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2話 愛のこもった贈り物

飽きて書くのをやめたと思ったか?残念だったな!

さて、袋の中身をチェックしますかねー。


ガサゴソと手で探る。

ん?何か固めの物が入ってる?金だけじゃ無いのか?

疑問に思いつつ開けるとそこには


「仮面か」


そう、仮面だ。顔全体を覆うタイプの仮面だ。

かなり綺麗な白色をしている。

装飾も見事で、黒い線で何かしらの文様が書かれているのだが、その文様自体も見ているだけで吸い込まれそうな美しさがある。



これは…顔を隠せってことか?

確かに、今の顔は物騒なこの世界でもなかなかお目にかかれない程酷い。


なら、顔を隠すのは当然かな。


顔に近づけてみると、スっと顔に張り付いた。


「うおっ」


つい、変な声を出してしまった。顔から外そうとしてみても、ぴったり張り付いていてなかなか取れない。


これは…いいな。

間違って取れるような事が無いってことだろ?顔は基本見せたくない俺にとっちゃピッタリだ。どうしても取れないってことは無さそうだし。


しかも息苦しさも少ないし、何故か視界も良好だ。




よし、なら他のも見ていくか。

次は、何か金属版っぽいものだな。銅板だろうか?


表面になにか掘られてる。一応文字は勉強しているから何とか読めそうだ。


えっと、ぼ、冒険……する者…の………板?


俗に言う冒険者カードってやつか?多分、そうだな。

こいつをギルドに持って行くと色々出来るはず。

前授業でそう聞いた…気がする。




よし、なら次だ。

中からもう1つ袋が出てくる。中身は金っぽい。数えてみたら3000エンあった。

ちなみに1エンは日本で言うとこの100円だ。過去の勇者が金という制度をを円という単位を含めて広めたらしい。しかし、1エンの価値が1円だと通貨を作ってる暇と資産が無いということで、こんなややこしいことになってしまったらしい。


まあ、とりあえず日本円で言うとこの30万円貰えた。どこぞの薬草1個程度の金しか貰えない勇者よりは大分マシな金額だった。


これで生活しろ、てことか。


後は…なんだこれ?

透明なプラスチックみたいな棒が入っている。

見た目は強いて言うなら注射器に似ているかな。


ん?紙が張り付いているな。

ペリペリっと剥がして読んでみる。


ふむふむ、なるほどねー。これ、かなり重要な物じゃないか。こんな適当に袋に入れちゃだめでしょ。


最後に、手紙が出てきた。と言っても、ただの紙切れで、貴族が使うようなものでもないのだが。

そして内容は…ふむふむ、ふむふむふむふむふむふむ。

何となく今後の行動の指示が書かれているのは理解した。したが、細かい所が全く分からん。これは本格的に文字を覚えなきゃか。


まあ、いい。出発だ。

出していたものを全て袋に入れ、やっぱり思い直して注射器は懐にしまい、顔に仮面が、ポケットにエビがあるのを確認し、俺は王城を出た。


あ、やば肌の色変えてねえじゃん地元の方にめっちゃ怪訝な顔されたんだけど。いそいで肌色にしとこ

これ以上伏線増やしてどうすんだよ、私

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