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脇役謳歌中  作者: 百佳
21/21

平和な日常を願う

最終話です。





「---と言う事で、そのまま編入生が魔獣を倒したことにする」



 青龍に元いた空間に一旦戻ってもらい、ユイに簡単に状況を説明して、そう締めくくった。

 もちろん、怪我をしたことや危機一髪だった事は省略した。余計な心配をかけさせたくない。


「分かった」


 コクリと、ユイは頷いた。


 俺が面倒事を嫌ってるのを、ユイは知っている。もし、いとも簡単に魔獣を倒した青龍の存在が知られれば、今まで通りの日常は失われるだろう。

 魔獣を引き連れてきたあの男が使ってた「我々」と言う言葉が、その後ろにいる何かの組織の存在を示唆している。

 それに立ち向かうのは編入生の仕事な筈だ。彼らの物語は始まった。イレギュラーな存在は、いない方が良いに決まってる。


 俺はあくまで大勢いる脇役の一人として存在していれば良い。

 地面に座り、凭れ掛かってくるユイとの静かな時間を暫く享受してから、何も知らない振りをして皆と合流しよう。

 そして学院に戻り、ミリアの妄想話にうんざりしながらケートに押し付け、毎日のように部屋にやって来るユイと笑い合う。そんな日常が、出来るだけ長く続けばいい。




 木々の間から見上げた空は、何処までも青かった。






これで一応完結です。

ここまで読んで下さって、ありがとうございました!!

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