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貴族絶対主義の貴族 侯爵、激怒




突然現れた偉そうな態度の貴族に絡まれています、


頭が高い、頭を下げろ、と。


えぇ?何を仰っているのか私には理解が出来ません。街の人が何故あなたに頭を下げなくてはならないのでしょうか?


そう考えているとその貴族の視線が私へ…


そして下品な視線で値踏みしたかと思うと


「妾にしてやる」と。


はい?


私の耳は遂におかしくなってしまったのでしょうか…?



「貴族の私が取り立ててやろうと言っているのだぞ


平民のお前に私の子を産む権利をやるのだ


ありがたく思え。」


唖然


そして絶句


私の素性を知っている奥様方やお店の方々も。


一部笑いを必死に堪えていらっしゃいますが……


堪えきれておりませんね、


変な音が漏れていますよ?


ふしゅーぷしゅー と、


素直に笑えば良いでしょうに……その方がすっきりしますよ?


……それが出来ないから堪えているのでしたね……


さて、どうしましょうか?


と、そこへ……


「フィーリア殿下、」


あの方は宰相様ですね、


ウィルトス様も一緒のようですね、


私を探していた…?何かあったのでしょうか?


「あら、宰相様ですね、昨日ぶりでしょうか?

ご機嫌いかがでしょうか?」


「殿下にこうお応えするのは失礼と承知しておりますが……最悪で御座いますね。


そして、大変遅くなりましたが昨日は御挨拶もせず誠に申し訳ありませんでした。


改めて私、リビティウム王国宰相を勤めておりますザランタ・コルティーニと申します。


僭越ながらまた後日お時間を頂ければと思います……」


「ご丁寧にありがとうございます、


また後日城の方へお伺いさせていただきますね、


詳しくはまた後程。」


「ありがとうございます…。」


「それで、私に何か御用があったのでしょうか?」


「陛下から少々……」


小声で概要だけお伝えして頂く、


要するに我が国の王太子が攫ってきたのに着の身着のまま侯爵家に預けてごめんね、


私に対してのお詫びはまた今度するけどまずは当分の生活費をと思い探していたと、ウィルトス様と一緒に。


屋敷に行ったら街に行ったと聞いてここにきた、と。なるほど。


そうしたらこの惨状?というか今の状況?


まぁ大国の王女に対して妾にしてやる、


子どもを産ませてやる、ありがたく思え


なんて例え同じ大国の王族だったとしても国王か王太子位の地位がないと言えないだろうし、そもそも言わないだろう。


それにリビティウム王国はただでさえ私に対して過失だらけなのに、更に自国の貴族がこれ以上ない失礼をしている、それも侯爵家の婚約者である。気分が最悪なのも納得ですね、


それに街中で権力、貴族であることを笠にして平民へのこの様な蛮行が起こっていること自体が国としての恥であり威厳に関わる事だろう。


そして先程から黙っているウィルトス様……


大丈夫でしょうか…?


「君が誰なのかは知らないがアウストラリス王国第二王女殿下に誰の許可を得てその様な聞くに耐えない無礼を?」


「あ、あうすと……お、おうじょでんか……?!」


「大事な国賓であり、侯爵家当主である僕の婚約者なんだけどな?


君、さっきフィーリアになんていっていたのかな?よく聞こえなかったな〜?


ねぇ、答えてよ?何をありがたく思うんだっけ?何にしてやるって?」


(侯爵激おこ)


笑顔が怖いですウィルトス様……


そういえば私、この貴族の発言に怒るのも忘れて唖然としていましたね、、、


この偉そうな態度の貴族に物申そうと思っていたのですが…


まぁ、宰相様とウィルトス様が何とかして下さるようですのでお任せしましょう。


宰相様がそのまま 偉そうな態度の貴族 (偉そうな態度()()()貴族)を連れて王城に帰るそうなので私も怒ったままのウィルトス様をお連れしてお屋敷に戻ることに……


奥様方やお店の方々にもご挨拶をしてそそくさとお屋敷へ帰りました……




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