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12話 侵入

話の進みが遅くて申し訳ないです

ゲ・ゴンは天才である

低脳ばかりのゴブリンであるが、彼だけは違う

人間ですら大多数ができない四則演算を拾った本のみから学び習得した

巣の警戒に音のでる石を取り入れた

身体を1段階上の強者のものへと変質させる薬を作った

恐ろしいほどに優秀な自分に恐怖するほどの思考の数々

しかしながら、彼の部族での地位は高くはなかった

それどころか、彼の有用な研究や道具は取り上げられる始末だ


彼の体は貧弱だった

もとが劣等種であるゴブリンのなかでも更に劣っていた

低脳なゴブリンどもは頭ではなく体で指導者を決める

だからこそ、どれだけ優秀であっても指導者にはなれなかった


しかし、今は違う


種族の長となったミィ・タ・シズェオは彼を遥かに超える天才で、ゲ族の長を遥かに超える強さを持つ戦士だった

そして、彼はゴブリンの古い考えに囚われなかった


自分は今はまだ、基地を見張るだけのただの監視員でしかない

しかし、種族長は自分の優秀さに気づき始めている

自分がこの部族の、いや、ゴブリンという種の指導者的立場に立つのは時間の問題だ


この作戦にて、自分は戦果を上げるだろう

そうしたら、今まで散々馬鹿にしてきたあいつらの目の前で部族長から直々に褒美を貰えるだろうか

唯一私を友と認めてくれていた、彼から


新しく生まれた種族長による変化、それによる華々しい自身の未来を想像して彼はほくそ笑んだ



そして、いつかきっと、私のせいで変わってしまった古い友を救い出すんだ


空虚な笑みを変えず、小さく、そう呟いた





後ろから血に濡れた棍棒が迫っているとも知らずに




*





「レン、とりあえずこれで全部か?」

「ああ、終わりだ。わりいな、全部任せて」


隠れて入口を見張っていたと思われるゴブリンは全部ヘンゴに撲殺してもらった

鉄級だと侮っていたが、なかなかどうして彼は強かった。というか破壊力があった

B,Cランクには遠く及ばないがそれでもGランクスキルとは思えない破壊力だった

あ、ヘンゴ君はGランクの棍棒術スキルを持っていらっしゃるよ


で、ヘンゴに暗殺を全部任せたのは単に嫌な予感がしたからだ

ヘンゴは割と体力お化けらしいからまあ念の為と彼にお願いした


まあ、なんにも起きなかったから木の精だったんだよ多分

あ、今の気のせいと俺の種族かけてるギャグだよ。笑って?今後も使ってくからさ、多分


…残るゴブリンは物見櫓にいるアイツだけか

「じゃあ、見張り台にいるアイツは任せますよ、道化師さん」

「お任せあれ」


久しぶりの殺しだ。あんまり理性飛ばすようなことはもう無いとは思うけど、あんまり興奮しないようにしなきゃな


物見櫓までは多少距離があるから、なんかいい感じの遠距離攻撃、かつ道化師の補正かかりそうな攻撃を考えよう


うん、決まった

右手の指に杖を引っ掛けてクルクルと回す

そしてヘンゴにわからないようにちょっとずつ杖を空洞にしていき、両方の穴を閉じたパイプ状にする


そして中に15秒後に少し膨らむ硬めの種を忍ばせる

次いで玉を飛ばすための下準備

最後にゴブリンに意識を向けて着弾位置を計算


よし、片側に穴を開け貫通させてクルクルを止め…


あっ




スポッ



…スタッ

「グギッ!?」







チッ…パンッッ


「グゴォ!!…ォォ」











「…………んんっ!どうよ、俺の芸は」


「…お前、結構運良いんだな」


「ちげえし、実力だし」


「はいはい、さあ洞窟ん中行くぞ」


「クソ、絶対にいつかすんげえ絶技まみれのショーを見せてくれやがりますよ」


「はいはい、道化師ならもっと文法のちゃんとした言葉使いな」


慣れてなかった、てか道化師2日目だから仕方ない

そう自分を慰めて洞窟の中へ入った





目の前は行き止まりだった


解説のタイミングを失っていたのに気がついたので今更ながらスキルのランクの強さのイメージの解説です

凄い大雑把だし、今後変更があるかもです


a神

bやべえ

c人類最高峰

dもし自分が持ってたら一生の誇り

e師範代

f上級者

gよさげ

hまあまあ

i使えはする

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