↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死界のネクロマンサー  作者: のんびり小僧
第2章「死者と生者の旅立ち」
PR
25/54

第25話「新たな仲間」

町へ戻ったレオたちは、冒険者ギルドで次の依頼を探していた。


「遺跡の調査も終わったし、次はどこへ行こうかな」


掲示板を眺めていると、隣から声が聞こえた。


「お前、レオだろ?」


「え?」


振り向く。


そこには、一人の青年が立っていた。


腰には一本の剣。


「俺はカイ」


「どうして俺の名前を?」


「昨日の護衛依頼の話を聞いた。魔物を倒したネクロマンサーがいるってな」


レオは少し警戒する。


「……それで?」


カイはガイアと守護者を見る。


「面白そうだと思った」


「何が?」


「お前の旅に、俺も連れていってくれ」


「え?」


レオは驚いた。


「なんで?」


「理由は二つある」


カイは剣に手を添えた。


「一つは、お前が普通のネクロマンサーじゃないからだ」


そして、真剣な顔になる。


「もう一つは、俺にも探している奴がいる」


「探している奴?」


「ああ」


カイは少しだけ視線を落とした。


「数年前、俺の故郷を襲った魔物がいる。その魔物を追ってる」


レオは黙って聞く。


「だから、強くならなきゃいけない」


カイはレオを見る。


「お前と一緒なら、あいつに近づける気がする」


「……」


レオはガイアを見る。


『決めるのはお前だ』


守護者も黙ってカイを見ている。


「カイ」


「何だ?」


「一緒に来るなら、一つだけ約束して」


「何だ?」


「仲間を見捨てないこと」


カイは迷わず答えた。


「分かった」


レオは笑う。


「じゃあ、一緒に行こう」


カイも笑った。


「よろしくな、レオ」


「うん。よろしく」


こうして、レオの旅に新たな人間が加わった。


その直後――


ギルドの入口から、慌てた声が響いた。


「大変だ!」


一人の冒険者が駆け込んでくる。


「街の外で魔物が出た!」


ギルド内が騒がしくなる。


受付の女性が尋ねる。


「どんな魔物ですか?」


「分からない! ただ……」


冒険者の顔が青ざめる。


「黒い紋章があった」


レオとガイアの表情が変わる。


「……また、あの紋章」


カイもレオを見る。


「知ってるのか?」


「ああ」


レオは立ち上がった。


「行こう」


「俺も行く」


カイが剣を抜く。


ガイアも拳を構え、守護者は大剣を握る。


新たな仲間を迎えた直後。


レオたちは再び、謎の紋章に関わる戦いへ向かうことになった。


――第25話・完――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。