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44.噴水前の決戦2

噴水の前。


朝の公園。


噴水の水しぶきが朝日に照らされ、細かな光の粒となって舞っていた。


その中心で――

四人の戦いが続いていた。


魔法少女ピンクフリル。

メイド怪人メイディア。

バニー怪人ラビーナ。

ヴェルヴェット将軍。


そしてその周囲を取り囲む――

ヌギーの群れ。


黒い戦闘員たちが円を描くようにこはるを囲んでいる。


「はぁっ!」


こはるはステッキを振った。


魔法弾。


光が一直線に走る。


ドォン!


ヌギーが二体まとめて吹き飛ぶ。


しかし――


すぐに別のヌギーが前へ出てくる。


数が多い。


みうが楽しそうに跳んだ。


「そらっ!」


長い脚のハイキック。


風を切る軌道。


こはるはギリギリで回避する。


その隙に――


めいが滑るように距離を詰めた。


白いメイド服のスカートが翻る。


「甘いです」


蹴り。


火花。


こはるがステッキで受け止める。


「くっ……!」


その横からヌギーが襲いかかる。


数が多い。


明らかに押されている。


その時だった。


少し離れたベンチの横。


りりが小さく息を吐いた。


「のんびり見てられないわね」


りりはこはるを見る。


まだ戦っている。


でも――


このままでは危ない。


りりはステッキを握った。


小さく息を吸う。


そして静かに言った。


「へんしん」


次の瞬間。


白い光がふわりと広がった。


柔らかな魔力の粒子。


光がりりの体を包み込む。


服が光の中へ溶けていく。


くるり。


体が回転する。


そして――


おしりが丸見えになる。


光の中に浮かび上がるヒップライン。


丸く整った形。


引き締まった曲線。


腰からヒップへ流れるラインが、白い光に縁取られてはっきり浮かび上がる。


くるっ。


もう一度回転。


やっぱりおしり。


逆光の中でヒップの丸みがシルエットになり、きゅっと持ち上がった形が強調される。


健康的で綺麗なライン。


光の粒子が背中から腰へ流れ、

ヒップの曲線をなぞるように輝いた。


次の瞬間。


胸元へ光が集まる。


ふわりとした丸み。


Bカップの柔らかな膨らみ。


白い布が形を作る。


フリル付きトップ。

胸元のリボン。


くびれた腰。


そして――


腰の下。


ヒップのすぐ上で。


ふわりと白いミニスカートが形成される。


短い。


かなり短い。


そのせいで――


後ろから見るとヒップの丸みがほとんど隠れない。


くるり。


最後の回転。


スカートがふわりと広がる。


丸いヒップラインがくっきり浮かび上がる。


太ももには白いガーター。


脚を包む白いブーツ。


そして――


背中。


光の粒子が集まり。


大きな羽が広がる。


白い翼。


天使のようなシルエット。


光が静かに消える。


そこに立っていたのは――


白い魔法少女。


ホワイトフリル。


りりは軽く回る。


スカートが揺れ、

ヒップラインがまた一瞬強調される。


少し照れながら名乗った。


「魔法少女」


「ホワイトフリル」


そして一歩前へ。


「さてと」


「行きますか」


りりが地面を蹴る。


ヌギーに突撃。


蹴り。


一体吹き飛ぶ。


こはるが目を見開く。


「りり!」


しかし――


敵は多い。


めいが静かに笑う。


「白い子も可愛いですね」


みうがニヤニヤする。


「ほんと」


「バランスいい体してるじゃない」


その時。


低い声が響いた。


ヴェルヴェット将軍。


黒いボンテージ衣装。


Gカップの胸。


「あなたもいいわ」


「そのしなやかな体」


「私のコレクションに加えてあげる」


そして――


ヴェルヴェット将軍がゆっくりと一歩前へ出た。


黒いボンテージ衣装。


マントが風で揺れる。


そしてGカップの胸。


ヴェルヴェットはホワイトフリルになったりりをじっと見つめる。


そして口元を緩めた。


「白い子も可愛いですね」


少し楽しそうに続ける。


「ほんと」


「バランスいい体してるじゃない」


視線がゆっくりと体をなぞる。


肩。

腰。

そして胸。


「そのしなやかな肢体」


「そして控えめなお胸」


「いいわね」


「あなたもコレクションに加えてあげる」


りりが眉をひそめる。


「遠慮しとく」


ヴェルヴェットが指を軽く振る。


その瞬間。


黒い魔力が弾けた。


シュンッ!


衝撃波。


地面が削れる。


こはるとりりが同時に飛び退いた。


ヴェルヴェットが微笑む。


「さて」


「少し遊びましょうか」


完全に押され始めた。


その時――


低い声が響いた。


「私の理想のお尻に手を出されるのは」


「感心しませんね」


全員が振り向く。


そこに立っていたのは――


黒い燕尾服の紳士。


シルクハット。


背筋の伸びた姿勢。


静かな佇まい。


紳士は帽子を取った。


「大丈夫ですか?」


「ピンクフリル様」


「お連れのお嬢様」


こはる

「……誰?」


紳士は優雅に一礼する。


「理想のお尻を守る紳士」


「少々お手伝いを」


そして腕を広げた。


「では」


「参ります」


紳士が叫ぶ。


「キャストオフ!」


次の瞬間。


燕尾服が弾け飛んだ。


布が光となって舞う。


くるり。


体が回転する。


そして――


おしりが丸見えになる。


引き締まったヒップライン。


鍛えられた筋肉。


光が背中から腰へ流れる。


くるっ。


もう一度回転。


やっぱりおしり。


光が筋肉のラインをなぞる。


腰。

背中。

肩。


そして衣装が形成される。


黒いレースのブラジャー。


胸にぴったりと張り付く布。


腰には黒いショーツ。


細いリボン。


脚には――


黒いストッキング。


太ももを包むシースルーの光沢。


そしてハイヒールブーツ。


光が消える。


そこに立っていたのは――


筋肉質な身体。


女性用下着とストッキングを身に纏った男。


仮面。


黒いマスクが顔を覆う。


紳士はポーズを取った。


腰に手を当て、

ヒップラインを強調する立ち姿。


「理想のお尻を守る紳士」


「変身紳士」


「変態紳士さん!」


そしてピンクフリルの横に立つ。


ピンクフリル。

ホワイトフリル。

変身紳士。


その向こうには――


メイディア。

ラビーナ。

ヴェルヴェット将軍。


噴水の水しぶきが舞う。


朝日が戦場を照らす。


今――


三対三の戦いが

始まろうとしていた。

 

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