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エピローグ

「アレヌ様、報告は以上でございます。」

一人の男が頭を下げた。本来ならそのまま頭をあげるはずだが、未だにあげようとしない。何故ならば…


「ふざけるなぁっ!」


部屋の主人が激怒しているからだ。


「も、申し訳ありません!」

「いや…、謝らなくてよい。今のはやり場のない怒りを口にしただけだ。」


アレヌ・ノーロレル第二王女は才色兼備の賢人として有名であり、さらに非常に温厚で優しいと評判である。しかし、ここでは非常に激怒していた。

男を退室させた後、アレヌは愚痴をこぼし始める。


「くそ、いちいち迷惑な奴め。

何故BランクスキルでA級の魔物2体に勝てるんだ…!?

おまけにまた気が狂っただと?一体どうしろと言うのだ!

拘束したとしてもどうせいつか解かれる!勇者を使えば暴れ出しても抑え込めるが我が国の被害が大きくなりすぎるし、殺せば勇者からの反感が出過ぎる!八方塞がりじゃないか!失敗作の癖に!」


そしてアレヌがもう一つ懸念している事はレンが解放されればまず間違いなく真っ先に自分を殺しに来るだろうという事だ。


「思わぬハプニングで死んでしまった、という事には…

「出来ないだろうな。ハプニングなんて起こしても奴なら乗り越えるさ。それこそ勇者の力を使って全力で殺しに行かなければ。そしてそれに立候補するものもいないし募る気もない。なりそこないとはいえ、奴は英雄だからな」


「あの、ウルン様の精神魔術でもう一度精神を安定させるのはどうでしょうか?」

王女の近衛騎士が聞く。アレヌはこういった事ではどんな立場の者でも積極的に発言するように言っていた。


「いや、奴の狂気が大きすぎ、もう前のように狂気を魔術で抑え込む事は難しいそうだ。おそらくと前置きはされたが、抑え込んでいたのが爆発したため狂気がありえないほど大きくなった状態らしい。おまけに魔法を行なっている間は暴れるからな。もう奴を抑え込むのは無理だろう。」


さらに言うとウルンも狂人の類のためあまり二人を会わせたく無いとアレヌは考えていた。


そこで別の騎士が口を開く。


「あの、アレヌ様、レンは身体の再生ができると聞いていますが…

「その通りだ。練度は低いがな。」

「それならば、キメリー様の恒常的な呪いをかければよろしいのでは?」

「恒常的な呪い?」

「はい、おとぎ話である魔王を封印するときに使われていた方法なのですが、

例えば、肉体を崩壊させ続ける呪いを治し続けれるギリギリの速度で崩壊するようにしてレンにかければ、彼もそれに力を注いで他に手は回らなくなるために危険性が低下するのでは?

と考えたのですが…いかがでしょう?」


アレヌは俯いて考え込む。


「……素晴らしい!それならいけるぞ!それなら狂気があってもいける…いや、むしろ狂気は共存できるようにすれば…冒険者なら一人はいるくらいの狂人レベルにまで戻せるか?ならば麻痺薬で…………」


やがてぶつぶつと喋っていたアレヌは顔を上げた


「よし、いけるぞ。そこの騎士、よくやった!」

「ありがたき幸せ。」





「彼には、冒険者として動いてもらおう!」




こうしてレンは自由になった。



少しだけ。

戦闘で何があったのかはかなり後に解説が入ると思いますが、別に重要なことではないので、とりあえず今日は本気出した練はかなり強い(最強じゃない)とだけ覚えて帰って下さい。


これで第1章は終わりです。

まあこれもプロローグの1部みたいな物ですが。

次の章からはついにフリーになったレンの物語が始まります。

が、作者が構想をしっかり練っていないので、更新がまばらになります。すみません。それでも最後までは続けます。これは意地です。



ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。

頼む、この作品を評価しないと…妹が……妹の命が…!というような方以外はブクマ、ポイント評価等は必要ありません。こんな作品にするくらいならもっと才能のある方に入れてあげて下さい。

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