晴人の気持ち
こんにちは、汐月美桜です。今回のお話から読み始める人は必ず4の夜の会話と15の日和の強さを読んでから読んだからお読みください。今回のお話は、いつも読んでくださってるみなさんにとって、楽しみにしていたお話かもしれません、ぜひお読みください。
改めましていつも月の姫の想い人をお読みくださりありがとうございます。これからも執筆に励んでまいりますので温かく見守っていただけると嬉しいです。
新作「悪女と呼ばれた姫の願い」はまだまだ作り始めたばかりのため、投稿まで時間がかかると思います。お待たせしてしまい申し訳ありません。まだまだ未熟な身ですがこれからも頑張ってまいりますのでよろしくお願い致します。
俺は晴人。今はカズムの城を攻めている途中だ。第一部隊の援護のおかげで第三部隊を援護しながら、前に進んだ。帰郷が前に出てくれてるから道がわかる。この調子で日菜梨の元に連れてってくれ。階段を登った後、大広間のような場所が見えた。大広間に出る前に目の前の敵がいることに気づいた。作戦を考えてから戦うことにした。敵のずっと奥に上の階に繋がる道がある。
「晴人様、気づきました?」
「あの後ろの扉、日菜梨の元に繋がる扉なのか?」
「そうです。」
「まずは、目の前の敵を倒さないとな。」
師匠が言う。
「青、行け。」
「え?」
「いいから、行け。日菜梨を助けに行け。」
「わかった。叔父さん、帰郷、日菜太さん行こう。」
そう言って3人は首を縦に振った。
「5の波竜巻」
俺は第三部隊を援護するために少し体力を使う技を出した。3分の1ぐらいの敵を倒した。人消しの出せる技は真力によってきまる。真力とは体力に比例する人消しのエネルギーだ。どの特性は1〜5まではあまり真力を消耗しない。どの特性も8まで技がある中でとくに8個目の技は少しの間どの技も出せなくなる。
「晴人、全員倒しますよ。」
葉月さんが言う。
「はい」
「5の花梅花 桜梅桃李」
葉月さんがそう唱えた瞬間に敵が倒れた。何が起こったんだ?
「この技は、使う人消しが苦労してやっと手にする技なの。私は桜梅桃李と言って相手を倒すけど日和は違う技を使うだろうし、まだ使えないの。」
「なんでこの敵は全員倒せたんですか?」
何が起きたのかわからない。
「私が日菜梨さんを助けたいって思いが強いからそれのために道を開いてくれた。桜梅桃李はみんな違ってみんないいって意味だよ。」
思いが葉月さんのねがいを叶えたっことか。
「晴人、両親のことどこまで知ってる?」
「ほとんど何も知らない。」
もしかして話してくれるのか?
「あなたの両親は人消しだった。だけど、ヒルズダークの2番臣下と戦いになって敗れてしまった。」
「えっ・・・?」
嘘だろ。嘘だろ。父さんと母さんが人志にやられた。
「晴人が家にくるか日菜梨の家に行くかの2択だった。そこで同い年で男の青がいる家に来たのよ。」
「母さん達がやられた時に俺はどこにいたんですか?」
声がふるえた。
「春菜さんと一緒にいたわ。」
春菜っていうのは俺の母の名だ。
「遊園地に遊びに行って、その帰りにヒルズダークの2番臣下のタリにやられたわ。あなたを命懸けで春菜さんと翔さんは守ったのよ。だから死んではダメよ。日和と幸せになりなさい。」
「はい。えっ?」
「晴人、日和のこと好きでしょ?」
俺は驚きを隠せない。
「なんでそれを?」
「質問を質問で返さない。晴人、バレバレなのよ。日和は恋愛とかのそういう気づきには鈍いみたいだけど。」
日和は勘が鋭いと日菜梨と話をしていたが、恋愛が鈍くてよかった。バレてたらまずいからな。
「日和のことは好きです。」
「その気持ち、日和には伝えないの?」
「伝えられないです。」
葉月さんは首を傾げながら「なんで?」と聞いた。
「俺は日和と小学校が同じで、日和をずっと見てきて友達に何度も裏切られても何回も立ち直って、真の強い子っていうのは日和みたいな子のことを言うんだな、俺は釣り合わない。俺といると、日和まで不幸な目にあう。」
青と学校が違うのは、それぞれのコミュニケーションを上げるためだと言われた。日和は引っ越してきたみたいだった。だけど、きっと違う。葉月さん達は、日の姫と月の姫それぞれと知り合うためだと思う。
「それは違うと思う。その気持ちを伝えなかったら、あなたは次も大事なものを失う。」
「・・・」
「だって、自分の気持ちに素直になれない人は一生それを続ける。あなたが最近自分の気持ちに素直になれたことはなに?」
「日菜太さんに修行してくださいとお願いしたことです。」
「そうやって、1つずつ自分の苦手と向き合いなさい。」
「はい」
俺がそう言った後に葉月さんは第一部隊の方に向かって歩いた。それに俺も続いた。まだ日和に告白できる勇気はないけど、いつか絶対に告白するぞ。




