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13話 侵入

あれ、前もサブタイ侵入だったよな…

ま、まさかのネタ切れ!?

…行き止まり?


「グギッ!グギギ!」


いや、声が聞こえる

なら上か!

見上げるとそこには武器を構えた大量のゴブリンがいた


まさか、バレていた?

いや、違う。籠を背負っているゴブリンが後ろにいる


食糧確保に運悪く出くわしたか!クソ!なんでこんな時間に!


いや、そんなことを考えている余裕はない


俺はすぐさまヘンゴを抱えて正面の壁に駆け寄り、壁に立てかけるような形で杖から作り出した樹の壁をおく


すると、ちょうど真上から矢が飛んできて樹壁に突き刺さった


「ヘンゴ、無事か!」

「無傷だ!おい、レン。こっからどうするんだ!」


ゴブリン達の位置はここからほぼ90°だったよな…


ドス、ドスと矢が樹壁に刺さる

ヘンゴを2発くらいで殺せるかな?くらいのたいした威力もない矢だからこれだけで押し切られることはない

火を使われたら危ないが、賢いやつらだ。煙を危険視して使うことはないだろう。万が一使われてもそれを逆手にとって壁を投げ込んで逃げれば案外なんとかなりそうだ

魔法や魔術が使えるならとっくに使ってるだろうし、まあおそらくはやつらは上から飛び降りてきて近接での戦いを強いるはず


そういえば一瞬しか周りを見ていないが周りにハシゴなどはなかった

ということは上に置いてあるのが自然な考え…。使うとしたら飛び降りて俺らを始末してからハシゴを下ろすはず

ならやつらのハシゴを使って上に行くのは厳しいか

樹木魔術で俺一人が上がるのがせいぜい、一人で奇襲をかけるのも限界があるな


なら近接担当のゴブリン達が飛び降りて来てから弓兵だけを奇襲するか?

いや、そうするとヘンゴが下で一人で戦うことになる

食糧確保の護衛としているんだ。おそらくゴブリンソルジャーだろう近接担当との戦いじゃヘンゴはボッコボコにされるだけ

切り札をここで使うと依頼の達成は厳しいし…


「おい、レン」

「なんだ」

「お前の力でどうにかなりそうか?」

「いや、厳しいな」

「仕方ない…よな。

あぁ、その、だな…俺、隠してたけど、使えるスキルが棍棒術と火魔法以外にもあるんだ」


ここで言うってことは役に立つんだろうな


「なんだ、言ってみろ。この状況じゃどんなものでも使わないとお前は生き残れないぞ」


やけにヘンゴの顔色が悪いが何か酷いスキルだったりするんだろうか


「てめえだけは生き残れると、ハハッ、たいした自信だ…

あの、な…

俺実は…咆哮のスキルが使えるんだ」



「っ!…分かった、ランクは?」

「…Gだ」

「うん、分かった

…よし、

とりあえず作戦は立った。従えるか?」

「大丈夫だ」

「いざというときの切り札もあるから大豚に乗った気持ちでいろ」

「てめえ失礼にもほどがあるぞ。今ここで死ぬか?…てか、切り札があるなら言わなくても良かったんじゃ…?」


そう言いつつも多少顔色が戻っているのを見て安心した

多分、こいつの心配は受け入れてもらえるかどうかだったんだろう

その代わり、俺の余りにも非常識な冗談でヘンゴの俺を見る目が更にいけないものを見る目になった気がする


「よし、じゃあまずは…」


それでもヘンゴはきちんと俺の作戦を聞いた

どうしてもヘンゴ側が距離をとろうとしてしまう雰囲気もあったが、俺の変わらぬ態度を見てとうとう気にしないことに決めたようだ


そう、正解だよ、その対応。俺はモラルも常識もねえ狂った道化師、そんなの気にできるほどまともじゃない


引け目を感じるなよ、お前は悪く無いんだから






咆哮のスキル。それは魔物の血を継いだものしか取得できないスキル

大半はオークのレイプによって産まれてくる子供が持つスキル

一話ごとの話の進みが遅くて申し訳ないです

このままだと2章の長さが相対的にえげつないほど長くなってしまう…どうしよ

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