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僕は死ぬのが怖い

お久しぶりです生きてます。



子供の頃、僕は眠るのが怖かった。

眠っている間に、そのまま死んでしまうのではないかと思っていたからだ。


僕は、死ぬのが怖い。

死んで、僕の意識が消えてしまうことが怖い。


この恐怖も、死ねば消えてしまうのだろう。

――それが、何より恐ろしい。


百年も経てば、僕が生きていたことを覚えている人は、きっといない。


多くの人は、時間とともに忘れ去られていく。

今この瞬間にも、どこかでまた一人、記憶から消えていく。


それが、どうしようもなく悲しかった。


もし願いが叶うのなら――

誰かに、僕のことを覚えていてほしい。

何百年、何千年先までも。


ーーー


目を覚ますと、僕は見知らぬ場所にいた。


目の前には、図書館のように巨大な本棚が広がっている。


最初は空だったはずの棚に、

一冊、また一冊と本が現れ、埋まっていく。


色も大きさもさまざまで、同じものは一つとしてない。


――まるで、それぞれが別々の人生を持っているかのようだ。


現実離れした光景なのに、不思議と驚きはなかった。

むしろ、静かな興味に惹かれていた。


僕は手を伸ばし、黒くて薄い一冊の本を手に取った。


表紙には、何も書かれていない。


そっと開いた、その瞬間――

その本の持ち主の記憶が、僕の中に流れ込んできた。

基本1話完結で進めていきたいと思っています。

更新は不定期です。

アイディアが生まれたら投稿します。

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