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重力のウリエル

邪馬台国の各地にて白夜軍四天王の三人と戦う葵達


玲、源治がガブリエルを


ジュン、茜がラファエルを倒すなか


そして残った葵と吹音はというと


葵「うぅん… 」


葵が目を覚ますと


一刀「おはよう葵 」


葵「えっ!?一刀!?/// 」


何故か目の前に一刀が現れた!


葵「何で一刀がここに!? 」


一刀「そんなことより残念だな 」


葵「えっ? 」


一刀「せっかく葵が寝ている間にキスでもしようと思ったのに♪ 」


と一刀が葵に言った直後


ボッカァーーンッ!!


葵の顔が一瞬で茹で蛸のように赤くなった。


葵「あ…あんたねぇ、こ…こんな時にキスだなんて何考えてるのよ!?/// 」


興奮しまくる葵


一刀「なら仕方がない。おはようのキスでもするかな 」


スッ…


葵「えっ!?/// 」


葵の唇に口を近づける一刀


葵「(久し振りに一刀とキスができる!?それも今度は口と口で!?///) 」


以前葵は一刀とキスをしたことがある(無印二十四話参照)


その時は葵が不意打ち的な感じで一刀の頬に食らわしたのだった。


ん〜っ…


そして葵と一刀の唇が当たりそうになったその時!


一刀「あ…葵ちゃん、やめてください!? 」


葵「えっ!? 」


この言葉で葵が目を覚ますと


パッ!


何と!?一刀の姿が吹音に変わり、葵と吹音の唇が当たりそうになっていた。


葵「うわっ!?吹音、あんた何してるのよ!? 」


バッ!


慌てて吹音から離れる葵


吹音「それはこちらの台詞ですよ。なかなか葵ちゃんの目が覚めないので顔を近づけたらいきなり唇を奪おうとするだなんて!? 」


全ては寝ぼけた葵の責任であった。


月光「もう少しで吹音の唇が奪われそうだったわね!? 」


あられ『でもまさか葵に同性の気があるだなんて!? 』


葵「違うわよ!! 」


からかわれているとはいえ自身の相棒にまで驚かされる葵


葵「それにしてもここは何処なのよ? 」


吹音「わかりません。私も少し前に目覚めたばかりでして 」


二人が話をしていると


?『ここはお前達の処刑場だ! 』


大きな扉から声が聞こえ


ギギギッ…


扉が少しずつ開くと


バァンッ!!


鋼の体を持つ白夜軍四天王の一人、ウリエルが現れたのだった!


ウリエル「あぁ神よ、我と出会ったことで死ぬ運命となった愚かな者達をお許しください 」


葵「ふざけるんじゃないわよ! 」


吹音「返り討ちにしてあげます! 」


スッ!


二人がウリエルに対して構えたその時!


ウリエル「うっぷ!?おえーっ!? 」


いきなりウリエルは吐いてしまった。


ウリエル「我としたことがあの化物(卑弥呼)を思い出して吐くだなんて、あぁ神よ、戦いを前にして吐いてしまう我をお許しください!? 」


葵「何なのよ一体!? 」


呆れる葵に対して


吹音「大丈夫ですか!? 」


葵「ちょっと!? 」


たとえ敵だとしても苦しんでいる人を放っておけず介抱する吹音であった。


ウリエル「元気になったところでお前達の罪を調べる! 」


葵「罪ですって!? 」


吹音「私達は悪いことなんてしてません! 」


と言う二人だが


バサッ!!


ウリエルは一冊の本を取り出すと


ウリエル「この書はクライムダイアリーといって人の罪を自動的に記載されるものである!これによると… 」


パララッ!!


ウリエルは書を開くと


ウリエル「氷堂葵!お前は厨房に置いてしまった料理をうっかり呂布が食べてしまい腹痛を起こさせた罪!風切吹音!お前は警邏の途中でうっかり暴走してしまい、町を破壊した罪である!よって二人共、死刑である! 」


吹音「何故そのことを!? 」


葵「っていうか、あんた!そんな罪で死刑だなんておかしいでしょうが!! 」


ウリエル「うるさい! 」


シュシュッ!!


ウリエルは印を結ぶと


ウリエル「天忍法・グラビトン!! 」


ズシンッ!!


葵「なっ!? 」


吹音「きゃっ!? 」


葵と吹音に強烈な重力が襲いかかった!


普通の人間なら潰されているレベルだが二人は耐えていたのだ。


吹音「この人、重力を操る使い手のようですね!? 」


葵「そのようだけど、そんなの関係ない! 」


バッ!


葵は重力から脱出すると


シュシュッ!!


葵「氷遁・氷分身の術! 」


バババッ!!


葵は分身の術を繰り出した!


ウリエル「数を増やしたところで無駄なこと!全部倒せばそれでよし! 」


シュシュッ!!


ウリエル「天忍法・グラビティー! 」


ブブォンッ!!


葵達『きゃっ!? 』


ウリエルは先程の重力波より範囲が広い攻撃を繰り出した!


分身で増やした葵達を一気に倒す策なのだろうが


それはダメなことである。


何故ならば…


ボンッ!!


攻撃を食らった分身の葵達は


ヒュヒュンッ!!


氷の破片となってウリエルに襲いかかってきたからだ!


ブススッ!!


葵「どう!全弾命中よ! 」


氷の破片は全てウリエルに命中したのだが


ウリエル「効かぬっ!! 」


バンッ!!


葵「えっ!? 」


ウリエルにはまったくダメージを与えられなかった!


ウリエル「白夜軍四天王一の防御力を持つこの『重力のウリエル』にこのような攻撃なんぞ蚊に刺される方がまだ痛いわ! 」


葵「何でなのよ!! 」


防いだならまだしも、食らいながらノーダメージなことに驚く葵


するとその後ろから


吹音(裏)「どきな葵! 」


シュバッ!!


鉄扇を手にして変化した吹音が現れると


シュシュッ!!


吹音(裏)「風遁・旋風斬! 」


ブォンッ!!


ズッバァーンッ!!


吹音(裏)「これならどうだよ!! 」


吹音(裏)はウリエルに風の刃による一撃を食らわせた!


だが


ウリエル「そんな攻撃なんぞ我には通じぬ! 」


吹音(裏)「なにぃっ!? 」


またしてもウリエルにダメージを与えることができなかった。


ウリエル「今度はこちらから攻めさせてもらうぞ! 」


シュシュッ!!


ウリエルは印を結び


バッ!


葵と吹音に手を向けると


ブォンッ!!


葵「えっ!? 」


吹音(裏)「何だよこりゃ? 」


葵の左足、吹音の右腕を小さな黒の球体が包み込むと


ウリエル「天忍法・グラビニウム! 」


ぐぐっ!!


ウリエルが二人に向けていた手を握った瞬間!


ボキボキンッ!!


葵「うわっ!? 」


吹音(裏)「ぎゃあっ!? 」


二人の体の一部を包んでいた黒の球体から強烈な重力が発生し骨を折ってしまった!


吹音「うぅっ!? 」


パッ!


腕の骨を折られ、鉄扇が持てなくなり元に戻る吹音


ウリエル「この天忍法は範囲は狭いが確実に相手の骨を折る威力はある!それにしても貴様らは弱すぎる! 」


ズシンッ!!


葵「がっ!? 」


吹音「くっ!? 」


再び二人にグラビトンを食らわせるウリエル


万全の状態なら耐えていたのだが今の二人は負傷しているため耐えきれなかった。


ウリエル「これが新星の実力か?なら他の奴らも四天王に殺られているに違いないな。しかし新星とは弱い奴ばかりのようだな、我らが捕らえた北郷一刀とて我にかかれば赤子以下の実力に違いない 」


葵「なんですって!! 」


一刀をバカにされ、立ち上がろうとする葵


ウリエル「まだ耐えきれるか、ならば更に力を上げるのみだ! 」


ズッシーーンッ!!


葵「きゃあっ!? 」


先程よりも強烈な重力が二人を襲う!!


ウリエル「あぁ神よ、この弱き者達をいたぶる我を許したまえ!そして強き我と出会ってしまったこいつらを許したまえ! 」


葵「こ…この… 」


このままウリエルに何のダメージを与えられずにいるのはかなり悔しかった。


するとその時!


吹音「・・・ 」


葵「吹音? 」


さっきから黙っている吹音がおかしいと感じた葵が吹音を見てみると


吹音「フーフーッ… 」


何やら吹音の様子がおかしいことに気づく葵であった。


オリキャラ紹介


ウリエル


白夜軍四天王の一人で『重力』の異名を持つ大男。体がとても固くあらゆる攻撃を防ぐ。時々神に祈りを捧げているが実は神様を信じないタイプである。

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