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敵の敵は味方  作者: Uranus
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14/22

別チームで迎えるアプデ

 念頭に置いてほしいことがあります。厳かな討論は望んでいません。私は、作者も読者も楽しめる物を作りたいだけです。この物語は、よくある転生ものとも解釈できるし、歴史のありえないifを書いているとんでもない物語とも解釈できます。後者の解釈をした場合、細かな史実の違いをいちいち指摘するのは控えるようお願いいたします。


 『説明書には、我々は前世と似て非なる一人の人間だから、前世通りにならないことの方が多いかもしれないって書いてあるし…。』――本文より

 新連合軍が茶屋で創造主と話している頃、新枢軸軍はシェアハウスの共用スペースで各々のんびりしていた。誰もゲームをやろうとはしていない。なぜなら、彼らは前世の時代的にゲームに馴染みがなく、とっつきにくいからだ。

 ちなみに、呼び出された彼ら8人は創造主が用意したシェアハウスで暮らす。お金は一日で現金が1500円、ゲームの課金に使えるバーチャルコインが1000円支給される。なお、説明を受けている6人は初日に1万円をもらえている。


 ルフは何をしたらいいのかわからないので、とりあえずみんなが何をしているか見て回ることにした。


 プリンはひたすら実況のネタを考えていた。面白いものが多すぎて笑いを堪えるのが大変なので、別の人のところへ行くことにした。見ている分にはいいけど、やりたくはないなあと思いながら。


 チルはどうやら風呂に入っているようだ。パッと見リビングにいないし、さっきお風呂が湧きましたとかいうのが流れていたし。知らん人が使った風呂に入るのは嫌だなあと思いながら、風呂がある方向から視線を逸らす。


 一番安心できるルーはお助けたちの会議に出なくてはならないらしい。お助けたちはこのシェアハウスにはいない。彼らがどこに住んでいるのかは知らない。ただ、ルーはルフの部屋を使っている。もしかしたら、彼らはホテル暮らしかもしれない。


 ヨシは雑誌を読んでいた。買いたい機材やMODを見つけて、メモをしている。一番地味で目のやり場に困るので、すぐに目を逸らした。


 はて、どうしようかとまた同じように悩んでいると、急に声が聞こえた。

「革命の時間だ!伏せろ!!」

世界が赤くなっていく。言葉の通りに伏せる。刹那、強烈な白い光が世界を覆った。そして夢だったのかを疑うくらいにあっけなくいつもの世界に戻った。

「この声…。」

ヨシは心当たりがあるらしい。

「これからは創造主の出現率が大幅に減るようになったぞ!」

また声がした。

「要するにですね、この世界全体がアップデートしたんですよ。創造主は数日に一回程度しかこの世界に干渉できなくなりました。以上、アプデ担当のウラ氏ともうすぐ開店するよろずやの店長セキでした。ぜひみんな来てね。」


 「ウラとセキって絶対あいつだな。なんで声が前世とほぼ同じなんだよ…。」

ヨシがぶつぶつ呟いている。

「誰ですか?」

ルフが聞く。

「えーと、ガチで革命やってたやつと、内戦に負けたやつ、かな?」

なぜかチルが答える。あまりに雑な説明だ。


 プリンは窓から、シェアハウスから徒歩0分の茶屋であの急すぎるアプデのときに、リーニがみんなの悲鳴に混じって「インターナショナル流れてる!!音量ちっちゃ!!」とかしれっと言っていたのをかすかに聞き取ったが、インターナショナルがどういった曲なのかわからないので触れないでおいた。

〜前世の相関図〜

めんどくさくなってきたのですごく適当にいきます。ウラはヨシの上司です。異論は認めます。そもそも異論がうまれることなのかさえ知りませんが。

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