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9話 一日の終わり

akeome

追記・みんな待望のヘンゴのデレを追加

「お姉さん、職業の変更をお願いするよ」


ギルドの受付で深海魚みたいなババアに伝える

正直、隣の美人さんにお願いしたかったがこっちのが空いてたので仕方がない


「あいよ…兄ちゃん、ここ初めてだろ?ついでに承認しとくかい?」


未だに承認がなんなのか詳しくわかってないけど、まあやっといた方がいいか


「頼むよ」


ゲームのキャラクリでとりあえず全部最大にしといたみたいな顔のババアがミシンのようなものを裏からとってきた


(タグ)を渡しな」


多分、この銅板だよな

「お姉さん、これ」


シワの深さが10センチはありそうなババアに銅板を渡す


「…58イェン」

「はいよ」

ババアはガタガタと銅板をミシンのような何かに挟む


「職業はなんにするんだい?」

「道化師で頼むよ」

「あんたそのなりで元は道化師じゃなかったのかい…

まあ、それはそれで適任さね」


ダン、ダン、と音をならしてなにかを動かす

しばらくして動きが止まった


「あいよ、これでいいかい」

「うん、十分だよ、お姉さん」


汚いババアから銅板を受け取る

手垢ついてないかな…


「…おい、あんた。よくもまあバリエーション豊かに罵ってくれたねぇ」

「??、なんのことでしょう?」

「あんた、読心スキルって知ってるかい?」

俺はその場から逃げ出した




*




「おい、ヘンゴ。これからどうするよ」

「…お前と一緒に依頼受けることって、できるか?」


かなり不安そうにヘンゴが聞いてくる

え、聞くの今更?


「できるに決まってるだろ。じゃなかったらなんで今日ずっと一緒に行動したよ」

「そうか…ありがとよ」

どこか噛みしめるようにヘンゴが呟く

「でもまあ、もう遅いし今日は休んで明日依頼に行こうぜ」

「じゃあ明日俺が宿に迎えにいってやっから

そういや、お前の宿はどこだ?」

「とってない」

「え…

あ、いや、お前今日来たんだっけな。なら、家に来るか?」

「お?いいのか?ならありがたく行かせてもらうぜ」

「よし、ならこっちに来い」

尻を軽く抑えながらヘンゴについていった




そして俺はヘンゴに連れられスラム街へと足を踏み入れた


とても家と呼べるものでは無かったが、ベッドらしきものはとても暖かった

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