↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/16

夜だ!私の時間だ!!

洞窟の浄化を終えると、外は夜だった。

夜は日光に焼かれないから私の時間。

外へと飛び出し、モンスターと戦ってみる事にした。


「神聖魔法があんまり効果ないのは残念だけど、かなり強くなったと思うんだよね〜」


――――――――――――――――

名 広田未来

種族 ゴースト

レベル21


HP 100/100

MP ∞


筋力 0

防御 41(物理無効)

魔力 344

防魔 95

素早さ 72


スキル

『魔力無限』『自由自在』『浮遊Lv1』『霊体攻撃Lv1』『炎魔法Lv2』『神聖魔法Lv1』『防御魔法Lv1』『生命力吸収Lv1』『魔力制御Lv1』『思考加速Lv2』『情報精霊Lv1』

スキルポイント8


称号

『転生者』『同族殺し』『アンデッドハンター』『格上殺し』『解放者』

――――――――――――――――


以前と比べて随分伸びたステータス。

特に、魔力の伸びが凄まじい。

ほぼ350と、次に高い防魔の数字にトリプルスコアをつけるくらいだ。

なんでこんなに強いかと言うと…多分、私が魔法攻撃しかしないからだろう。


「攻撃に使うステータスは伸びやすい、みたいなのがあるのかな?ミシャ教えて」


《はい。ステータスは使用頻度の高いステータスほど伸びます。物理攻撃を多く使用する戦士職は筋力のステータスが顕著に高く、魔法攻撃を多く使用する魔法職は魔力のステータスが顕著に高くなる傾向にあります。また、両方の攻撃を使用する場合はほぼ同じか、使用頻度の高い方のステータスがわずかに高くなります》


「なるほど。……じゃあ、防御・防魔のステータスは?」


《はい。防御・防魔のステータスは、攻撃を受ける機会が多いと成長が早まります。また、筋力のステータスが高いと防御のステータスが、魔力のステータスが高いと防魔のステータスが高くなります》


「なるほど…ステータスはある程度連動してるんだね?じゃあ素早さは?」


《素早さのステータスは本来筋力のステータスに連動しますが、あなたの場合はスキル『浮遊』のスキルレベルと、魔力のステータスに連動します》


「そういう仕組みなんだね?じゃあ、『浮遊』のスキルレベルが上がったら、素早さのステータスも化けるかも?」


ステータスの仕組みや作用は大体わかった。

今の私の課題は……おそらく『浮遊』のスキルレベルだろう。

どうしてか言うと、私があまりにも打たれ弱すぎるから。

特に物理攻撃に対しては貧弱極まる。


防御のステータスは筋力のステータスと連動してるけど、私に肉体は無いから筋力もクソもない。

だから物理攻撃を受けるか、レベルアップ以外で防御のステータスを上げようがなく、努力で何とかするのが難しい。

防魔のステータスはマシだけど……私が思うに、私のHPってそんなに高くないと思う。だってゴーストだし。

まあそんな訳で、耐久面の問題は解決が楽じゃない。

そこで私は思い出しました。


―――当たらなければどうという事はない、と!


「『浮遊』のスキルレベル……まあ、飛び回ってればそのうち上がるよね」


どんなに強い攻撃も、結局当たらなきゃ意味がない。

その厄介さは洞窟の主との戦いでよくわかったし、逆に言えば私も攻撃が当たらなければ怖くはない。

だから、今私があげるべきステータスは素早さ。

当たったときの事は考えない。

そのスタンスで行こうと思う。


さて、それはそうと外のモンスターだけど……


「真っ暗すぎてなんにも見えないね…」


外に出れば、月明かりで洞窟よりはマシだろうと思ってた。

けど、夜の森と言うのは月明かりすら差し込んでこなくて、マジで真っ暗。

洞窟の中とそう変わらないし、木々や植物が鬱蒼と生えている分、視界が悪くて洞窟よりもモンスターを探すのが難しい。


「スキルポイントは貯めておきたいところだけど……暗視とかのスキルが無いと無理だね、これ」


今後のことや、ミシャの強化を考えるとあまりスキルポイントは使いたくない。

けど…私の活動時間である夜間にモンスターを見つけられないのは致命的だ。

今後の活動のため、索敵に使えるスキルを取った方がいいだろう。


「ミシャ。何かモンスターを探すのにいいスキルは無い?」


《はい。おすすめはスキル『生命感知』、もしくはスキル『魔力感知』です。スキル『生命感知』は周囲の生命力を感知し、スキル『魔力感知』は周囲の魔力を感知します》


「ふぅ~ん?どっちの方が大切?」


《スキル『生命感知』は生命力を感知するため、アンデッドやゴーレムなどの非生物系のモンスターを感知できないという弱点があります。ですが、アンデッドなどを主な標的としなければ問題はありません。スキル『魔力感知』は魔力を感知するため、アンデッドやゴーレムなども感知可能です。また、相手の魔法使用を早い段階から察知することもできるため、有用度では『魔力感知』が上です》


なるほどなるほど……

ここまで話を聞く限り、取るなら『魔力感知』だね。

使い勝手の良さとか、あとは相手が魔法を使おうとするのを早くに察知できるのは強い。

…今まで魔法を使ってくるモンスター見たことないけどね。


まあやっぱり、取るなら『魔力感知』だろう。

でも、一応悪い面も聞いておこうか。

いい面しか聞いてないし。


「ちなみに、『魔力感知』の弱点は?」


《スキル『魔力感知』は魔力を感知する特性上、魔力を隠されると相手を察知できなくなります。魔力を隠すスキルは多数存在するため、過信は禁物です。逆にスキル『生命感知』に対抗できるスキルは少なく、両方持つことでお互いの弱点を補強することが可能です》


魔力感知は躱しやすいのか…

わざわざ“多数存在する”なんて言うあたり、そこらのモンスターも意外と持ってるのかもね?

というか、そうじゃないと生存に不利なのかも

『魔力感知』を持ってる相手でも狩れる奴・狩られない奴が生き残る、みたいな。


「世の中弱肉強食だね……ってなると、やっぱり両方取るべきか。はぁ、スキルポイントを貯めるって楽じゃないなぁ」


早くミシャのレベルを上げたいのに、現実は厳しい。

ミシャのレベルを上げればこの先凄く活躍してくれることは間違いないし、私の生存率にもかかわってくるだろう。

でも、その前に目先の危機回避のために取らなきゃいけないスキルが沢山。

わかってはいたことだけど、スキルポイントを貯めるのは楽じゃない。


「ミシャ。両方のスキルを取って」


《はい。スキル『生命感知Lv1』『魔力感知Lv1』を取得します。残りのスキルポイントは4です》


ついに4まで減ってしまった私のスキルポイント。

でも、この先何とか生き残って地道にレベルを上げれば、いつかはミシャのレベルを上げられるはず。

そう信じて、私は新しいスキルを二つ取得した。

面白いと思った方は★★★★★とブックマークで応援していただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。