↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影狼ノ忍  作者: 次男坊
第1章「忍びの里編」
PR
2/176

第2話「初任務」

翌朝。


蒼真が修練場で木刀を振っていると、黒影衆の忍びがやってきた。


「霧島蒼真、黒羽様がお呼びだ」


「俺が?」


「本部へ来い」


蒼真は木刀を置き、本部へ向かった。


部屋に入ると、影宗が待っていた。


「来たか」


「何の用でしょうか?」


影宗は一枚の巻物を蒼真に渡した。


「お前に任務を与える」


蒼真は巻物を開く。


「任務……?」


「北にある砦への潜入だ。敵軍の動きを探ってこい」


蒼真の表情が引き締まる。


「俺の初任務ですか?」


「ああ。だが、無理に戦う必要はない。情報を持ち帰ることが最優先だ」


「分かりました」


「明朝、神谷蓮司たちと出発しろ」


「はい!」


蒼真は深く頭を下げた。


本部を出ると、廊下で蓮司と鉢合わせする。


「蒼真、呼ばれてたみたいだけど、何だった?」


「明日、初任務だ」


「やっぱり!」


蓮司が嬉しそうに笑う。


「俺も一緒だ」


「頼りにしてるぞ」


「任せろ。まあ、蒼真が足を引っ張らなければだけどな」


「お前こそな」


二人は笑った。


その日の夜。


蒼真は刀の手入れをしながら、明日の任務について考えていた。


修行ではない。


明日は、本当の忍びとして初めて戦場に立つ。


「……絶対に失敗しない」


蒼真は刀を鞘に収めた。


そして翌朝。


蒼真と蓮司を含む五人の忍びが、北の砦へ向けて里を出発した。


蒼真の初任務が始まった。


第2話・完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。