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吹音、最大の怒り!

邪馬台国にたどり着いた新星達だが白夜の術によってそれぞろがバラバラにされてしまう


そして葵と吹音が白夜軍四天王の一人・ウリエルに苦戦するなか


吹音「フーフーッ… 」


何やら吹音の様子がおかしくなるのであった。


一方その頃


幽州の城


白蓮「はぁ〜… 」


窓から外を見ながらため息を吐く吹音の主君である白蓮


桃香「白蓮ちゃん、ため息なんか吐いちゃってどうしたの? 」


白蓮「桃香か、いやなに、ちょっと吹音のことが気になってな 」


桃香「心配しなくたって大丈夫だよ。吹音ちゃんって忍の中じゃ一刀さんの次に強いんでしょ 」


新星ナンバー1の一刀の次に強いのは


新星ナンバー2の吹音とされている。


白蓮「確かに吹音は強いさ、けど別にその事を心配してるんじゃない 」


桃香「じゃあ何を心配してるの? 」


桃香が更に白蓮に聞いてみると


白蓮「吹音ったら自分の悪口は何度聞いても耐えてるけど北郷に対しての悪口を一言でも聞くと大変なことになるからな!? 」


実は数週間前、幽州にてこんなことが起きたのだ!


幽州の城・風呂場


チャプンッ!


吹音「いいお湯加減ですね白蓮様♪ 」


白蓮「あぁ、疲れがよくとれるよ 」


吹音と白蓮が風呂に入っていると


ざわざわっ!!


何やら風呂場の壁の隙間がざわついていた。


吹音「(また兵士達が覗きをしていますね!)すみません白蓮様、兵士達には私の方からきつく言っておきますから 」


気配を察知した吹音は兵士達の仕業と知り、白蓮に伝えるが


白蓮「私は別に構わないさ(どうせ連中の目的は私じゃなくて吹音だしな) 」


白蓮の言うように兵士達は白蓮の並乳はスルーし


吹音の巨乳を見ようと必死であった。


するとその直後であった。


兵士A「なぁ、そういえば風切将軍が好意を抱いている北郷一刀って奴はどんな男なんだろうな? 」


兵士B「風切将軍はそいつに救われたとか言ってるがどうせ風切将軍のあの巨乳を揉むために近づいたに違いない!スケベな野郎だよ 」


どうどうと覗きをしている兵士達に言われたくない


そして兵士達の一刀に対する悪口が


ぴくんっ!!


白蓮「どうした吹音? 」


吹音の耳に入った瞬間


吹音「フーフーッ!! 」


白蓮「へっ? 」


急に吹音が唸りだした直後!


バッコォーーンッ!!


兵士達『へっ!? 』


風呂場の壁が破壊されると


スッ!


そこにバスタオルを巻いた吹音が現れた。


しかも鉄扇を持ってないのに何だか怖い感じである。


兵士達『あ…あの風切将軍!?これはその…すぐに報告したいことがありまして!? 』


兵士達は覗きをしたことに吹音が怒っていると思って言い訳しながら謝るが


吹音「んなことどうでもいいんです!! 」


バンッ!!


吹音は兵士達に向かって叫ぶと


吹音「一刀さんを侮辱したお前達の罪は死に値します!!♯ 」


ドガバキンッ!!☆ミ


兵士達『ぎゃーっ!? 』


この後、吹音は白蓮に押さえつけられ覗きをした兵士達は吹音によって死ななかったものの、半殺しの重傷を負わされ


これ以降、兵士達は吹音の付近で一刀をバカにすることはなくなったという。


白蓮「てなことがあったんだよ。吹音は自分がバカにされても構わないが北郷をバカにすると鉄扇持ってる時よりも怖いからな 」


桃香「ふぅん 」


意外な吹音の一面を知る桃香


これは昔、幼い吹音が一刀に助けられ恩義を感じているからであった。


すると


白蓮「しかもその際、吹音を止めようとした私も外に投げ出されたんだ。タオルすら巻いてない裸でな!!でも兵士達は全裸の私よりバスタオル巻いた吹音に注目していたんだ… 」


がっくり…


桃香「白蓮ちゃん!? 」


自身に色気がないことは自覚しているがそれでも全裸の自分よりバスタオルを巻いた吹音に兵士達が注目していたことにショックを受ける白蓮であった。


そして一方


スッ!


ウリエル「何かな? 」


立ち上がった吹音はウリエルの前に立つと


ビシッ!!


吹音はウリエルを指さし


吹音「一刀さんをバカにしたあなたの罪は死に値します! 」


吹音はウリエルに宣言するが


ウリエル「何を言うか!バカな奴をバカにすることのどこが悪い!我を殺せるものなら殺してみるがよい! 」


ウリエルが吹音に向かって言うと


吹音「警告はしました! 」


シュシュッ!!


吹音は印を結び


吹音「風遁・死神の風! 」


ある術を発動させた!


すると


月光「やばい!?吹音ったらあいつを確実に殺す気のようね!? 」


吹音の相棒である猫又の月光は吹音の繰り出す術を察知すると


月光「葵、あられ!死にたくなかったら呼吸を五分間止めなさい! 」


葵「えっ!? 」


大抵の忍は五分くらいなら呼吸を止めることが可能なのだが葵は何故そうしなければならないのかわからなかった。


あられ『葵、とにかく言う通りにしよう! 』


葵「わかったわよ! 」


んっ!!


そして葵とあられは呼吸を止めるのだが


スッ!


吹音は呼吸を止めているものの、ウリエルの前から去らずに立っているだけであった。


ウリエル「何を考えているかは知らぬが、我の前にただ立つだけだなんて愚かな行為だと知るがよい! 」


ドカァッ!!


ウリエルは立っている吹音を殴った!


だが


吹音「・・・ 」


スッ!


吹音はそのまますぐに立ち上がったのだった。


ウリエル「ほぅ、また我に殴られるのがわかっていながら去らずに立ち上がるだなんてな! 」


ドカカカッ!!


ウリエルは殴られてもすぐに起き上がる吹音をサンドバッグのようにいたぶっていく!


葵「(吹音ったら何で逃げたり反撃しないのよ!?) 」


スッ…


吹音を加勢しようと向かう葵だが


サッ!


月光「(今は動いちゃダメよ!) 」


月光に止められたのだった。


何で月光が止めるのかわからない葵であったが


ウリエル「天忍法・グラビトン! 」


ズシンッ!!


次々と繰り出されるウリエルの攻撃によってボロボロにされる吹音


ウリエル「あぁ神よ、愚かな選択をしたこの女を殺す我をお許しください! 」


ブォンッ…


そしてウリエルが吹音にとどめを刺そうと拳を繰り出したその時!


カチッ!


吹音が術を発動させてから五分が経過すると


吹音「ウノ! 」


シュッ!


吹音は口を開き、手を振った!


その直後!


ズバァンッ!!


ウリエル「ぎゃーっ!? 」


突然吹音に繰り出そうとしていたウリエルの拳が切り落とされたのだった。


月光「二人共、もう喋っていいわよ 」


葵「ぷはっ!?一体何が起こったの!? 」


呼吸ができた瞬間、何が起こっているのか?を浮かべる葵


ウリエル「な…何故だ!?何故鋼の体を持つ我の体が切り落とされるのだ!? 」


ウリエルが腕を押さえながら不思議に思っていると


吹音「確かにあなたの体は頑丈です。でも外側から傷つけられないのなら内側から傷つけるだけです! 」


つまり吹音は外側からでは頑丈すぎて傷つけられないウリエルを内側から傷つけたのだが一体何をしたのかというと


月光「死神の風は辺りの空気に気を流して空気の刃を作り出す術、だからうっかり仲間ですらも傷つけてしまうため禁術に認定されてるけどね 」


吹音は辺りの空気に気を流し刃と化した後


何も知らずに呼吸しまくったウリエルはその空気を吸い込んでしまい


後は五分経てば空気の刃がウリエルの全身に行き渡るのだった。


そして空気の刃は吹音の言葉により発動する


すると


吹音「ドス!トゥレス! 」


ススッ!!


ズバァンッ!!


ズバァンッ!!


ウリエル「ぎゃーっ!? 」


次々と吹音はウリエルの手足を切り落としていき


残るは右足、胴体、頭だけとなってしまった。


ちなみに吹音が言っているのはスペインの数え方であり、日本語で1、2、3と言っているのであった。


吹音「クアト… 」


そして吹音がウリエルにとどめを刺そうとしたその時!


ウリエル「ま…待ってくれ!?お前も本当は殺しなんてしたくないんだろ!?謝るから我を許し… 」


命乞いをするウリエルだが


吹音「一刀さんをバカにしたお前を許すわけねぇだろが!!クアトゥロ!!♯ 」


スッ!


吹音は手を振ると


ズバァーンッ!!


ウリエルの首が切り落とされたのだった。


葵「ふ…吹音!? 」


あまりの豹変ぶりに驚く葵だが


よろりっ!


葵「おっと!? 」


葵は倒れる吹音を支えると


吹音「すみません葵ちゃん、さすがに疲れたので少し休ませてください 」


スゥスゥッ…


葵の腕の中で眠る吹音


死神の風は発動条件として相手の前に立ってなくてはならないため先に吹音がダウンしてしまうと無効となってしまうのだった。


葵「まったく無茶ばかりしちゃって 」


スッ!


葵は吹音を背中に背負うと


葵「ゆっくり寝てなさい。あたしがあんたを一刀の元に連れていってあげるから 」


葵は吹音を背負って先を進むのであった。


さてその頃


白夜「もうそろそろ時間のようですね。ミカエル、儀式を始めるから北郷に孫権を連れてくるよう命じなさい 」


ミカエル「はっ、白夜様! 」


新星達が白夜軍四天王に苦戦している間にとうとう儀式が開始されようとしていた!


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