ドタバタ茶屋
念頭に置いてほしいことがあります。厳かな討論は望んでいません。私は、作者も読者も楽しめる物を作りたいだけです。この物語は、よくある転生ものとも解釈できるし、歴史のありえないifを書いているとんでもない物語とも解釈できます。後者の解釈をした場合、細かな史実の違いをいちいち指摘するのは控えるようお願いいたします。
『説明書には、我々は前世と似て非なる一人の人間だから、前世通りにならないことの方が多いかもしれないって書いてあるし…。』――本文より
ローズという名の大男は、配布された分厚い解説書を読み込んでいた。風情を感じる茶屋で、初めての団子を頬張りながら。しかし、服装は最高にアメリカンで、全く合っていない。
「創造主!ヒデとは前世でも味方ではあったけど、ぶっちゃけ関わりが少ないから今回も味方になっていいですよね?」
リーニという名のツインテール女子は、天に向って話しかけた。
「おーけーです!」
元気よく返事が返ってきた。
「ではリーニさん、私と一緒にヒデさんのところへ行きませんか?」
ローズは話しかける。彼は前世で敵だったヒデ(今世は女の子)にアバターをプレゼントして味方にしなければならない。ヨシに比べたら大した悪いことはしていないが、人類最悪の兵器の研究にGOサインを出したのは彼だから、まあ…。科学者の進言を受け止めただけではあるけど…。
「え?ラジオがない?ええ!どうやって演説をすればいいのだ!!」
茶屋の店主とシャルという大男が奥で話している。
「ともかく、君も我々の陣営に入らないか?」
ローズはシャルを誘う。
「意外な組み合わせ、なのか?」
シャルは考え込む。
「大丈夫です!チームにトータリタリアンとリベラリストが混ざっているっていう事実が大事なので!あと私はどちらかというとローズ&ヒデが見てみたいだけなので。」
創造主は元気よく言い放つ。
「最悪の組み合わせだよ…。」
ローズは苦笑いをした。
「じゃあ僕いらなくね…?」
シャルは言ってはいけないことを口走った。
〜前世の相関図〜
ローズとヒデは敵同士。ちなみにローズ側が勝ったよ!
その後、ヒデは死刑になっちゃうんだ。




