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本番

おっさんに薬を渡したあと、負傷者やリタイア者を置いて僕らは本隊への合流を目指した。

もう、帰りたかったけれど、モテる・名誉の為には引き下がるわけにはいかない。

そして、2回目の野営が決まった。

昨日も野営だったんだけどな。どうやら、あと3日かかるらしい。

支給されたテントを張っていると、

突然「きゃああああああああああああ」

という声が響いた。

僕は、隣の人の顔を見た。すごい驚いてたよ。僕もおんなじ顔をしてるのかもしれない。

しかし!ここで僕はやらないといけないことがある!

「みんな、僕は!か弱い女子を助けに向かわねばならない!故に行ってくる!」

みんな、やばいやつを見るような目で見てきたが、こう言ってきた。

「一旦、落ち着け。ここら辺は女スパイが現れる事で有名だし、第一にこんな時間にここに人は来ないぞ」

僕は、正論が嫌いだ。僕がするのはいいが、人が使うのは嫌いだ。


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