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靴の採寸とお買い物




さて、そろそろ靴屋さんがいらっしゃる頃でしょうか?


といっても測って型をとって頂いて歩き方の癖を見て頂けば終わりなのですがね…


時間が掛かるのは試作品が出来てからなのです、


なので今日は直ぐに終わると思うので…


終わったら街へ食材を買いに参りましょう。


今日のうちから煮込んでおけば明日には美味しくいたたげますからね。


クラルス含め皆様の胃袋を掴んで見せましょう。




おや靴屋さんかいらっしゃったようですね…



あっという間に終わりましたね、


測って頂いて型をとって頂き、少し歩いてみて…


終わりました。




では早速街へお買い物へ参りましょうか。


「クラルスはどうしますか?」


『ふむ、我も行こう。』


今度は…お〜セルスさんですね!


これまた見事ですね〜、しっかりとかためられているのに硬過ぎない、絶妙な髪の毛の感じもそっくりですね。


セルスさんに今日は一日お屋敷内でのお仕事だと確認し、クラルスが姿をお借りする事を伝える、


快く了解して下さったのでそのままセルスさんの姿のクラルスと街へ…


「クラルス、途中で何か見たいものがあったり嫌な気配があったりしたら遠慮なく声を掛けて下さいね?」


『あいわかった』


「あ、それと今日はその王様の様な風格はしまって置いて、セルスさんになりきって執事さんらしい振る舞いをお願い致しますね、」


『そうだな、セルスに迷惑をかけるわけにも行かん、緊張感もあって良い錬磨になるな。ふむ、執事か…これはなかなか』


……楽しそうですね


そしてあっという間に奥様方や店主さん達のお店に……


「皆様、こんにちは」



「お!王女さんじゃねえか!」


「あら、こんにちはお嬢さん」


「こんにちは、元気そうね」


「ふぉっふぉっ、大丈夫だったかね?」


「おぅ、お嬢さん!」


「今日は執事さんも一緒かい?」


「まぁ一人で出歩くのもねぇ」



「先日はご迷惑をお掛けしてしまい…」



「いやいや、いいもん見せてもらったよ」


「ほんと、ちょうど婚約者と宰相さんが来るなんてねぇ」


「傑作だったねぇ、みんな笑いこらえるの大変だったんだから」


「まぁあの侯爵さん見たら笑えなかったけどねぇ」


「ありゃ本気の目立ったな。」


「あの後あいつどうなったんだ?」



「そう言えば…私も聞いておりませんね…


あの後宰相様が城にお連れになって…去り際に私とウィンクルム卿にお任せを、と仰っていらっしゃいましたが…


どうなったのでしょうかね…?


あれから街には…?」



「見ないなぁ」


「そうねぇ」


「そうじゃのぅ」


「今までは来るな〜来るな〜って思ってたのにねぇ」


「たしかにな!最近は気になってむしろ待ってたな!はは!」



「あの様な事は時々有るのでしょうか…?」



「いやぁ、割り込みや頭下げろなんかは時々あるけどなぁ」


「ここにわざわざ来る貴族なんて頭下げさせたり、貴族の特権?とかいう割り込みしたい奴らばかりだからねぇ」


「貴族の選民思想を実感出来る良い施設とでも思っておるのかのぉ」


「だけど妾に〜なんてのは初めてだったな」


「だねぇ、平民だったら断れなかっただろうに」



「そうですね…、ある意味私で良かったのかもしれませんね、」



「相変わらず貴族…いや、王族らしくないねぇ」


「ほんとだな、他の王族だったら下手したらあの場で打首だったんじゃ無いのか?」


「だなぁ」


「確かに平民の娘じゃ無くてよかったけどねぇ、あの不老侯爵さんには言えないねぇ」


「だよなぁ、俺もそう思うわ。あの時の侯爵さん怖すぎだったぞ…元々俺冒険者やってたからな、殺気に敏感なんだわ」


「殺気って……」


「でも王女さんだったからだと思うわよ?」



「私だから…ですか?」



「美人さんだからよ、」


「そうじゃのぅ、それは言えとるのぉ。」


「侯爵さんが羨ましいなぁ」


「お前も早く嫁さん探さないとな!」


「うるせぇ!俺は運命の人待ってんだ!」


「あんた…」


「まぁ確かにお嬢さんは別嬪さんだからねぇ」


「少し気が大きくなっとる貴族なら躊躇無しに声を掛けるじゃろう」



「そ、そうでしたか……それは何とも……」



「まぁ今回は裏目に出た様だけど本来は良い事なんだから自信持ってお嬢さん」


「そうじゃそうじゃ」


「美人は得するぞ〜!」


「そうね、美人さんで羨ましいわ〜」


「そうそう、あんなアホなお貴族様が居るからお嬢さんが迷惑被っただけだよ!気になさんな、」


「お嬢さんが美人なお陰で街の娘が被害合う前に阻止出来たんだからな!」


「阻止出来たのか……?」


「微妙だな、お嬢さん……いや、侯爵さんと宰相さんがな……」


「ま、まあ、ははは」



「………はは、えぇと、それで今日はお肉屋さんとお野菜屋さん、果物屋さん、穀物屋さん、お魚屋さん、香辛料屋さん、乾物屋さん、調味料屋さん、雑貨屋さんを探しに来たのですが……おすすめのお店を教えて頂けませんか…?」


「おう!うちは果物だな!」


「雑貨はうちがおすすめね」


「香辛料や調味料、乾物は儂のところじゃの」


「穀物は……」



と皆さんに教えて頂き…


無事に揃えたかった物全部とそれ以外にも見つけた物を沢山揃える事が出来て気分は るんるん です、


沢山買ったものはセルスさんの姿のクラルスも持つのを手伝って下さり無事お屋敷に辿り着く事が出来ました…


それにしてもセルスさんになりきっていたのか、必要な時に気を利かせてサッと現れ、それ以外は視界に入らず物音を立てず…と、執事なのか裏のお仕事の方なのか…


何とも言えない絶妙な動きを披露していましたね、


クラルスとしては大満足だったようです。



「そう言えば見たいもの等は無かったのですか?」


『あるにはあったがな、セルスの姿だったのでな。今回は遠慮した。また次回の楽しみだな!』


「ふふっ、そうですね。次は私の侍女にでもなったらどうでしょう?気ままなちょっとお転婆な侍女…と言ったような設定で…」


『ふむ、なかなかいい考えだな。自分で人柄も姿も考える、か。なかなか良いな!早速考えるとしよう。』


「それでは私は厨房の方へ行ってきますので」


『わかった。』


……心ここに在らず、ですね。


さて、私は煮込み料理を作りましょうか。


今日からコトコトじっくりと煮込めば明日の夜には味も馴染んで柔らかい絶品お肉になってるでしょうからね、


それにしても…私の前世と思われる記憶では七日程煮込むお料理もあったのですが……、この世界では煮込んだり、寝かせるのは長くて一晩のようなのです。


直ぐに悪くなってしまうそうで……残念ですね…。


なので明日の夕食のお時間に合わせて作りましょうかね、


まずはお野菜の下処理とお肉の処理、下味ですね…


さて、頑張りましょう!




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