7話 装備決定
気がついたら前の投稿からこんなに日が…
「何やってんだ馬鹿…」
ヘンゴが俺を見て呆然としるっぽい。
目がないから見えないから推測だけど。
「お客…さん…?」
おう、どうした店員。
あれ?言えない?
おかしいな、声帯は完全に無事なのに。やっぱり声を出すのに口は大切なのかな。
まあいいや。さっさと再生しよう。再生の仕方は大雑把にしなきゃだけど…
ぐじゃぐじゃになっている顔面から蔦のようなものを練り上げて、口を作っていく。体自体には魔力の通りが悪いからなぁ。凄い勢いで魔力が減っていく。仕方がないけど。
…よし、完成。
「な、取れただろ?」
「!!?」
あいつらめっちゃびっくらこいてやんの。
「という訳で、店員、仮面も用意して。」
次は目を再生しながら告げる。
「わ………わかりやした…」
俺は、仮面を付け直しながら店員を見送った。
*
お前あれどうやってんだという質問は全て「道化師だから」の一言で片付けた。どうやら再生はかなり高位の技らしい。
想像の中の道化師の師匠がどんどんと化け物と化していく。
仕方ないよね。
とりあえず、装備は揃った。
体にぴっちりくっつくのは苦手だから、ゆとりのある服にしてもらった。赤と白のツートンカラーの燕尾服に似た服だ。どうやらこれが一般的な道化師の服らしい。
白タイツとふんわりした服を想像してたからちょっと意外。
でも道化師は転移者が広めたらしいし、流石にダサいと思ったのかな?
後は武器である。
見た目だけの杖をここで買ってちゃんとしたのは武器屋で買うべきかここで全部揃えるべきか、迷っていた。
だがこの店で見つけてしまった。マナツリーの杖を。
使うしかないよね!俺の種族だもんね!今日から君はファッションでも戦闘でもレギュラーだ!
というわけで購入。
「ありがとうございやしたぁ…」
呆けたような店員に見送られ店を後にした




