↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影狼ノ忍  作者: 次男坊
第2章「北東村・異変編」
PR
46/179

第46話「迫る敵」

神社の裏手。


石門の前で、蓮司、凛、レイの三人は森を警戒していた。


「……近づいてくる」


レイが二本の短刀を抜く。


蓮司も刀を構えた。


「何人いる?」


「六人」


凛が印を結ぶ。


「敵?」


「間違いない」


次の瞬間、木々の間から六人の忍びが飛び出した。


「来るぞ!」


蓮司が迎え撃つ。


ガキィン!


刀と苦無がぶつかる。


凛も後方から術を放つ。


「水遁・水弾!」


水の弾丸が敵の動きを止める。


「今!」


レイが一気に距離を詰める。


二本の短刀が閃き、敵を次々と後退させる。


「強い……!」


凛が驚く。


「まだ本気じゃない」


レイは冷静に答える。


だが、敵の一人が石門へ向かって走り出した。


「しまった!」


蓮司が追う。


「蒼真の試練を邪魔させるか!」


敵が石門へ手を伸ばす。


その瞬間――


ビュオッ!


石門の周囲から強烈な風が吹き荒れた。


「ぐあっ!」


敵が吹き飛ばされる。


蓮司が目を見開く。


「門そのものが守ってるのか……?」


レイが頷く。


「試練を受けている者以外は、通さない仕組みらしい」


敵の一人が舌打ちする。


「なら、奴が戻ってくる前に殺せ!」


六人が一斉に三人へ襲いかかる。


「来い!」


蓮司が刀を握り直す。


その頃――


風の道を進む蒼真は、巨大な石碑の前に立っていた。


『最後の試練を始める』


蒼真は刀を構える。


「何が来ても、乗り越えてみせる」


石碑の奥から、巨大な風の渦が現れた。


蒼真は目を細める。


「……これが最後か」


そして、風の渦の中から――


蒼真と瓜二つの姿が現れた。


第46話・完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。