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ゲーム内容知らないので、悪役令嬢役を放棄します!  作者: 田子タコ
③本日のポイ活

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66/69

66、ポイ活の裏側 2

この依頼について、ゴツマス妻から聞いた注意事項が何点かある。

1、監視対象に見つからない。

2、もし、子供に害がある場合はすぐに間に入る。

3、その場面、監視していたことは伝えない。

4、何もなかった時も、誰にも伝えることなく終わること。

イコールで言ってしまえば、これは監視してる自分も試験にかけられていることになる。

まず見つからないが大前提。

問題があった時の対処や処理。

ここにもう一人監視がいる可能性があること。


そして、この子供役だろう役者がそうなのではないかと当たりをつけた。

姿形動作声、どれをとっても子供だろうと思う。

だが、約一年前だろうか。

その時と子供と違う子なのに、言動が似通いすぎている。

飴屋、お菓子屋、果物屋等の店前を過ぎた時には、止まってじっと見つめて匂いを嗅ぐ。

美味しそうなどの感想は様々だが、その時の動作が似通っている。

いきなり走り出そうとした場所も同じ。

双子が産まれてからずっと相手にしていたからだろう、違和感を覚える。

ここまで似通うだろうだろうかと。

歳の頃としては、10歳前後。

完全には無理だとしても、他人にダメと言われたら立ち止まれる年齢には見える。

自制はきくが、たまにタガが外れる、そんな年齢。

全子供がそうではないが、それを役として熟しているように見えた。


ふっと、ゴツマス妻の補足説明を受けたあとに、兄弟姉妹がいる冒険者は有利な依頼だと言った時を思い出す。

この試験を乗り越える割合として、自身が兄や姉として育った者ほど乗り越えやすく。

孤児院で育ったならそれこそ難なく乗り越える試験だと、教えてくれた。


そんな回想しつつ、特に問題なく二人を見守る。

最早、監視ではなく、見守りと構えつつあった。

そしてそろそろ自身にもあったアレが来るはずと位置調整。

すると丁度よく来た、問題発生。

んっ?

問題発生が遅くて、二人が通り過ぎたあとに来た。

後ろでバタバタと起こるケンカ。

後ろなのでスルーしつつ、水魔法で少しだけピシャリとかけると、一回落ち着いたので、監視の続き。

これは違ったのかと思っていると、また通り過ぎたあとに荷物が落ちるおばあちゃん。

さっと手助けに入り、道に転がる前に処理完了。

これも違ったのかと思っていると、通り過ぎたあとに転んだ女性。

とっさに倒れる前に手を貸し処理完了。


自身の時には、進む前方で問題が起こった。

だから、子供に一緒にお手伝いしようとやったそれらが、彼らの後方で起こっている。

あれ?

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