明日のおやつ
『お主、張り切りすぎだぞ。物事程々が大切なのだ。』
「つ、ついつい楽しくなってしまって…」
『だからと言って昼も食べずにずっと作っているとは…』
「は、はぃ…」
……そうなのです、キリの良い所迄終わり気が付いたら夕食のお時間になっていたのです…、
夢中になり過ぎてしまいましたね……、
反省ですね、
『ところであの美味そうなものを食べるのは明日なのか?』
「ふふっ、はい。明日の方が旨味も出ますしお肉も柔らかくなっている筈ですよ、楽しみにしていてくださいね、」
『うむ!
お主の方は順調のようだな。我も今人柄、人格を考えている所だ。女子とは案外難しいものだな…』
確かに人柄まで……となると難しいかも知れませんね…
「女騎士、女性の騎士さんなんてどうでしょう?
姿を似せるだけでなく、今回は初めての自分で創った人格、姿なのでしょう?
女騎士なら普段の口調が出ても堅苦しい騎士、で通せば…」
『ふむ、だが騎士が護衛任務中に無邪気に観光…とはな、』
「むぅ、確かに気ままさが無くなると観光しづらいですね…やはり侍女ですか…」
『ああ。まぁ楽しみに待っておれ。』
「わかりました、あっ名前も考えておいて下さいね、」
『うむ、そうだな。考えておこう。』
そしてそのまま お夕食を頂くために、クラルスと共に食卓へ向かいます、
今日は一日、セルスさんの姿で居るようですね。
まぁ 外と違っていつも通り話していますが…
その方が良いですしね。
お夕飯も終わり、お風呂もお借りしてさっぱりしましたね…
明日は朝から王城ですかね、クラルスを連れて。
陛下に話を通すのと、今日ウィルトス様とウェルトスさんから話を聞いてクラルスにぜひお話を聞かせてもらいたい、と陛下が仰っているそうなので…
確かにクラルスの言う嫌な気配のお話を聞いたら聞かなかったことには出来ませんし、気になりますでしょうからね。
何か簡単に作れるお菓子でも作りましょうかね、
明日王城から帰ったら食べられるように。
ウィルトス様は甘過ぎなければ、なんでも好きと仰っていましたからね、
甘すぎない……素朴な甘さ…
蒸しプリンを作りましょうかね〜
蒸しプリンならカラメルソースは調整出来ますし…
たまごと牛乳、お砂糖があれば作れますからね、
香り付けに良さそうなものはお爺さんの香辛料屋さんで入手出来ましたし…作るのが楽しみですね〜
まずは…
牛乳とお砂糖の分量を測って〜
たまごはザルでよーく切って〜
まぜまぜ〜まぜまぜ〜
しっかりと〜
まぜまぜ〜まぜまぜ〜
簡単ですね〜
浅い円柱状の器にとくとく〜
それをお鍋で蒸して行きまして〜
その間に、
ほろ苦いおソース作りですね〜
小さいお鍋にお水とお砂糖を入れて混ぜずにそのまま〜
コトコト焦げないように見張りながら〜
ぶくぶくいってもそのまま〜
きつね色になったらお鍋をくるり〜
揺するように混ぜて〜
良い色になったら一気にお湯を〜
おソース完成〜!
蒸していたプリンさん達も良さそうですね〜
冷まして…
保冷庫へ〜!
後は冷やすだけですね、
では寝ましょうかね〜




