月の姫のことしか載っていない。だがその次の、「日の姫は消えて」と言う本を見つけた。これも華様の本らしい。その中にあるページがあった。日の姫の細川千代様が強くなった修行リストのようなものだ。これを日和にやってもらえれば、どうにかなるか?私の家には大きな修行用の部屋もある。過酷そうだけど。

練習①1時間ほど呼吸を整え、じっとしてる。

②月の姫とは反対の特性を習得する。

特性とは、晴人くんだと波いわゆる、水だ。水の中にも海、川、滝などのたくさんの種類がある。その反対は植物。植物の中にあるのは、その中間が、青くんが持つ天気。植物や天気は種類はあまりない。だけど、私はなんだろう?月の修行の中にもいろいろある。月の上弦が師匠。満ち欠けと同じように、5個の特性がある。その特性のうち、華様は最も高い満月だ。その次は新月。その後上弦、下弦、三日月だ。反対とは何だろう?

私は本を閉じて、お兄ちゃんの部屋に突撃していた。

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