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敵の敵は味方  作者: Uranus
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6/24

前世は戦争、現世は喧嘩

 念頭に置いてほしいことがあります。厳かな討論は望んでいません。私は、作者も読者も楽しめる物を作りたいだけです。この物語は、よくある転生ものとも解釈できるし、歴史のありえないifを書いているとんでもない物語とも解釈できます。後者の解釈をした場合、細かな史実の違いをいちいち指摘するのは控えるようお願いいたします。


 『説明書には、我々は前世と似て非なる一人の人間だから、前世通りにならないことの方が多いかもしれないって書いてあるし…。』――本文より

 ルフは立て続けに絵の具をヨシへと飛ばす。ヨシはなんとか避けるも、ギリギリである。

「ヨシさん、安心して。もうすぐ絵の具が尽きるよ。」

後ろの方でチルが励ます。

「まあ、落ち着け。」

ヨシが息を荒くしてなんとか近寄る。

「うるさい!」

ルフはバケツを手に取った。筆を洗って濁った色の水を彼女にぶっかける。

「…。」

ヨシはかなりキレている。下を向いていて表情は見えないが、手を思いっきり握りしめている。


 「ねえ、君は音大を目指していたりするの?」

呑気にプリンが歩いてくる。

「お、おう。」

彼は満足げだ。

「二回落ちたでしょ?」

彼はさらに質問する。

「え?な、なぜ…?」

ルフは困惑する。

「だって、君の前世知ってるもん♪やっぱ同じじゃないけど似てるね♫」

ルフは恐ろしいものを見るような目で彼を見ている。

「だから、君がなにやらかしたか知ってる♫不名誉を避けるために頑張ったほうがいいんじゃない?」

彼は畳み掛ける。

「わ、わかったって。」

ルフは降参とばかりに両手を上げる。

「ぶっちゃけ、未来に悩んでたっしょ?うちらと戦おうよ!」

チルも誘う。

「これでチームは完成だ!!」

チルは喜んだ。つられてプリンとルフも笑った。…ヨシは笑ってなかったけど。

〜前世の相関図〜

チルはルフを批判して、バカにしまくった映画を作った。ルフ本人は二回も見たという情報も…?

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